将来はカナダに永住しようという僕の夢は、
嫁の「ていうか無理」の一言で夢と化した。
結婚は我慢することだと思うが、
正確に言えば、決してそうではないとも思っている。
嫁のパンツは外に干 ....
まず初めに、このサイトの管理人さん、いつも互いに励ましあって
詩作をしている方々に感謝いたします。
今日でこのサイトに登録してから1年になる。
365日前は詩というものは何一つとして書くこと ....
2007-03-17
今日は南千住タワービルで生コン打ち
ポンプ屋、土工、監督、電気屋、おれ、鉄筋屋、大工、鳶
知らない人たちがひとつのことの為に協力しあったり感情を発揮してるのみて何 ....
南から暖かい風が吹く
北欧のラベルがついたブルーベリージャムの瓶
中身は残り少ない
ジャムは雲のパンにつけて食べた
洗ったシーツがもう乾いている
危険です
右斜め前方から中学生らしき人たちが三人接近中です
ポストの中に珍しい爆弾が仕掛けられているので危険です
でもそれは本当はポストではなく冷蔵庫なので危険です
危険です 危険です
両開 ....
もう一緒にグラウンドを駆け回ることができない友達について、S君は作文を書いた。その作文を読みながら泣いた。その声を聞きながら、僕も泣いた。
とてもかなわない し、かける言葉もない。
春は ....
理由なんてどこにもない
夜中に目を覚ます
何をするわけでもなく
何がしたいわけでもない
とりあえず暗がりの中で
タバコに火をつける
カチッというライターをつける音が
何度もなく繰り返して ....
Push)
うどんの替え玉はありかどうか ―――。
バイト君がうどんの替え玉のリスクについて、横の女友達(若しくは彼女)に力説していたから、
「おまえの説明、論理的じゃないから今すぐこの地下 ....
メロンパンナは今、名古屋に出張に出かけていないんだ。
ジャムおじさんがそう言うので仕方なくアンパンマンに水をかけ、力が出ない状態にしてモフモフ食べた。
///
ジャムは世界を救う。
街 ....
思ったよりも上出来だナァ
うな垂れながら 重すぎる先端の一片一片を揺らす
マダ冷たい北風を
日陰に入ってしまえばマダ見ることのできない色ももうちょっと
もうちょっとと枝を渡 ....
えりを正してももう遅い
真剣なそぶりをしていても
見える
ぶさいくな音符が、
そこらここらに転がっていて、
貴方の本心が腐っているのが判る
場違いな(ピ ....
つい最近まで
小さくうなだれていたのに
海の地平線までしっかりと
見つめるようになった君の瞳
明日かもしれない切なさを
胸の奥で感じながらも
瞳の眩しさは
陽を浴びて光り輝く海原のよ ....
僕の大好きな貴女は
「もう泣くのは嫌なの金輪際」
という気の強そうな発言を
電話の向こうで言う
でも
目にごみが入ったら涙が出るだろうよ
悲しい映画を見ると泣き出すのはいつものことだし
....
もしも ぼくらに子供ができたら
なんて名前をつけよう?
おとこのこだったら おんなのこだったら
もしも ぼくらに子供ができたら
宝ヶ池の こどものらくえんに行こう
BALの地下に行こう
....
水道の水を掴むと児は必死
バレンタイン 「感謝」の文字のチョコレート
(食べるのが勿体なくて賞味期限〔三ヶ月〕迄飾る)
木の実降る子供のように拾いけり
(植 ....
こんな生活、
いつまで続くんだろう。
と あなたは言うが、
続けているのも、
こんな生活を作ってきたのも、
あなたなんだから、
あなたがなんとかしなさい。
そして、
また、あなたは、
....
風が好い匂いね。
春に成るから?
春に成るから。
此の季節、好きよ。
素敵。
夏は宵闇。
お盆はお祭りに行きましょう?
紅い金魚を掬ってあげるよ。
狐の御面を被って、こんこ ....
妥協とダチョウって似てると思わない?
…え?そんな事ないって?
…じゃあ別にどうでもいいや
本当は色々書きたかったけど
面倒臭いからここでおしまい
曖昧さの重要性を再認識したので、
その曖昧さを定性的に捉え、
体系化し、
ついでに定量化してみたらスタートに戻った。
そんな思考の繰り返しに{ルビ辟易=へきえき}したので、
その辟易感を ....
あの若者は
なんであんなに
頭を下げるんだろう
野球好きならやればいいじゃないか
お金がなくて好きな事を諦める人はたくさんいる
野球ファンだけ汚れがないなんて変だ
全国民に頭を下げ ....
詩を書こうと思って
パソコンに向かってみたものの
書けない夜は
やっぱり書けないのだ
よく考えたら
夕食を食べていなかったことに気づき
そしたら
おなかが減っていることに気づいてしま ....
ぼくはひっそりと生まれ、この世を去った。
長い間、暗闇を歩き、しばらくの間、眠っていた。
ばくはだまってその場を去った。
誰の目にも触れることなく、消えていった。
....
卒業式 が来る
卒業式が 来る
卒業式が来たらいやでも離れ離れ
4年前は何も知らない関係だったのに 今離れることがこんなにも痛い
痛い 失恋より痛い 痛い
明日引越しの友達をアパート ....
音もたてずに
せっせせっせと降る雪は
障子にカサカサとあたっては散る
世界が埋もれてしまうほど
積もった雪は
薄桃色の明かりを放って
夜半には
ぴたりとやんだ
あんまり積もった ....
毎年
君は生まれ変わってゆく
つまり
こんにちは
か
ばいばい
だ
桜咲くな
まだ散るな
{引用=fromAB}
冷たい部屋の中で
褪せたざぶとんに丸まり
もうひとつの世界へアクセスする
しけった煎餅とぬるい紅茶だけが
私の体温を上げてくれる
此処は
何でもあるし何にも無い
どこかの ....
朝-
電車に乗るときの
皆のあの私座りたい俺も座りたいというオーラがいやで
先に乗り込んでも窓際とかに立ってしまう
ヨーイドンとか言ってないのに競争しだすのがいやだ
ルールが明文化されて誰か ....
見知らぬ空を仰いで
温もりを感じる日々
ときおり舞い降りる
透き通った言葉を
奥深い森の落ち葉で包んで
肉体のない愛情を知る
交じり合うことのなかった
細い光の線が
一瞬の ....
明日死んでも良い生き方を
私はしたいと思う
そこでふと考えた
今、私は死ねるだろうか…
ダメダメダメダメ
最低限の事さえも
私はまだやっていない
この次回復することができたら
....
やぶってなどいない
ねじ曲げただけだ
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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
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