窓に付いた
紙のきれはし
水のように光り
兆のように消えてゆく
浸透 ....
柱 文字 からだ
数千年の空の筒
蜘蛛の巣の雨
冷たい青
はらいのけては肌に ....
かぎ裂きの浜辺を
ひとり遅れて
虹は歩いた
問いには応えず
奏でる指から ....
少し曲がってしまった空間の
端から端を銀河と呼んでみて
言葉を彩る意味でも掲げれば
誰の一 ....
その湿原の中に、彼の祖母が眠る家はあった。湿原には現在、百四十七年に一度の雨季が訪れており、雨水が ....
おじいちゃん!
んあー
おじいちゃん
何?何か飲みたいの?
喉が渇くの?
おじいちゃん、何 ....
星の形なんて何型かほんとうのところ 手のひらかざして 模れない
五感が星の刺客たちを招いたんだ 悪 ....
病みてなお
ひとり暮らしの
自由を愛す
130711
微振動と微笑みながらも
注意深く
....
*
潮の香が
心地よくいざなう午後は
大抵の白い壁に
透明のバス停が浮き上がっていて
そこ ....
....
すぐにあしたになってしまう今日 は黒くて、生えている星はぬるい。あしたになったら手に入らない、そ ....
コーヒーをひと口飲むと
下腹部に非常に強い便意が襲ってきた
そう言えば今日は朝方から
何と ....
....
照り返す四十五度の善意が怖い
黒髪にじょうずに女を縁取らせ
嘘つきとぬるい背中と一人きり
午前四時薄紅をひく窓ガラス
竜の背にしがみつい ....
擦り切れて、にじんでいる
わたしの履歴書
おまけにもう、くしゃくしゃだ
久しぶりに自分の履 ....
どうか
ワタシを
忘れないで下さい
ワタシの
形と色
においを
忘れないで下さい
いき ....
なつだから
かぜやみずがぬるくて
わたしもぬるい陽炎になる。
髪の毛がもつれ
からだとか ....
あと少し
この真ん中をくり抜いてでもすがりたいと思った接地面
ただ視覚だけの存在になろうとも見て ....
アキレス腱を断裂してもう走れなくなって
陸上部をやめて俺たちのサークルに来た後輩がいた
短距離走 ....
feel feel feel feel feel AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
....
ぽつり
あなたのまえにいたひとが
いつのまにかあなたのよこにいて
とうと ....
あなたはあなたのとっておきの古ぼけたカメラを手に取り、
にやにやしながらその背中を開けて一本の ....
朝霧が幻想的な雰囲気をもたらすこの森で私はあなたと会おう。
この森の閑寂さをもって、心を平静に ....
日差しの強すぎる午後、私は貴方を想う。
道端に投影される光線に強い生命力を感じて。
貴方のそ ....
夕焼けに染まる枯野や六地蔵
ザリガニとミーナとミナは別人よ
ザリガニは失踪中のダンナです
斬られるのが下手
河童が眠いほんのり赤い春がくる
月明かりを笑って返す
パチンと弾けとんだ
洗濯バサミ
ひらいて、はさむ
どんなに風の強い日だって
あなたがいいとい ....
旨そうな匂いさせて
たっぷり食わせておいて
後でバッタリ
倒れているところを
ティッシュで遺 ....
ぼく生まれたい
ぼくの中の小さなぼく
はやく生まれたい
さがしても
どこにいるのか
た ....
一日におくれで降りそそいでくる
あなたの会話がばらばらになって
わたしはつめたくそれでいて
....
夕暮れどきの町なみは
どこかゆるんでいて
おだやかな顔ばかりが
すれちがってゆく
街 ....
一日の始まりに洗濯をする
きのうの下着やタオルを
まっさらに ....
私から切り離された言葉を
書き留めて意味のあるのは君だけど
私には意味がない
伝えるために ....
八月の太陽は僕らの上に張り付いてる薄っぺらな色彩を全て弾き飛ばしてしまうだろう
この部屋に閉じこも ....
銀のブレスレットは誰かがくれたものではなかった
それは私が私自身のためにたてた誓いのブレスレット ....
2013年7月11日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
わかれ まばたき
木立 悟
自由詩
3
13-7-11 23:32
ノート(砂とささやき)
〃
自由詩
6
13-7-11 23:29
ノート(虹)
〃
自由詩
5
13-7-11 23:28
パンダは関係なしに笹食うし
ブルース瀬戸...
自由詩
11*
13-7-11 23:20
失われた花々に対する二、三の刑罰
青土よし
散文(批評...
1
13-7-11 22:47
ファイナルファンタ爺
花形新次
自由詩
1
13-7-11 22:10
星斬侍
朝焼彩茜色
自由詩
5*
13-7-11 22:03
半病みの床より
めれんげ
川柳
2*
13-7-11 21:51
滑らかな試金石
あおば
自由詩
21*
13-7-11 21:28
海まで遠く離れている
佐東
自由詩
7*
13-7-11 21:27
神様は信じない事にしてる
TAT
短歌
0
13-7-11 20:59
さよならのこと
はるな
自由詩
4
13-7-11 20:57
奈落へ
壮佑
自由詩
16*
13-7-11 20:27
犬も少年も
TAT
自由詩
1*
13-7-11 20:25
四十五度
はるな
川柳
1
13-7-11 20:20
あじさいの枯れてるところで逢引
〃
川柳
2
13-7-11 20:14
履歴書(言い訳のかたまり)
めれんげ
自由詩
4*
13-7-11 19:33
忘れな糞
花形新次
自由詩
0*
13-7-11 18:58
匂やかに
凍湖(とおこ...
自由詩
1
13-7-11 18:15
ドーナツの消失点
カマキリ
自由詩
3
13-7-11 18:13
アキレス最低の戦い
和田カマリ
自由詩
4*
13-7-11 17:48
JUST・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・LAST
朝焼彩茜色
自由詩
3*
13-7-11 15:37
ぽつり
田園
自由詩
3*
13-7-11 14:57
朝方の嫉妬
ヒヤシンス
自由詩
7*
13-7-11 14:29
森の精霊
〃
自由詩
4*
13-7-11 14:17
限りなき夏
〃
自由詩
6*
13-7-11 14:16
夕焼けに染まる枯野や六地蔵
北大路京介
俳句
3*
13-7-11 9:37
ザリガニとミーナとミナは別人よ
〃
俳句
1
13-7-11 9:35
ザリガニは失踪中のダンナです
〃
俳句
4
13-7-11 9:35
斬られるのが下手
〃
自由詩
8
13-7-11 9:34
河童が眠いほんのり赤い春がくる
〃
自由詩
2
13-7-11 9:34
月明かりを笑って返す
〃
自由詩
4
13-7-11 9:33
プラスチック哀歌
そらの珊瑚
自由詩
23*
13-7-11 9:22
ゴキブリ
花形新次
自由詩
3
13-7-11 7:23
ぼく生まれたい
yo-yo
自由詩
7
13-7-11 7:11
蝶々 餓死
はるな
自由詩
3
13-7-11 6:18
虫
沢村 俊輔
自由詩
6
13-7-11 4:03
きゅうりと光化学スモッグ注意報
石田とわ
自由詩
12*
13-7-11 2:41
伝える力
佐藤伊織
自由詩
3
13-7-11 1:22
オーガスト
ボトルシップ
自由詩
2
13-7-11 0:50
誓い
文字綴り屋 ...
自由詩
1*
13-7-11 0:29
41rows, 0.98sec.