卒業しました。
卒業式にみんなで感動したことがあったり、
しみじみした、
たくさんの人に支え ....
傷をつけると古びてしまう
古びさせるには傷をつけたらいい
ゴッホの絵のまえに立っている
....
*今日
今日の私にバイバイ
なんて
簡単に出来ない
とりあえず
昨日の私にバイバ ....
あなたは春の埃のように現れた
春の埃がかたちをとって現れた
わたしは裸で存在にキスをする ....
喉に流れ込み
触れては弾ける小さな花火
光に透かして
揺らぐそこを見つめると
まるで
そのとき ....
━1
昼寝するあなたの枕となるような
陽射し遮る日傘となるような
本を作れたら良いと願うのです ....
あらたまの年ごと見ゆるけしきなれど
わたる風にも 乗らむ妹背ら
☆ ☆
....
うすべにの桜を頬にほころばせ
ふゆを咲くのは
あどけない、春
さむい夜 ....
ぼくのはじっこは
とりあえず社会に結わえてある
ときどき
なにかを思い出して
....
物心ついてから
ひとりだという気持ちが強い
家族や友人や物や時間
のあるなしに関係なく
....
090302
新しい親戚がやって来て
遠くの景色が良 ....
世の中には
悪意というものが
確実に存在する
土曜日の夜
あらためて思った
....
波のスピーチを聞いていた
一人 10時に聴いていた
一定のリズムでノイズが鳴るばかりで
少 ....
まっしろに染め上げて
まっくらなわたしを
白昼夢、さらわれて
駆け抜けた先に
満ちて弾け ....
あなたにあえてよかった
あなたにあえて幸せだった
そうおもっているのは
いまでも
....
本業を失って早2ヶ月過ぎて
暗中模索の仕事探し
友達さえも不況の火車に乗る始末
唯 ....
始まりの音はいつも
水面に落ちた一滴
442Hzの{ルビA=アー}
完全な調和
人は昔から
....
神様僕はこのままじゃ
死刑になってしまうかい
神様僕はこのままじゃ
生きている価値なんてない
....
秋葉原電気街
2008年11月02日
風邪気味だったが ....
どうでもいいことが多すぎて
冷静な自分がいる
小さな世界で
自分の力を出して
考 ....
この街の灯(あかり)が消えぬうちに
夢に現わる丘を目指して歩き続ける
言葉はやがて生まれず
ず ....
意識してしまった時点で無意識に歩くことができなくなり
逆にいえば自分の意志で歩くことができ ....
キラキラと光る水面
雨上がりの空は眩しく
思わず水溜りの中へダイブ
パシャっと短い音をたてて飛 ....
どうでもいいよ
僕の心に誰も入らないで
ぷらすは要らない、
このままでいいから、
誰も語りか ....
夫がいる週末は楽しいから
なんにもない平日を
早送りする
だけど、今夜は
夫が
携帯電 ....
ラムちゃんか うちやうちやと 豆を播き
青き修羅 ただひたすらに 彼は往く
ズンズンと 鬼神現れ ....
すきなひとの好きなものは全部壊れたらいい
って東京への夜行バスに乗っていたら隣の女の子(シボ) ....
ころんで転がってこげ茶色のパウダーでくるんで
ぱしってぱしられてあったかいポタージュ握りしめて ....
出会いがあるから
歌が書ける
描ける
感じれる
ひどく
傷付いて
....
あれ?ってなって、そしたらぎゅうぅぅっと胸が締めつけられた。
それからドキドキがしばらく止まらなか ....
カウンターに座りたいんです
駅のホームには誰もいません
船に乗って進んでいくと赤い桟橋があって
....
掌で階段を育てた
せっかく育てているのだから上ろうとすると
いつもそれは下り階段にな ....
いつものように
髪を結い
いつものように
紅をひく
わたしは何も
かわ ....
笑えばいいさ
嬉しいなら。
泣けばいいさ
悲しいなら。
叫べばいいさ
伝えたいなら ....
式も終わりはじめての共同作業は密室にて死体切断。
あなたが彼を ....
きみはトンネルがいいというから
このトンネルもうおわらないんだ
雨は
どれくらいの覚悟で
私と土を濡らしたのでしょう
川は
どれくらいの意志を持って
....
満員電車でヘッドフォンからI LOVE YOUがガンガン洩れていた。
音源となっていたソノ男は ....
曇が月月から曇がおや月が曇であるのか月であるのか
風やんで ....
覚悟なき身の恨めしき
堪へ難き痛み抑へむと
声を限りに叫びたるも
なほつらく
....
1.
木の葉の道を歩いていくと、山が遠くに見え
子供が近くではしゃいでいる
大人や青年も混 ....
いいトシしてメリーゴーランド。
大量の、中の人のいるウサギ。
風船が揺れている。
スピカ、 ....
停留所にいます
いつもの交通量ですよ
そう
この間のアシックス
安かったんでって
あれ ....
おお 電車マダム!
そなたは 百合の花だ
墓場に咲いた 一輪の百合の花だ
私はそれをつみ取り ....
まぶしい日が終わると
遠くの唄はきこえない
窓を閉じて
あ ....
くせーも にげーも ひでーもねーや
作り笑いするつもりで
ここまできたってのに
逃げちまった
....
ああ、陶酔の果ては
干からびた礫のよう。
時{ルビ経=ふ}るごとに色褪せ、
あなたの固く締 ....
古びたモーツァルトの響き。
どんなロマンスも叶わない。
つらく悲しかったのはいつのことやら。 ....
軽トラの荷台に
膝かかえて
恋人も失ったし
つまんねーことで
疲れすぎてる
今夜はお月 ....
なすなく
思いは果てる。
プラットホームに貼り付くガム。
私を置き去りにしていく人々。
....
桜が咲けば桜が散る
蝉が鳴けば蝉が死ぬ
山が色付けば山は枯れる
雪が降れば雪が溶ける
太 ....
ごぜん 花壇のぬくもりに わずかながらの 休まりがあった
かわききった 午前の空気のなかで つ ....
現地時間13:06
日本時間26:06
エセイサ空港を後に
呼んでいたジープを飛 ....
一度壊れてしまったら、元へは戻らないものもあるのよ。
貴女はそれを私に見せ付けた。
貴女のそ ....
switch.
ずぶ濡れになった脳漿に
楔が溶けるような、
....
やらかく、笑む
陽を集め、下
り くだる
雪の青さ
石に 当たり 砕、け ....
布団齧ってさ 枕ぶん投げてさ
じっとしていられなくてさ
壁でも引っ掻こうか
窓ガラスにパンチし ....
私のいのちはもってあと一年です
あわれんでくれますか
どうじょうしてくれますか
な ....
着用すればタイムスリップが出来るようになるスウェット上下が
洗濯槽の壁に捻れて張りついています
....
公園は
緑深く
雲間から
覗く太陽
降り注ぐ
雨の中
僕達は
....
お前の独りよがりな情熱が俺の精神に水を差したので
俺はお前の存在を心か ....
「脳みそ」その外には一面に笑い顔が広がっている
街を歩いていくと 蓋をした
缶コーヒーが出てきて ....
トリコロールカラーを織り混ぜた不協和音が
螺旋状に響く午前2時
F♯dimとB♭7がクロスした地 ....
ビートルズ礼讃は止めようと思っているが、どうしてもやってしまう。
解散後、各メンバーが自身の ....
傾いた標識に凭れる
私のうつむく影が
夕暮れ色の地面に、伸びていた。
ふいに顔を上げ ....
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