「なかなかいい詩が書けんのぉ・・・」 
30過ぎの愚息が言えば 

「そんなもんよねぇ・・・」 ....


きみが横たわっている、剥き出しに
した、無をあらわにして、
ほどこされた
その
口に ....
今日がまた過ぎていく
静かに確かにゆっくりと
たゆたう隙間も無いほどに

日常を告げる音が一 ....
あの上り電車で何本見送ったことになるのだろう
別に数えている訳では無いし
有り余った時間を費やせ ....
{引用=桜の咲く春が嫌いとつぶやいたひとの
手鏡に映したそら、霞のようにたなびく
僕は戦うだろう ....


やましさに
ついて、
きみに頬ずりした、量を
増していく、雪の
なかに
埋もれてい ....
潰さぬように優しく握り

色づく先から齧り付く

深まる歯形に溢れる雫

唇湿らせ顎濡ら ....
熱燗を くいっ と 
喉に流したら 
顔がほってり赤らんだ 

杯に徳利を 
傾けては 
 ....
ふるさとの川というには

ここはすこし都会過ぎるかもしれない

関東大震災のあと

消えてゆく東京の ....
ひにすえたけがれ
かれたつさしやみ
めにこくりとふく

ほそびののどさす
はるかまないほね ....
たんぽぽの綿毛が木の枝に引っかかっていたから
指先でつまんで土に植えた


花は咲き木々は茂 ....
むかしのおやまには
きっとたくさんのきのみがあったんだろうな

ぼくのうちには
ゆうびんやさ ....
僕が沈潜になっているけれど
コスモスは揺れ続けていて
けれどそんな君自身と出会えなくはなく
ひ ....
去年の3月から始めた投稿もちょうど1年が
過ぎて投稿数を数えたら108で図った訳で
もないのに煩 ....
青空を飛行機雲が矢となって貫いている
おれの可愛い人はキッドマンのように笑っている

するどい飛沫が落ちてきた破片から激しく噴き出して
羽ばたき何羽もの鳥になり、数は増え
遥かまで列 ....
もう春だけど
おでん

寒いからね

両親と囲む
おなべ

久しぶりで
ちょっと涙

曖昧に惹かれて
曖昧に触れ
曖昧に笑った

曖昧に撫であって
曖昧に気づかず
曖昧に傷つ ....

この熱の
トローチを舐めるような
いくばくかの
余韻を
転がしている日々の
おわりを
 ....
ロックスターのパーマはクール。

ギターのナイフの様な音が好き。
切り裂け、切り裂け。
世界 ....
初雪に おやすみ言われ 冬ごもり
初雪に 心も踊る ヒラヒラと
新雪に 足跡おどる 子供らよ
 ....
発火したディスプレイに吸い込まれて
ネットワークの窓にべっとり顔を貼り付けたまま
君は死んでしま ....
冬眠をしていた
たまご焼きが
ゆるゆるとのびをして
大きなあくびをしている


なべのな ....
遮蔽する人工物もなにもない!
球形をやわらかにくるむ白雲をも、ひとおもいにつんざいて
無音の只中 ....
いちばん星!と君が指したあの光は
いつ故郷を離れ
どれくらいの時を経て
君の瞳に届いたのだろう ....
黒天使地球に腰かけしたり顔


高光度行きつく天の輝きは


喧噪の天地に祈り発光す
 ....

ホームクリーニングエマールで
セーターと靴下と下着を一緒に洗う
独り身の中年オトコ

寂 ....
えぇ其れは大変結構なシロモノで/なんだかガブガブ愛されるもんで/蟻は蟻でも梨も蟻に成っちゃうし/イレ .... 木蓮の花の咲く頃

春は野に満ち
その香り穏やかなり


 木蓮の深紫な色は 生命の鼓動 ....
こんにちは
あなたを迎えにきました
でも、この部屋は暗すぎますね
どこにいるのでしょうか
あ ....
あなたのまなざしは冷徹で遠く
風のいろのように透過している
見ることは出来 無い距離

たと ....

果てぬ記憶の中こそが

我が棲み家と知って

戸惑うさえも許されず

想い溢れて流れ ....
青い
青い空 輝いて

こんなに綺麗な空は
もう一生 見られないかも知れない

機関車は ....
大気の衣を奪われて どうしようもなく丸裸
夜は凍えて 昼はやけどする星

小さくて 傷だらけ
 ....
街の道すがらは知らないことばかりでそこらじゅうを歩き回らされ
ツタヤの場所を川の辺りの風景に探しつ ....
{引用=
(ポエトリーリーディング:http://www.myspace.com/slymelog ....
{引用=
(ポエトリーリーディング:http://www.myspace.com/slymelog ....
 弄(あそ)ぶ指先
 止まらない髪先のひかり
 止まらないにわか雨
 
 ふるえる唇から
 ....
教室の蛍光灯を全部ブラックライトにして
みんなのシャツを真っ白く浮かび上がらせてやろうぜ
ノート ....


  やさしいだけの今日が
  昨日と同じテーブルに載った



  たがいちがいに ....






亀に乗られているぐいぐいと力強くでまるで甲羅のように。

子亀で ....
寂しさを共有する 2人の男女
  全てをさらけ出し 慰め合う

    心の傷を持つ者同士
 ....
冬はすでに去った
夜明け前の闇の曖昧に
ふいに訪れる山茶花の幻影  散った花びらの
 乱れ重な ....
憂い、妬み、恨み、苦しみ、惑い、痛み
哀しみ、迷い、憎しみ
それら全ての
想い を
結んで
 ....
がれきのしゃしん は いつみても いい
しょうせつみたい に はしからはしまで よまなくても 
 ....
 
緑の絨毯で仰向け
 
大の字描いて
 
 「飛びたいなぁ」
 
なんて
呟いてみ ....
丘を走る老いたランナーの濡れた額
君は見たことがあるか
皺だらけの手に
まとわりつく子どもの手 ....
大人のためのこども電話相談室
久しぶりの質問は
「春なんてどうして来るんだろう。」

ふむふ ....

目を閉じたら眠れるのですか
どのようにして起きるのですか
制服の防御率はどれほどですか
ま ....





冬の赤子
厚い布の手
虹を梳かす手


模様がしたたり
小さな炎が
 ....
 
誰もいない掌に
ひとり
立っていた気がする

地平線を探して
生命線に沿いながら
 ....
『それ』
なんて冷たいことば

凍てついた心が
氷の塊を投げた

一面が氷に覆われて
 ....
まだ知らない君は
向こうにいるんだね
いつか君と出会いたいな

その時まで僕の声を忘れないで
前日 Home 翌日
2009年3月1日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
100分の1の幸福 服部 剛自由詩309-3-1 23:54
ほどこされたその口にこもん自由詩109-3-1 23:47
此岸花の夢松本 卓也自由詩209-3-1 23:46
臙脂色のひと恋月 ぴの自由詩26*09-3-1 23:43
あなたは満開の桜が嫌いだとたりぽん(大...自由詩5*09-3-1 23:41
やましさについて、きみにこもん自由詩709-3-1 23:40
蜜百自由詩0+*09-3-1 23:39
晩酌 服部 剛自由詩109-3-1 23:26
ふるさとの川吉岡ペペロ携帯写真+...409-3-1 22:57
ち の ち砂木自由詩5*09-3-1 22:48
数え切れない命のひとつでもあ。自由詩5*09-3-1 22:39
わたあめぐもさとう 星子自由詩209-3-1 22:10
海を刑務所を脱出K.SATO自由詩2*09-3-1 21:43
溢れ出ようとするモノに言葉は追い付けないkauzak自由詩9*09-3-1 21:32
キッドマンのように草野大悟自由詩3*09-3-1 21:29
ヒステリカル-ロジック-01【最終都市計画破綻状況】北街かな自由詩5*09-3-1 21:19
季節はずれ風音携帯写真+...409-3-1 21:16
永遠に曖昧m_on+自由詩1*09-3-1 21:15
び熱かんな自由詩4*09-3-1 19:48
くらげ。菊池ナントカ自由詩1*09-3-1 19:30
新/初 (2004.1)guchi_...俳句009-3-1 19:25
連続電子情報網依存症患者自然発火炸裂事件北街かな自由詩3*09-3-1 19:21
ことこ自由詩3*09-3-1 19:06
宇宙速度のフラグメンテーション北街かな自由詩6*09-3-1 19:03
一途の星ひじり自由詩209-3-1 18:21
宇宙霊アハウ俳句009-3-1 18:05
ふゆよーかん自由詩509-3-1 17:42
ぶるふらでー邦秋自由詩109-3-1 16:53
木蓮の咲く頃青い風自由詩4*09-3-1 16:50
迎えにきたよ壺内モモ子自由詩109-3-1 16:13
落花生こしごえ自由詩4*09-3-1 15:42
絶句柊 恵自由詩4*09-3-1 14:52
散文(批評...3*09-3-1 14:14
水星会長自由詩109-3-1 14:14
柵の私の向こうにkiriko自由詩009-3-1 14:00
ギザ十にゃんしー自由詩309-3-1 13:53
こどもをつくろう自由詩4*09-3-1 13:48
『琥珀の刹那』あおい満月自由詩4*09-3-1 12:40
この世界をどうにかしてしまいたくて虹村 凌自由詩2*09-3-1 12:02
食卓草野春心自由詩509-3-1 11:44
「 亀に乗られて、 」PULL.短歌0*09-3-1 11:32
エゴイスト明香璃自由詩009-3-1 11:16
映(エイ)フクスケ自由詩309-3-1 10:46
告別五十里 久図自由詩009-3-1 10:22
がれきの工作 Ⅱ《81》柴田...自由詩13*09-3-1 9:38
カエルの歌琥霙ふうり自由詩1*09-3-1 5:50
老いたランナー非在の虹自由詩209-3-1 4:45
色鉛筆のためのパレット/副業海里自由詩009-3-1 3:17
携帯症候群自由詩009-3-1 1:37
降り来る言葉 XL木立 悟自由詩109-3-1 1:32
掌に、影法師小川 葉自由詩409-3-1 1:25
『それ』m_on+自由詩009-3-1 1:14
想撮空間「見えない誰かへ」緋月 衣瑠香携帯写真+...3*09-3-1 0:22

加筆訂正:
老いたランナー/非在の虹[04:47]
3/1助詞修正
偽る人/非在の虹[04:41]
3/1改行修正
53rows, 1.05sec.