クビを吊りたいくらい不安。
将来とか、学力とか、
ひとつもつかめない、
不安で押しつぶされそ ....
貴方の
その無防備な表情を
半開きの口元を
盗み見る
まるで
風光明媚な観光地を
....
一定の間隔で
聞こえてくるこれは 悲鳴ではなく
うち上げ花火の音らしい
夜は
みえないも ....
風が吹いて
(そう、風が吹いて)
服が膨らんで
(白いシャツ、背中から)
頬を行き過ぎて
....
愛して
愛して
愛して
愛して
愛して
愛して
異なる存在に拍手
ええ、貴 ....
http://www.geocities.jp/mfta29/akubi.html
夏 ....
ママ以外顔全滅のご家族の静かなディナー皿の音する
もし良かったら
私をあなたの友だちにして下さい
一緒に
たくさん、思い出を作りましょう ....
俄然わたくしこそは詩ですとか
当然わたくしこそが詩ですとか
昨今、そんな詩も多うございますが
....
最近手に入れた
つばの広い帽子をかぶり
日傘を差して
東へ東へと
自転車で走る
お気に ....
終わりが始まりを招くの
君の傍らにいないことが
淋しくないと思えるようになったから
この場所か ....
草刈の
虫のざわめく農道に
白いシャツをはためかせる
たちこぎの少年
雷雨にぬれる
つ ....
不安なことが押し寄せてくる
いつかが今になろうとしてる
口では余裕なふりをして
部 ....
日陰の風が吹き
白い鳥が集まる
曇の淵
まぶたの上
雨は上がり
陽 ....
命の音
低いゆっくりと
脈うつ
安心する
力強い音
こみ上げる思い
恐れ
不安
....
君と過ごせる秋の道を僕はそうっと踏みにじる
風が木の葉を散らしながらなにかを訴えてくる
....
「期待」する事は 日焼けの後の痛みに似てるわ
§黄緑色の花嫁
真っ白で真 ....
新たな世界を告げる髪束
男性器に触れて 抱擁を爆発させる
雲ひとつないわ 粒ひとつないわ ....
新たな世界を告げる花束
拡性器に触れて 抱擁を爆発させる
虹の詩を読む 天人の汚れ
男性器 ....
置いてきた
始まりは
よく考えれば分かる場所にあった
家の中なのだ
四つの言 ....
あふれてくるよ
書きたいことが
洪水のように
『超伝導』
『日記療法』
『窓辺 ....
ひいやりと冷たいメロン空に浮き
悩ましい夜見つめるだけの
物思いシロップの海に漂 ....
星がスクランブル交差点に静かに鎮座する
真夏の正午
すべては開かれ閉じられた
赤い道は軌道をは ....
愛を語るにはまだ若すぎる
遠くで見ているだけの日々に
拘束され続ける体躯
心は既に限界を突破し ....
翅ゆらり 沈み難くは 池の蝉
紫陽花の 褪せて破れる 唇の
いつも、つねに
私の体を流れる
“冷たい風”
どこから
吹いているかは、分かる
....
去年、サイパンの土産物屋で買った
十字架のペアネックレス
あの日、あの時
僕が彼女 ....
雲があざやかだ
ほらそんな風に後ずさりする
風が糸をひいている
風が糸をひいている
ほ ....
夏の星座も綺麗に見えない街で。
夜空を一人見上げて。
必死に星を探してみる。
一等 ....
恐いんだな。僕は。
3年前、知り合いが死んでしまったんだけど、
それは何の前触れもなく。
僕は ....
{引用=
***
}
ベッドの下の人たちを看取る
{引用=
***
}
自 ....
歩いてみようと思ったんだ……
朝、
ドア開けた。
心、まぶ ....
早夏に 散り遅れた雨雲が
スコールよろしくざんざんぶらす
傘の下で
本当は投げ出し ....
昨日ひろったきれいな小石
たとえば人は
磨かれる前の宝石の原石のようだということ
未 ....
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