私の身体は
ブリキのようにきしみ
もう一人の私が
背中にしがみついて離れない
心を
闇の鎖 ....

庭に植えた橙(だいだい)を
隣のいい年頃の娘が じぃと見ていた
熱視線で家が燃えるわい・・・ ....
幸福な家庭が
幸福なふりをしたので
彼は家出した

そうすることで
ふたたび
家庭に ....


冬紅葉の点在する山深く
孵らない卵の無事を祷りながら
死んだ鳥たちが青い空から降りてくる ....
一人ぼっちでないてたの。

じゃまには、なりたくなかったと。
だから、からだをすてたのだと。
 ....

あなたの不在がもたらしたのは冬だった
酷く冷たい冬だった
雪が積もり空が閉ざされても
私は ....
世界がひっくり返る時とは
まるで
小さな針の痛みのようです

ぼくはその朝
君をなくしてし ....
 TVなんかをみていると、どうも生き物の価値と言うのは、賢さだとか優しさだとか可愛さだとか美しさだと .... 主任のおばちゃんが 
残業時間につくる勤務表と 
にらめっこしながら 
(あの人の性格はああだ ....
尻子玉を叩き売るドラッグストアの裏側で
段ボールを使って失意体前屈運動をするヒヤシンスのような塩化 ....
土のにおいなど忘れていたのだった
お隣りはもう長いこと空き家なのだって
気付かなかった

き ....
少しづつ忘れてく恐怖

忘れたくないこと あなたのこと 自分のこと
大好きなこと おいしかった ....
雲になった少年は
涙を流して
誰に何を
知っていてもらいたいのだろう


詩人になりたか ....
手招き誘われるまま夜道を遊歩
遮断機も下りない時間
どうやらその心は
分離帯に乗り上げて ....






 窓の外がうるさいのでカーテンを開けると、案の定、犬が降っているのだ ....


詩を旅立ち詩にかえる
詩は私のふるさと
永遠に根づくかなしみと やすらぎ

旋律の青 ....
{画像=080320163452.jpg}
血に毒が混ざって身体を廻る。

ドクドクする血管の ....
別にあなたと
つき合わなくちゃいけない
義務なんかないので
適当に
適当に
適当にしている ....
{画像=071201103612.jpg}

日が沈む時、あなたは何を思いますか?
夕日がビル ....
月をしばらく凝視して
まぶたを閉じると
月は暗闇の中で影になって
そしてすぐに溶けていなくなっ ....
 作者は講演会で講演していると感じているのだろうか。しかしモニターの前にいるのは単なる一人の読者だ。 .... 分かる範囲に囲まれて
安心の輪郭重ねて
もういいかなって思うんだ

人生を旅にたとえた人がい ....
 私と同じ名前の
 69歳の女性が きょう
 軽自動車で踏み切りをわたる途中
 特急電車とぶつ ....
なんだかこぎ疲れたから
ちょっと立ち止り休んでみる
無理してこがなくとも良いのだと
あなたは諭 ....
愛なんていらない
あなたの睡眠薬もっとちょうだい
トリップしたいの


人でなし
顔も見 ....
灯りを消して
毛布に包まりながら
朝、からいちばん遠い眠りについて
意識の上澄みに漂う

 ....
終わりでも
始まりでもなく
ただ

膨らんだシャボン玉が
ストローから
離れるか
離れ ....
三月とはいえ まだ雪の残る駐車場から
会社の玄関に入ると 大きなスーツケース
今日 帰国する中国 ....

おもちゃが見えた時だけ、ハイハイができます。


口元に指を運ぶと、何も無いのに食べようとします。 ....
公園の桜
宇宙と相談する
僕は居眠り

夢を見てる
花が咲いてる
蝶々もいる

 ....
窮理の唄(その2)
 
ここに集まる皆の衆
さあさあ、今朝もまた言わん
良くぞ集うてくれたよ ....

雨がふると
むかし行った遊園地の
メリーゴーラウンドをおもいだす
楽しみにしてたのに
そ ....

一息ついた
まだ飯はこないので
目の前に置かれたメニューを見やり
何するわけでもなく
ぼ ....
 
偶然と
必然??と
 
そんなもの達が
集まって
 
今僕は
こうして
生かさ ....
幾度かの春を迎えてみたもののリセットした振りまだ知らん振り


あの晴れた日の出来事が第一話な ....
紅煉瓦ゆるく燃
祖は微睡むまま
故郷を疾走す

人の旅の永い事
記憶も既に廃れ
たが残る ....
黙祷やめ

鷲をかたどった壁のスピーカー
総統のくぐもった声が響く
はるかアンデスから届く寂 ....
薄灰色の光の刷毛が
風にその身を任せつつ
穏やかならぬ面持ちで
水面の顔を撫でつける

緑 ....
 メデジン・カルテル(麻薬密輸組織)の殺害されたボスであったパブロ・エスコバルの弟ロベルト・エスコバ .... 生まれて初めて恋を知った男が
生まれて初めて失恋をしたのも
当然のことだが今夜のことだ


 ....
今日君が流した涙
心の窪みに溜まって
いつか差す光に照らされ
キラキラ輝くだろうから

言 ....
はやくこいこい、お月さま
なみだが落ちて、くるまえに

のにさくこすもす、やさしく手折り
い ....
小さな小さなあたしの手
何でも掴める気がしてた
大きくなったあたしの手
掴めるものが限られた
 ....
雲の上で
誰か泣いている

その
降り注ぐ雨の下
泣いている人もいるだろう

雲の上で ....
ひだまりのように好きなのと
嵐のように好きなのと
歌人は高々うたってる

つまり
ただの私 ....
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2008年3月20日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
帰還ここ自由詩808-3-20 23:57
ご挨拶千月 話子自由詩10*08-3-20 23:50
家庭の幸福小川 葉自由詩008-3-20 23:31
鳥達の黄昏ピクルス自由詩6*08-3-20 23:30
ゆうれいソング三奈自由詩6*08-3-20 23:18
桃花水相田真理子自由詩108-3-20 23:12
小さな針由志キョウス...自由詩108-3-20 23:06
花は桜木と申しますが亜樹散文(批評...208-3-20 22:49
雨夜の信号 服部 剛自由詩4*08-3-20 21:03
負け犬の金玉人間自由詩008-3-20 20:42
フレーム水魚自由詩208-3-20 20:26
忘却ひめと自由詩0*08-3-20 20:02
手をつないで小原あき自由詩12*08-3-20 18:40
「廃園」菊尾自由詩008-3-20 18:33
「 犬雨。 」PULL.自由詩10*08-3-20 17:48
詩人のねむりこしごえ自由詩6*08-3-20 16:58
フランケンbeebee自由詩3*08-3-20 16:34
社交辞令の裏側チアーヌ自由詩208-3-20 16:24
タイヨウのうたbeebee自由詩2*08-3-20 14:42
うそつき凛々椿自由詩408-3-20 14:21
「詩という表現を選んだ貴方へ」についてぎょうてんか...散文(批評...008-3-20 13:27
中断佐々木妖精自由詩11*08-3-20 13:24
小さな追悼伊那 果自由詩108-3-20 13:20
ゆっちゃりなひと恋月 ぴの自由詩20*08-3-20 12:27
かいわ・せりふ紅林短歌008-3-20 11:11
雨のセレモニー銀猫自由詩10*08-3-20 10:47
流れゆく日々こゆり自由詩4*08-3-20 10:41
シェイシェニィソンウォッダリーウー砂木自由詩3*08-3-20 10:32
本能しげ携帯写真+...008-3-20 10:28
宇宙の忘れ物小川 葉自由詩108-3-20 9:29
窮理の唄(その2)海野小十郎自由詩208-3-20 9:16
雨のコインランドリーふぁんバーバ...自由詩10*08-3-20 9:15
太陽の獣自由詩108-3-20 7:11
26次元☆★自由詩008-3-20 3:57
【短歌祭参加作品】結局なんら変わらない日々容子短歌408-3-20 3:05
あたたかい冬夜恋自由詩108-3-20 2:28
円卓会議六九郎自由詩0*08-3-20 2:22
外堀にて井岡護自由詩0*08-3-20 2:07
事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道atsuch...自由詩10*08-3-20 1:20
かけるゼロ智哉自由詩008-3-20 1:07
この雨上がれ松本 卓也自由詩408-3-20 1:03
うた自由詩008-3-20 0:38
真っ青な青と真っ白な白とその対比が僕を悲しくさせると。り。自由詩008-3-20 0:32
雲の上で誰か泣いている風音自由詩7*08-3-20 0:28
ラブソング早帆自由詩2*08-3-20 0:19
45rows, 1.02sec.