さっきから手がべたべたしている。
苺ジャムみたい あなたが触れると べたべた。べたべた。
....
夜を抜け出して
港は
沈んでいる
深い群青の空を支える影は
暗く黒く
タールを越えて
走 ....
夢の中で私は
白いユニットバスのような空間に
ひとり立ち
蛇口を捻っていた
欲望という液 ....
瞼に
羽毛が触れ
小説がひらいては
落丁を
集める
白く、集める
からすもきえてしま ....
瞳の岸辺に
釣り人がやってくる
かなしみの主を釣るために
まつ毛が雨に濡れている
湖水が ....
沈黙をファイルしつづけた理性は
つぶらな意識をふとまたたかせ
早春の空にくり ....
古株の女性シンガーソングライターだけど、僕にとってはまったく馴染みのないミュージシャン。でも今、僕 ....
もうそろそろいいんじゃない?
2880円でしたよ。ちょろち ....
マニュキュア塗った手を
ひらひら乾かして
さあ
次に
何をしよう
顔のパック
髪 ....
美味しそうな楽しみがあったので
夫と半分こして食べた
牛乳パンのようにほんのり甘く
甘いものが ....
野辺の日に子猫のあくびうつるなり
のどかやな運転しつつ一句二句
捕まってたまるものかは犬の春
....
蝉が泣く燦然とした天気
汗は頬を伝って
ゆらゆら僕から流れ堕ちてく
飛行機雲は無数の線を描い ....
ねぇ、死んじゃったら
なにも見れなくなるんだよね?
なにも伝えられなくなっちゃうんだよね ....
昨日投稿した詩は
あんまり評判がよくなくて
そのせいかな
なんか今日はなにもしたくないや
....
高いビルの上に、続く階段を歩いて。
僕は何をしようと思うだろう。
120円の缶コーヒーを飲んで、 ....
春になると
知らない街の匂いがする
それと
なつかしい匂いもする
人の心には ....
こんなこと言うと、君は淋しそうにするんだけど。
1番心地良い、場所は君の居るとこなんだよ。
....
会社帰りに友人の店へ飲みに行った。8時を過ぎたあたり。20席くらいの店内に、お客さんは1組だけだっ ....
笑いながら生きていたいんだよって
泣いた君に触れて
泣きながら僕はふと告げる
暖かい毛布にくる ....
花びらが、ひとつふたつと去っていく、梅がしりぞき舞台は春に
起きぬけに「おやすみなさい」 ....
なーんも見なきゃいいんだよな
全部見きるなんてムリだから頑張ってた勉強も辞めてみよう
....
ぼくの隣
静かなきみのポケットに
たぶん幼い
春が来ている
手を入れれば
指先に形のな ....
警告するように
何度も何度も
繰り返していた
触れば広がる波紋が
君の顔を歪ませ ....
おぼろな 三月
見晴らしのいい 場所で
遠く 帝都を仰ぎ見たくなる
両腕を広げると
....
相変わらずわたしは荷物が多い
どこかからどこかへ、なにか必要なものを、過去になった場所から現在 ....
型破りの性格も
意外ともろい
パイのようで
十円玉は丸じゃなく
横からみ ....
蘭が咲いている
甘く魅了する
香りをふりまいて
重い花をたらしている
キミに触れたのは
いつ ....
電車の好きな少年だった
窓のそとを
いつも景色を走らせていた
乗客はいなかった
....
柱研がれて朝焼けの六対になる
思い出の本に無くした腕の跡
肺に達する狐を揺らして教会に行 ....
5階、風通しの良い2LDK
ベランダ、部屋より広い
目一杯、布団干す
風、まだ寒い ....
深夜のファミレス
ドリンクバーで耐える
眠気覚ましのカフェオレ
机上に散らかる
ミルクと砂糖 ....
悲しい、だとか
辛いだとか そんなこと想ったって
いくら願ったって 帰ってこないものは 帰っ ....
一寸という距離を、一寸という距離に任せれば。
一寸という定められた袋小路を徘徊するだろう。
いび ....
女が白い喉首をそらして
紅茶を空ける
カップは長くいつまでも口唇とふれている
瞼は ....
別れるたびに思う
また幸せにできなかった
それどころか
離れることで気楽になるほど ....
いらないものはいらないのと
私はいつからこんな色に
綺麗な羽をつけてみたって
薄汚れてしまうだ ....
あなたに近づく前から感じてた
これ以上近づいてはいけない事を。
あなたに近づく ....
その能天気な声
できれば二度と聞きたくない
開口一番閉口せざるを得ないほど
無残にも引き裂 ....
かつては、大手菓子メーカーがフランチャイズ展開を
していたハンバーガーショップ。今は、身売りされて ....
きのう
生きている友に手紙を書いた
行かなかったけれど
忘れたわけではないと
きょうは異 ....
繕っても繕ってもほつれてゆく
こたつぶとんのはじっこの糸のような
きみのことばに耳を傾けている
....
{画像=080307003733.jpg}
翼もないのに太陽に近づいたので
どこにも行けなく ....
アメを転がす
回転する中身は
洗濯機を
思わせる
温かい波の
中にいる
滑らかであっ ....
毎日働いてると
なかには
いろんなボールを
投げてくる人もいる
前のぼくなら
....
リンゴ飴を買いました
冷蔵庫に入れて12日間
まわりの飴が溶け始めたのに気づいて
口の周り ....
2008年3月7日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
べたべた。
はるこ
自由詩
1
08-3-7 23:46
黒猫
士狼(銀)
自由詩
7*
08-3-7 23:23
液体
ここ
自由詩
2*
08-3-7 23:18
きれいな空を映したどぶ川
水町綜助
自由詩
5
08-3-7 22:42
釣り人
小川 葉
自由詩
4
08-3-7 22:21
透 過
塔野夏子
自由詩
10*
08-3-7 20:00
山崎ハコ!
A-29
散文(批評...
3*
08-3-7 19:57
すでに原罪しゃしゃり出て御免
榊 慧
自由詩
3
08-3-7 19:24
デート
風音
自由詩
3*
08-3-7 19:09
美味
小原あき
自由詩
19*
08-3-7 18:59
子猫のあくび
三州生桑
俳句
2
08-3-7 18:55
あついの、つめたいの
69
自由詩
0
08-3-7 18:39
こころ
わら
自由詩
15+*
08-3-7 18:26
ご迷惑をおかけします
涙(ルイ)
自由詩
2*
08-3-7 17:11
Dive。
狠志
携帯写真+...
3
08-3-7 17:10
知らない街
吉岡ペペロ
自由詩
5
08-3-7 15:32
気持ちの良い場所。
狠志
自由詩
0
08-3-7 15:18
延長戦と境界線
ブライアン
散文(批評...
1*
08-3-7 15:10
ピース
雨宮 之人
自由詩
3*
08-3-7 14:19
春といっしょに僕も近づく
たにがわR
短歌
1
08-3-7 13:51
喧嘩売るならウソあげます。
猫のひたい撫...
自由詩
0
08-3-7 13:33
裏木戸
たもつ
自由詩
30
08-3-7 13:16
臆病な僕は君を救えない
御影
自由詩
0
08-3-7 12:31
弥生 三月
アハウ
自由詩
4
08-3-7 10:39
あの日を暮らせば
猫のひたい撫...
自由詩
2
08-3-7 9:00
アンバランスの方程式
なきむし
自由詩
4
08-3-7 8:45
蘭が咲いている
風音
携帯写真+...
1*
08-3-7 6:30
電車
yo-yo
自由詩
26*
08-3-7 6:12
姪肉
黒川排除 (...
川柳
3
08-3-7 4:18
白日夢(2LDK)
udegeu...
自由詩
2
08-3-7 2:42
深夜のファミレス
相羽 柚希
自由詩
4*
08-3-7 1:59
オフホワイト
くるす.wh...
自由詩
0*
08-3-7 1:46
一寸という距離を。
久野本 暁
自由詩
1
08-3-7 1:41
午後
ヨルノテガム
自由詩
4
08-3-7 1:20
そのたびこのたびだれのたび
短角牛
自由詩
1
08-3-7 1:10
それでも希望を崩せないでいるのは何かに希望を託しているから
と。り。
自由詩
2
08-3-7 1:09
後悔
shion
自由詩
2*
08-3-7 0:58
もう終わった話
松本 卓也
自由詩
2
08-3-7 0:58
大手資本から見捨てられたハンバーガーショップの話
kauzak
自由詩
7*
08-3-7 0:50
春の闇
佐々宝砂
自由詩
6
08-3-7 0:42
はるのいと
〃
自由詩
7
08-3-7 0:41
闇もまた遠く
〃
自由詩
2
08-3-7 0:38
あめなめ
木屋 亞万
自由詩
2*
08-3-7 0:31
野球少年
服部 剛
自由詩
4
08-3-7 0:20
縞馬(シマウマ)が走る風景
市松 伊知郎
自由詩
1
08-3-7 0:20
45rows, 1sec.