かつて雑誌「詩とメルヘン」の編集長であった
アンパンマンの作者やなせたかし氏による詩の雑誌
「詩 ....
感触に日が適切に照らすのに
まだ賭け方を語らぬ火

夕日が濃縮した火が果たして
漂流を知らぬ ....
そらはくもる
雨はしたたる

くもりの子
色彩の傘を跳ねる

青に散り 黄を撫で 黒にな ....


さぁ、主観デラシネにして海の絵にキリンの首をくわえてみせて


花の名をたった無数の花 ....
わたし、よくわかりません

あなた、だとかせかい、だとか
そういうの
映画みたいなんですもの ....
人は死ぬ恐怖にいつも怯えている
自ら命を絶つものはいないと予想した


ある刹那
死ぬ怯え ....
今日も{ルビ賑=にぎ}やかな 
職場の仲間は 
跡形も無く姿を消した 
残業の時刻 

静 ....
限りなく遠い
果てしなく遠い
どこまでも遠い


この線上には何がある?
この線は何処で ....
あいまいに陽に透けた空は
ぼんやりとして
遠く広く浅く
波に洗われる浜辺は
なんて心細いんだ ....
じゃじゃりり〜ん 


紅茶が美味しい原宿のCafeで 
初老の紳士が羽織ったジャケットから ....
そっとにぎりかえしていた


あなたはどんなふりをして

ぼくをどうはげましたくて

 ....




例えば 、と 
突然呟く横顔
眠る前の畳まれる際のひとときに
ぽつと滴を落とす ....
解って欲しいって叫んでばかりで
解ってあげたいって
一度も云えなかった
クリスマスの準備に忙しいのは、   
雪だるまだって、同じ事です。   
飾り付けのための樅の木 ....
某月某日(土)
 句会に出席する。三上先生、毒猿さん、ゆりえさん、ディエゴさん、吉村夫妻。万寿夫 ....
一般的な単語並べたって
理解なんてしてないね
そんなのよりも甘美が欲しいだけ
憧れだけじ ....
世界を征服しろ
全てを己の物にしろ
邪魔なものは排除しろ
都合が良ければ平和を謳え
自分を高 ....
俺の目には 俺はそんなに凶悪じゃない
俺にとって それを通り越したとは思っていない
俺の脳に ....
君は

言葉を見たか

路地裏の突き当たりの
饐えた臭いのする真っ暗闇の中から
ゆっくり ....
星は散ってもいないのに

散っているようだった冬の月

知らぬまにまるくなっている

星 ....

 通りすぎる人々
 季節は白い季節
 眩い青春の雄叫び
 そ知らぬ顔の夕方のニュース

 ....
光があまりにもがちがちに直進するので
光に邪魔されて動けない
と思ったら案外簡単に動けた
光は ....
E ekfhrgk gii hrgkajg ejgb gkhrgkje hrgjeh gkdmfg .... でんりゅうとまると
しびれるんやて
しびれたら
いたくなくなるんやて
ほんで
いたくなくな ....
 
 
午前三時
おれんじ色の世界が始まる僅か前
張り替えたましろな障子に囲まれ
新しい青 ....
寒いとき
君が寒いと言うとき
僕の体温で暖められるだろうか

この社会を知らない僕に
愛し ....
蕾のままで
生きてくなんて
無理よ、

って
あのひとに
教えてあげれば
よかった

そうすれば
こ ....
もう怒った
川を流してやる
木を立たせてやる
太陽を燃やしてやる
「あたり」の文字があったら ....
  リキュールゼリーを食べて 酔ってしまった夜
  蛍光灯の下で 瞬いていたのは自分の目蓋だった
 ....

   君への電話

   開いた君の声が笑顔だった 過ぎ行く眼の前の車の音が
   
  ....
  握った手ほど開いて いて… 君の足元も 



  立ち止った季節、君が言った「いつも死 ....
マフラーの長さが君とくっつける

溜息の数多くなる師走かな

冬の月ライトアップと競い合う
あなたは ふらり
何の気なしに
立ち寄った旅人のようですね

来訪が嬉しくて 嬉しくて
こ ....
不穏な空気が流れて


ガードレールを乗り越えて


拡がる風景を見つめるが


 ....
おおはばきん
新しい言葉を一つ作ると
世界から一つ言葉が失われていく音を聞いた
それはながいな ....
                 071228

電流起源の神話があって
電圧起源の御国を脅す ....
イルミネーションの
絆はでんりゅうだった

絆はいともたやすく
つながったり
はなれたりし ....
いつだって、囁く愛とは反比例。きみからの電話、「好きだよ」の言葉。

起きてると、たまに気付いて ....
(水槽から飛び出した金魚の体温)

煤けたような暗がりで
瞳が開いていく
洞窟の中をずっと迷 ....

 人は死ぬ
 人はいずれ死ぬ
 人は間違いなく死ぬ

 この現実をあなたは消化しているか ....
 数日。
 饂飩と餃子と麦酒だけで生活する。

 夜更け。
 帰ってきたら真っ先にうがいをし ....
水の中に両手を
そっと差し入れ
泳ぐ魚の影を
そのくねりを
掬ってみたいと
思うのです
 ....
ねえ
人なんか頼っちゃいけない
たぶん
あの人もこの人も
朝になればすり抜けていく
猫みた ....




 理由はありません、っていう理由について
 もう少しやさしくあれたら、
 と思う ....
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2007年12月28日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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加筆訂正:
冬の星 /服部 剛[20:05]
3連目を直しました。 
プリズムホワイト/松本 涼[07:31]
ちょっと直しました
プリズムホワイト/松本 涼[00:36]
タイトル変えました
44rows, 1.05sec.