ときどき妻が
キッチンの引き出しの中をのぞいて
笑っているのはなぜだろう
中をのぞこうとして近 ....

あの子をふりむかせるなんて
どうしたって不可能なんだから
いっそのことぼくを
短冊にしてください
 ....
学校に入学して
まず最初に教わったことは
決められた道を歩くことだった
とてもわかりやすくて
 ....
わたしたちのうえに空がある、その水に浮かぶバラのように、
ほたるがやわらぐと、韻律のように風がすぎ ....

必死に友達の表情を読み取って
投げられた言葉をジャストミートして打ち返して

返しそこねた ....


淡雪の降りゆく夢を見た朝に消えしは君の命なりけり


若草にかかりし露の一滴掬いて君の ....

きみの肌は何度たべても不味い
そのことを告げたらきみはさみしそうに
笑った
汗をかい ....
こんな拙い言葉では 届かないかもしれない

だけど だからこそ 

あなたが視線で追った わ ....
あなたの言うつまらないことで
空のブルーがわらいます
色えんぴつをかじったら、
少しだけストロ ....
               07/07/05

驚いた!
変わったわね、
と言われて
鏡 ....
このまえ

車のなかでなにかを食べてて

ふっと、じぶんが生きている

ということが愛し ....
街灯に群がる虫たちを見ると
なんだか かわいそうになってくる。
地面には無数の死骸がポトリ。
 ....

 決まりきったルールの路線を
 ひたすらわき目も振らず進む君
 
 甘えだの依存だの自立だ ....
いっそ
この身も
空に焼かれてしまえば善いのに



『夜光雲の{ルビ翅=はね}』 ....
やり直したい過去なら
沢山あるけれど、

取り戻せないことくらい

幼い僕にも分かること。


過ぎ ....
今日もまた この店に来る
昔から栄えていた 商店街の一角

日が沈むと 
怪しげな ネオンが ....



雨が地を{ルビ圧=お}し
音はまたたき
山から空へ照り返す


空白の{ルビ主 ....
てんとう虫が
はじまりを見ようとしている

いつも黒々として
その目に届く瞬間
昨日の蝶の ....
虹のように孤を描いていた

その雲を辿っていけば
どこか遠くへ
どこか探している所へ
 ....


「あれ、あれあれあえ!?あれ、モモンガーじゃね?」

「あ、ホントダー、モモンガーラ!フ ....


戦争に行ったら
兄は変わってしまいます

精神がガクっと
音を立てて

おい、大 ....
暗闇にはだぁくんがいる
たぶん夜行性で
明かりのない部屋とか
夜中の長い廊下とかに
体育座り ....
雨上がりの空に 
星は出ていなくても
月は出ていた

私は鼻歌を歌っていたけれど 
自転車 ....
 
静かな言葉に騙されて
武器を売り続けた

いくつもの春を泳ぎ
疲れれば
もの言わぬ記 ....


神様は湧出したという説が

初めての女征夷大将軍

こうなるとこれから先がわからない ....
アマゾンの原住民が
仕掛けたような罠に
捕らわれてしまったのは
随分と、昔の話
 
その2 ....
あなたがいってしまった次の朝
庭の隅に赤いバラを植えました
赤いバラの蕾から
黄色いつばめが飛 ....
そこに夢があるので
ずっと長い上り坂を
がんばって進んでみる
振り返ると
努力という風景が
 ....



 かがやいてしまう星の名を、
 つなぎ留めたかった
 防波堤



かなえた ....
兩頰に赫き渦卷書き入れつ街を往けども誰も嗤はず

不快指數高き闇夜に獨りゐて柳 ....
赤い長靴でスキップして
小鳥の傘をくるくる回して
水溜りでぱしゃぱしゃ遊んだ


憂鬱な空 ....
君がいた
ぽつんと君がいた
ぽつんとアイスクリームを食べていた

私もいた
ぽつん ....

リゲイン10本で 240時間 闘える
    梅雨が一服してくれた朝
  南風と陽光に履き清められた
       小庭に立ちながら
 ....
カスタネット娘 カン カン カン
階段の後ろから
いつものように聞かせておくれ
朝日と共に 鋭 ....

?.


星を
呼べるんだね
あのロバ
ほら
また流れたよ

願い事三回は
 ....
たまには

笑い方も

泣き方も

怒り方も

そっと忘れて

休んでもいいんじ ....


泣かない女は強いの

でもね
泣けない女は強くなんてないの

とっても弱い生き物な ....
 僕は保育士だ この幼稚園で君と働いている まだ新米で毎日幼児達に悪戦苦闘している
 この幼稚園で ....
鏡のない二人だけの世界
なんていう駅にぼくは降りた
いつも思うけど
哀しみ本線の駅名は不思議な ....


 大勢の鳥達がワアワアと騒ぎ立てて逃げていった
 と同じくして
 私の胸の中でも鳥が泣い ....
海荒れて瀧のごとくに雨降れば声も聴こえず心読みあふ 雨脚や出水の亀の見ゆる窓  僕達を取り巻く世界には
 美しいものが溢れてる
 無知がその美しさを忘れ
 無知がその価値を ....
タマゴをパックから取り出して

卵子焼きを作ろう

1個目 割ると オッサン入っていた

 ....


 
 若い頃の私
 若い人と睦みあった が
 無知だったので
 性欲を昇華する術を持 ....
この つらさ は

望んで 与えられたもの ではない

打破したくても、

許されない。 ....
死体を引きずる少女
ずるずるずるずる
ずるずるずるずる
肉と地面がこすれ合う

少 ....




寝苦しい夜 はみだした足が
そろりと風を止まらせた

畳の上を這う 小さな ....
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2007年7月5日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
引き出し小川 葉自由詩14*07-7-5 23:25
星に願いをa/t携帯写真+...5+07-7-5 23:14
本当の自分をつくろうぽえむ君自由詩10*07-7-5 22:59
さびしさに関する言語学的研究青色銀河団未詩・独白707-7-5 22:56
ジャストミートしなくてもいいんだよいねむり猫自由詩107-7-5 22:41
霧散秋桜短歌3*07-7-5 22:23
夜と白昼夢アオゾラ誤爆自由詩8*07-7-5 22:15
縦書きの理由楠木理沙自由詩5*07-7-5 22:12
恋のかけらアヅサ自由詩6*07-7-5 22:11
月刊「動物園」あおば自由詩12*07-7-5 22:08
あれはなにを吉岡ペペロ自由詩407-7-5 21:13
STARscass自由詩3*07-7-5 21:04
輝けライフ山崎 風雅自由詩407-7-5 21:02
夜光雲の翅蒸発王自由詩4*07-7-5 20:15
昨日今日明日見崎 光携帯写真+...407-7-5 20:12
この店アハウ自由詩1007-7-5 19:56
夜と雨木立 悟自由詩807-7-5 19:53
てんとう虫ロカニクス自由詩607-7-5 19:47
雲が自由詩1*07-7-5 18:21
モモンガーの唄 第6回那津自由詩407-7-5 17:45
その名は馬の名で突撃隊だ自由詩3*07-7-5 17:35
だぁくん小原あき自由詩15*07-7-5 17:19
【七月の夜 木をつつく】つむじまがり自由詩5*07-7-5 17:17
武器商人たもつ自由詩1707-7-5 16:26
こうなると生田 稔川柳207-7-5 16:19
蛙と蛇山中 烏流未詩・独白507-7-5 16:06
夢色幻想石瀬琳々自由詩13*07-7-5 14:24
そこに夢があるのでぽえむ君自由詩9*07-7-5 14:06
涙腺千波 一也自由詩16*07-7-5 12:45
莫迦坊日和   〜ばかぼんびより〜山田せばすち...短歌307-7-5 12:36
雨上がりまりも自由詩5*07-7-5 11:42
届け柴田柴助自由詩407-7-5 11:05
じゃぱにーず びじねすまん北大路京介未詩・独白12*07-7-5 10:54
欠落のリフラン信天翁自由詩407-7-5 10:15
【カスタネット娘】つむじまがり自由詩1*07-7-5 9:52
星を水在らあらあ自由詩35*07-7-5 9:28
リセット來稚自由詩6*07-7-5 7:54
優飛自由詩7*07-7-5 6:38
木曜日の午前中の幼稚園円谷一散文(批評...2*07-7-5 5:22
哀しみ皇子(7)アマル・シャ...未詩・独白207-7-5 3:44
眠り囀る、鳥と語らうにdoon自由詩107-7-5 3:32
荒海A-29短歌2*07-7-5 2:32
雨降り俳句1*07-7-5 2:21
美しいもの山崎 風雅自由詩107-7-5 2:14
タマゴhiro自由詩407-7-5 2:03
まぬがれ錯春自由詩3*07-7-5 1:51
雨 、また 雨。李伍 翔自由詩3*07-7-5 1:39
少女の道なかがわひろ...自由詩2*07-7-5 0:29
刻塔に渡る砂木自由詩16*07-7-5 0:10

加筆訂正:
莫迦坊日和   〜ばかぼんびより〜/山田せばすちゃん[23:16]
縦書き表記にしてみた。
月刊「動物園」/あおば[22:53]
1行と2行を入れ替え。
莫迦坊日和   〜ばかぼんびより〜/山田せばすちゃん[20:53]
馬鹿を莫迦に書き換えてみた。
ダブルクリップ/はらだまさる[09:26]
加筆修正。
風待ち/佐野権太[08:47]
若干修正
49rows, 1.06sec.