1日中ずっと
雨だったり

カエルに
なりそうなくらい
蒸し暑かったり

そんな日が
続いた ....
蝋細工みたいな
小さな花が
蜂を
呼んでいる

その蜂を
警戒しながら
写真を
撮ってい ....
(1からの続き)

 ――我々が問題としなければならないのは、二十一世現代の日本における、まさに ....

雨が長く続けばいいなと
あの方はいう

白くなりそこねたベンチに腰掛けて
誰かに話すふう ....
セブンスターの香りが鼻を掠める


あぁ、あの人はきっと近くにいる

だからあたしは安心し ....
朝起きたら
机の上にメガネが置いてあった
昨日の夜
酔って歩いていたら
呼び止められて
「 ....

あーあっ

なんか、

なにもかもマシュマロになっちゃえばいいのに。

*

昨 ....
わたしはじかんのはてから
ながれをぎゃくにたどって
ここまできました
あなたにかかわり
せか ....
こんなときだから
あなたのこと
思い出してみる

洗いざらしのティーシャツ
良く似合ってた ....
端と端を重ねる
皺の無い
平たい一面は

矢車菊の
透ける
セイロンブルー越しに

 ....
スイッチを入れて
ゆっくりとまわり出す
瞬間が恋だとしたら
スイッチを切るまで止まらない
換 ....

いまがいつかわかっているのか

6月といえば、日本は全国的に雨季だ

雨というだけで憂鬱 ....
地球の半分を勢力下に置いてしまった
巨大なハリケーン

天空を翔る
黒龍の赤々と輝く画竜点睛 ....

泳ぐこどもの描く絵は
ぎこちなくてのびやかで 見る疲れ心地がよい
けして固まったりはせず
 ....

こどもの頃棄てたはずの手が
壁の中で指をならしている

むかし山の小川に浮かべた舟が
朝 ....
 
過去を連れ子にして裏通りのレンタル暗室に潜り込み
かなしいを現像すればドン・ケツァルコアトル ....
もし この街が 爆発したら

僕は 君のそばに いるよ

だから 君は 僕のそばから

 ....
暗闇に立つ
金の門を抜けると 
石段を下りた{ルビ洞穴=ほらあな}に 
横たわる{ルビ棺=ひつ ....


カーテンの奥
小鳥が
嘴を
丸い頭を
囀りを
柔らかな羽毛を
昼の日のひかりのよ ....


自分で決めれば
そこが
スタートに
なる



スタートラインは
つくるもの ....
隣の家の畑から
一輪の花が
「おはようございます」
挨拶をした

それは隣の家の
おばあ ....
はじめて吐き出したのは

六月の熱風うごかぬ午後

ぶあつい電話帳をパンツ

いっちょう ....
ぼくは哀しみを探索する哀しみ皇子

涙を宝石にするオジサンのお家に昨日は泊まったの
「皇子、そ ....
北の方角では
青年が祈っている
切実なその願いは
祈り、というより叫びのように
わたしのたま ....
将来の夢を語り合うよりも
明日のテストに向けて
たくさんの単語を関連もなく
覚えることの方が大 ....


透明な青い海を
濡れるのも構わず私はかきわけた
海の先には 知らぬ土地があるのだろう
 ....

真新しい緑を横切って
くろい雨雲の拡がってゆくのを
部屋から見上げて思うことといえば 
こ ....
すべてが逆転するという学説もあったんだそうだ
時間さえ逆行するとも言われていた

じゃあぼくた ....
           梅雨空が
あさぎいろに変色しはじめるのは
          いいもんだ
 ....
したる雨あなたへの道あるけどもあなたの心つゆほどしらず 子沢山の家に
末っ子の鼻垂れ
多分食べていると思う
かんでもかんでも出てくる

腹をすかせ ....

― 太陽は人気者でした。




 それはそうだよ

 だって、僕がいなくちゃ生命 ....


剣、と
よぶのを避けたくて
声はひとつの
武装と知った

ちいさな胸を
軋ませて ....



道を割る五つの草の上に
頭と両手と両脚を乗せ
冷える音を見ている間に
夜はふたつす ....
僕等はもう
交差する事なんてない
そう知った朝
僕は魔法使いになった
悲しい色を
幸せな色 ....


紅葉の木鳩去りゆきて淋しげに風にゆらるを座りて見る

山峡の湖水の絵を見て妻と共これを買 ....


もしもし もしもし ――
もしも、もしも、しもしも、しもしも、

A:林檎ジュースのよ ....
午前4時
ほの白く ほの青い 四角い窓から
まちの寝息が
明かりの粒子が 舞い込んでくる
街 ....
虹を架けるのが仕事です

泣き疲れた 寂しげな空に
虹を架けるのが仕事です

七色の橋を 不思議な橋 ....


受け付けの 色白美女に 会いたくて
毎日通う 脚のリハビリ




リハビリの
 ....

人で溢れる駅前の交差点
無造作に張られた映画のポスター
二人で決めたいつもの待ち合わせ場所
 ....
詩を書くのが大好きな僕は
 真夜中だって夢中になって書いちゃうよ
 君を創るのは僕だからね
 ....







こんなことがあってね
あんなことがあってね
生活がどうにもならなくて ....


揺れる 火

アロマランプを焚きながら
君の残り香探す矛盾
キャスターに火をつけて

愛は炎に ....
JAROって何じゃろ?
これは切実な問題だ

すこぶる切実な問題だ

私はこのしょーもない ....
ホセ・アルカディオ・ブエンディアは階段を駆け上がり
手まねきをするティムにうらめしそうな視線を投げ ....
降りしきる 
スコールみたいな哀しみを 
突き抜けてゆく 
Poetry

暴力の間に 
 ....
凶と出よ地上百メートルの長箱

指紋消して他人の庭を跳ね歩く

港の突端あるいは渦巻くプラン ....
今夜だけでも構わない。

一夜だけでも夢を見させて。



それが仮令・・・

只の ....
一輪の花が咲いている。

この子は私、頑張る私。

風に吹かれても人に踏まれても、
それで ....
黒い道路に出来た汚い水溜まり。

ふと見下ろすと、そこには今にも死にそうな薄幸顔の女。
こちら ....
仕事の後に
友のライブを見ようと駆けつけた 
ライブハウスがある
渋谷・ホテル街 

時折 ....
結局ここまで21人の女の子と付き合い同じだけ別れた
俺は気にいった赤ワインを何本か手にしていた  ....
ガタン、ゴトン
朝の満員電車の中で
整然と並んだ大人の人たちが
揺られています

 ....
同じ空の下で
月に向かって涙を流し
あなたを思うのはこんな時ばかりでした

結局何も私の中 ....
街が飛び跳ねた
私は哀愁を食べている

リストカットで
飛び出した赤い血は
普通すぎてつま ....
とむらいの儀式には
いろいろあるらしい

風に流したり
星に浮かべたり

鳥についばまれ ....
いとう [22:59:00]
看板=合評しますよー(飛び入れ!2004縮小版)
いとう [22 ....
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2007年6月27日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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欲望Ⅱまりも自由詩3*07-6-27 23:30
透視メガネぽえむ君自由詩10*07-6-27 23:12
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恋月 ぴの自由詩36*07-6-27 22:32
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 『師匠』アハウ自由詩207-6-27 21:14
前夜唐草フウ未詩・独白9*07-6-27 21:03
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爆発森下 流華自由詩1*07-6-27 19:28
Pieta 服部 剛自由詩107-6-27 19:17
さし出している花平すり自由詩007-6-27 17:42
スタートライン秋桜自由詩7*07-6-27 16:02
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加筆訂正:
創書日和。窓 【青方偏移】/佐々宝砂[18:47]
またまた誤字訂正(寝ぼけてるー
創書日和。窓 【青方偏移】/佐々宝砂[15:48]
誤字があったので訂正(赤恥
eden/服部 剛[07:04]
節々を推敲しました。 
58rows, 1.06sec.