ツバメが
車庫を低く飛び
チチッ
チチチッ

ふるさとは
ツバメの里だ
雨上がりの透明 ....


しらないあいだにすてられて
みえないものがおおかった

はるになったらあえるのよって
 ....
君が僕に触れた
その指先から、ほどけて

僕の身体に巻き付く
見えない包帯に
なってしまえ ....
みち子さん 私は忘れない
あなたの白無垢が 石炭色に染まった日を

あの日 あなたは
彼とい ....

なにもない場所をわたっていく
すーいすーいとわたっていく

今しも水面下では熾烈な争いが
 ....
夢にでてきた姿を反芻する
少し疲れている?
でもとっても幸せそう
なんであたしは泣いているのか ....
さーせん
さぁせんっ

頼むから静かにしてくれファッキン高校生達よ
ケンタッキーはファミリー ....


こいぬ が 一匹。
くぅん と 鳴いた。

こいぬ の 中には

こい と いぬ。 ....
散弾で撃ち抜かれた無数を胸に見るや
目を瞑り落天してくる鳥々のこれ
演じる躯
燦とぶつけて
 ....
もう かわをむくのが
いやになった という
かんかくに ようやく
たどりついて すこし
たま ....
名前を訊かれたから答えたのに
この有り様
半身ドロドロ 甘い香り

残りの半身で何をしろと言 ....
ぎんいろの折り紙で
鶴を折る

ぎんいろ
それは
わたし自身を惑わす窓辺の色合い

ぎ ....
          わびしいことだが
  もはや 純白と漆黒のネクタイ以外
   格子柄も水玉模 ....

鳥のため
おおきなおっぱいが
ほしいとおもう
春さかり
右のほうが
小さいと気づいてか ....
人差し指を強く噛んで
歯形を見るの 綺麗だわ

二日は消えない

この指であなたを指すの
 ....


昨夜、
夢の中で
君と違う女を抱いていた
顔も知らない
名前もない女だった

 ....
そう広くもないこの世界で
終わらない
終わらない争い
人々の悲しみ

隠れて囀る鳥達
離 ....
各地へと
足跡残す
偉業には
天国行きの
片道切符
 
 
漂泊の
旅を終えれば
 ....
遠くに見えるやまなみの橙と

風が連れてくる野焼きの匂い

蝗は何処へ行ってしまったか

 ....
家庭崩壊
学級崩壊
日本崩壊
ああ、ほうかい
あ、阿保ぅかい

信じるべきものを教えなか ....
おい、野郎どもよ
いつまでそんな狭い小島で遊んでやがる
五歳を越えたんなら
さっさとママのおっ ....
テレビもついにカラーバーが流れ始めた頃
やはりぽつりぽつりとコンビニにも人がいなくなり
普段 ....
嘘で固めた
仮面を嵌めて
 
道化のように
飄々と
 
 
愛想笑いを
貼り付けて
 ....

神哭きて
割れんばかりに
響いては
涙滴り
大地を濡らす


刻経りて
涙は尽き ....


大好きだったあなたの指が

いまそっと、ナイフに触れるわ

ダーリン

わたし、 ....
この地球には
捨てるものなど
何一つとしてありません
あなたたち動物の排泄物も
やがては花と ....

これでおわりかもしれないことが

毎日たくさん響きあっていると知って

目の中だけにある ....
醜く垂れる、欲望
白濁鈍く、サレイシャス
軽はずみに広がる
ドット マーブル   グラデイショ ....
   〜第3部〜 

   ここで僕が朗読させていただきました。 

   昨夜は僕の職 ....

しめらせた指さきのあいぶで、戯れよはなびら

水瓶のなかから水のそこへと、おちてゆけ

 ....


   おはようございます。 

   毎度おなじみ、新宿の個室です。 
   昨日 ....
蛇口から出てきたシャケのにおい嗅ぐ


手を挙げた雨粒ひとつ海の底


もういいわサザエ ....
{引用=
 浅い夢に色を塗って
 コバルトブルーの空にして。


 辛いことがあったとき ....
 流れるように月日は過ぎて
 あんなに恋焦がれていたあの娘のことなんかも
 色褪せて
 季節風 ....
雨上がり
太陽
夕焼け
そこに虹が架かるといい

私の気持ち
雨上がれ


部屋の温度が静かに落ちていって
居るはずのない あなたを抱き寄せる

逢いたいとき逢えない人だ ....
単純もよきときあると自らと
慰むるとき 時雨の音する


ふれ合いし手の冷たさは言はずして
 ....
揺れる雑草が笑って朽ちる
滲む太陽が泣いて沈む
死に絶えた魂が此処に
血を吐きながら腐りゆく
 ....
とおい空を
求めたりしない

ただ

「綺麗ね。」と
微笑んでいたい

この空に
 ....
羊水の中で生きぬように
私はかく強くありたい
境界線に達してもいいさ
それが私の生き様となるの ....
行ったことはたぶんない

空のうえならあるかも知れない

かわいたゆたかな光

人間と同 ....
この手が触れて来た。

世界は。

生暖かくて。

ちょっと信用できないな。

たとえばあたしが

どれくらい忙しいかっていうと

主婦の過労死第一号になりそうくらいなの
 ....
心が切り裂かれ涙は星になって
君は呟いたね 
何を愛していたのだろうと

星になった君の涙を ....
ほんとうにあるのだろうか

この身ひとつでゆけるところなんて

そんなところあるのだろうか
 ....
架空の鋲 雨に打たれる
錆びついた工場の手すりや階段
タンクローリに描かれた落書き
めくれ上が ....
かつて
であった
かなえられたものと
かなえられなかった
もの
うつし
留め
拾う
 ....
群れを成し
一点を見定め
乱れぬ様は
予め組み込まれた
仕掛けのように

波紋がやがて
 ....



 おばぁちゃん
 ただひたすらに
 愛でてくれ
 今は一人で 
 味噌汁すする

地下道で出会ったあの子は
身体の周りに薄赤い魚を
泳がせていた

着ていたのは薄い綿のシ ....
「詩集を作るアイデア」をある朗読会に持っていったところ、
現代詩フォーラム的にはOK、朗読的にはO ....
シュークリームの丘に登って
手をたたこう
ミルクティーみたいな空と
メレンゲみたいな入道雲
 ....
夜が控えめな口で笑っております
ニコリと、いえニタリと
時折墨色のハンケチで覆い隠しながらも ....
君は理解していない。
人と別れるということを。
私と別れるということを。

そうやって無邪気 ....


日日に緑深まる狭庭辺に今朝は蛙の鳴き声がする

さきほども小雨降りいた表通り人の声して雀 ....
はじめての

  「好きです」

見下ろした世界は温かくて

零れた

寄り添う最後 ....
雨の降りそうもない晴天、

会社に忘れた傘を持ち帰る

電車の中は誰一人として、

傘を ....
ひとは思想だけで死ねるという
それにはわたしには思慮が足りなかった

ひとは愛のために死ね ....
人には見えて
自分には見えないもの
それは
自分の幸せなのかもしれない

自分では
不幸 ....
無為に過ごした時間に 自分を責める
幼子の記憶に 今も悲鳴を上げている

だれにも認められない ....
花は散り
葉が開く
ベルの音
オレンジ

人に頼られ
人に好かれ
人が優しく
尊敬さ ....

すべての生きものに終わりがあるように
今日という日が暮れてゆく


プラスチックの透明感 ....
今夜半からの雲に覆われた月の光は
それでも雨粒に溶け込んでアスファルトにあたるたびに
ぴんと ....



斜めに降れば避けたかもしれない/その日の外出で

けれど
雨は真っ直ぐに降りて来て ....
 誰かのことが思い出せない
 交通事故のショックであなたは自分を守る為にある記憶を抑圧されているの ....


いつもの時間

いつもの場所

いつもの景色

幸せな空間

それでいいと思 ....
阿佐ヶ谷を散策をした。

みすゞという名の猫がいる、狭い古道具屋を見つけて長居をした。

今 ....
旅立つ日の前は
あなたからたよりが届く
あなたが無事に帰ってきたい理由は
唯一つだから
私に ....

“もう、会うこともないだろうけど。”


その言葉で、一人の人間の存在が葬り去られた。
 ....
おろしたてのラバーソールで闊歩してみたい
おろしたてのスーツでダンスしてみたい
誰かに陰口叩かれ ....
あの日私が信じた彼は
「大人」だと思っていたんだ



でもね
喧嘩するし
玉葱食べれ ....
瓦礫の最後の一滴
落ちたのです
すべてが静かに固まりましょう
涼しく消えてしまいましょう ....

 僕は 僕は!!
 この粉をすべて掬いあげたい
 手から一つ一つが
 暗闇に吸い込まれてい ....


  「アリュール」

{ルビ汚=けが}れならば五月雨川に流せりと誘ふその手は{ルビ梔子= ....
あんなおれ
こんなおれ
そんなおれ
みんなおれ
おれだおれ
帰り道の踏切が夕陽の中でけたたましく鳴って、し
ばらくして私の前を、快速列車が辺りの熱を巻き込
 ....
たとえてみるならガランドウ
気分でいえばそんなからっぽなはずが
石ころコトリ落ちていく空間もない ....
その日はとてもいいお天気で
猫ですらも暑そうだった
私はベッドにうつぶせになって
布団に体を沈 ....
広島への出張なんて
もう馴れたと思ってたけど
今日は新幹線の
閉まる自動ドアが恨めしい
これ ....


終着の浜辺
そこで未来が終わる場所
たどり着いた人々は 待っている

時の呼吸が止ま ....
取っ手は行ってしまった
バイクの音がかすれた墨汁を片足で飛ばす

埠頭の上でバケツは
なわば ....
君への想いを詩としてメールで送ったら

翌日の返信メールには 君が作った詩が書いてあった

 ....
空がゴロゴロ鳴って
神様たちのボウリング大会が始まった

やんややんやストライク
まだ ....
何年ぶりかのあなたの電話から
あなたの声が少し枯れているのを聞いて
風邪などひいていなければ ....
「水流の果て」



鼓膜をふるわす深緑の葉音
幸せな季節のうららかな羽音

流れる ....
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2007年6月9日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ツバメuminek...自由詩7*07-6-9 23:56
ちのいろミゼット自由詩3*07-6-9 23:55
らぶぱしー山中 烏流自由詩16+*07-6-9 23:40
夕張の花嫁池中茉莉花自由詩10*07-6-9 23:40
アメンボの土曜日青の詩人自由詩5*07-6-9 23:27
倉持 雛未詩・独白507-6-9 23:14
おっぱい虹村 凌自由詩1*07-6-9 22:58
こいぬかおり自由詩3*07-6-9 22:51
ガン・ズーsoft_m...自由詩17*07-6-9 22:46
そろもん(修得の話)みつべえ自由詩407-6-9 22:31
男神のお遊び酸素の枷自由詩007-6-9 22:23
ぎんいろ恋月 ぴの自由詩59+*07-6-9 22:18
風騒(1)信天翁自由詩207-6-9 21:41
春とおっぱい田代深子自由詩12*07-6-9 21:23
女神のお遊び酸素の枷自由詩107-6-9 21:23
腹上死おるふぇ自由詩807-6-9 21:21
メサイア智鶴自由詩0*07-6-9 21:10
漂泊の旅殿様が得る短歌107-6-9 21:09
饒の空白昼夢自由詩2*07-6-9 21:02
我、関したかぁねぇよ太陽の獣自由詩007-6-9 20:04
おっぱいⅡ茶釜自由詩107-6-9 20:02
深夜のコンビニは誘蛾灯のように。yuma自由詩2*07-6-9 19:59
仮面秋桜自由詩9*07-6-9 19:55
かみなり短歌7*07-6-9 19:53
_三条自由詩207-6-9 19:43
地球が捨てられてゆくぽえむ君自由詩11*07-6-9 19:13
傾く唐草フウ未詩・独白6*07-6-9 18:53
橙午自由詩1*07-6-9 18:48
「笑と涙のぽえとりー劇場」レポート(後編) 〜5月〜服部 剛散文(批評...4*07-6-9 18:44
真下でまちうけているコンクリートへリスト自由詩007-6-9 18:44
「笑と涙のぽえとりー劇場」レポート(前編) 〜5月〜 服部 剛散文(批評...3*07-6-9 18:43
ちょびっとおとなしめな感じの川柳しみまん川柳7*07-6-9 18:33
I'm here灯和自由詩14*07-6-9 18:28
普通電車山崎 風雅自由詩4*07-6-9 18:18
雨上がり夕焼け空自由詩5*07-6-9 17:53
独りの夜北大路京介自由詩14*07-6-9 17:48
14P 「短歌2」よりむさこ短歌12*07-6-9 17:26
結城 森士自由詩1*07-6-9 16:59
無限見崎 光携帯写真+...407-6-9 16:28
癒しの水麻生ゆり自由詩9*07-6-9 16:12
テキサステキサス吉岡ペペロ自由詩807-6-9 15:44
想撮空間「触覚。」狠志携帯写真+...107-6-9 15:30
たとえばあたしが吉岡ペペロ自由詩207-6-9 15:00
流星群アマル・シャ...自由詩7*07-6-9 14:59
この身ひとつで吉岡ペペロ自由詩207-6-9 14:57
排気音プテラノドン自由詩4*07-6-9 14:35
時計紀茉莉携帯写真+...307-6-9 13:44
錦鱗自由詩1307-6-9 13:26
味噌汁山崎 風雅短歌407-6-9 12:06
ピアソラUtakat...自由詩507-6-9 11:56
現代詩フォーラム的なイダヅカマコ...散文(批評...2*07-6-9 11:55
スプンプル式自由詩3*07-6-9 11:08
二日月朝原 凪人自由詩7*07-6-9 10:45
別れの言葉夢幻自由詩307-6-9 10:44
ペール・ギュントの朝生田 稔短歌8*07-6-9 10:36
*初恋*ちと自由詩2*07-6-9 10:13
yoyo自由詩207-6-9 8:19
うつくしい死因あずみの自由詩807-6-9 7:47
人には見えてぽえむ君自由詩9*07-6-9 7:25
青空オデコにはっつけていねむり猫自由詩107-6-9 7:23
愛の人ペポパンプ自由詩13*07-6-9 7:00
「黄昏る」ベンジャミン自由詩5*07-6-9 6:50
徒然ー「夜半」ワタナベ自由詩507-6-9 6:44
外出焼石二水未詩・独白4*07-6-9 4:08
抑圧された記憶はじめ自由詩3*07-6-9 4:01
違和感優飛自由詩10*07-6-9 3:40
言葉の形猫のひたい撫...散文(批評...207-6-9 3:33
旅立つ人紫翠自由詩2*07-6-9 3:30
もう会うこともないだろうけどmikari...自由詩307-6-9 2:46
おっぱい虹村 凌自由詩2*07-6-9 2:34
大人赤月 要自由詩107-6-9 2:10
瓦礫の終末鈴木カルラ自由詩2*07-6-9 1:55
小さな君doon自由詩307-6-9 1:45
パルファムRin K短歌32*07-6-9 1:36
おれ小川 葉自由詩2*07-6-9 1:23
ダイアリー・ダイアリー 3・21平山ネムデ自由詩107-6-9 1:17
ガランドウ七尾きよし自由詩3*07-6-9 1:09
暗闇の中から、また叫ぶ麻生ゆり自由詩11+*07-6-9 0:55
麗ちゃんで「7番」たりぽん(大...自由詩8*07-6-9 0:51
終着の浜辺でいねむり猫自由詩3*07-6-9 0:44
チョン 2砂木自由詩5*07-6-9 0:44
平安のトビウオ北大路京介未詩・独白7*07-6-9 0:36
神様のボウリングなかがわひろ...自由詩3*07-6-9 0:18
声に自由詩2*07-6-9 0:17
水流の果て古河 セリ自由詩307-6-9 0:04

加筆訂正:
ちょびっとおとなしめな感じの川柳/しみまん[19:33]
最後のルをとった。で・・・つけた。
I'm here/灯和[19:17]
横書き→縦書き
ちょびっとおとなしめな感じの川柳/しみまん[18:34]
たてた
85rows, 1.07sec.