こんな時どうする?
と言うような心理テストで
気の利いた言葉一つ思い浮かべず
見て見ぬ振りでお ....
母の筏に乗る子供を
クロールで追いかける
ときどき中州に立って
子供と手のひらを見せあう
中 ....
寝乱れて   残り香の   漂う
翌朝に    睡眠薬の   後遺症
やってくる  あなたへの  ....






血まみれに

砕けた鼻っ柱で



胸いっぱいに
 ....

いつだってきみは笑いながらやってきて
灰色だらけのわたしのココロの
いちばん奥の奥底にある
ひみつ ....
満員電車の中のつり革を
片腕を伸ばしたまま
必死になって握り締め
このつり革は自分ものだと
 ....
{引用=――夢との婚姻}

俺は泳いでいる
泳いでいるから 俺はひとりだ
息をしたり
腕を ....
北国にも短くて長い夏がやってきた
こんなところでそだったから、素子はあつさに弱い
ぎんら ぎんら ....
愛してるだなんて
口にだして言えない
猫のように
丸まってしらりす
存在の価値など
あなた ....
傷つけたくありません。
だから
この『想い』は、心に、秘めることに決めました。

貴方の私に ....
よく晴れた日 
玄関を開くと 
小さい{ルビ向日葵=ひまわり}の植木鉢が 
倒れていた 

 ....
吟遊詩人は詠うでしょう

小さなひとつの島国を

四季折々の
顔がある
小さな小さな島国 ....

放たれた矢は射手の胸に刺さる
ゆえに詩は死
死は史にも通じ
後者は一般に過去を記録した事 ....


蟻を殺した朝、標準サイズの柩を、隠居した大工に発注し、旅に出た。
旅の始めに、風の響動( ....
わたしは 成就しない
文字通りには ならんでいない
お別れの前に 千年を封印して  
完全武装 ....
笑顔を求められ

強く生きることを求められ

死ぬことも消えることも許されず

貼 ....
あなたは私の虹でした
歓び
恋の炎
止まらない涙

人は言います

でも
仕方ないん ....
「もうだめかもしれない」

君が言った

「そんなことない」

僕は言った

「そん ....
家も無く
吾を知る者も
今は莫し
根無し草とぞ
人は言ふらむ


風荒ぶ
夜の旅路に ....
頭が割れそうに痛い
昨日から僕はどこか
大切な思考回路を落として来たように思える
正当化しなけ ....
白と黒の密林
そいつがこのノートです
はあはあ
詩、
詩はありますか?
「ありません」
 ....
年を重ねる度
少し背伸びをした
大人になったね
そんなふうに思われたかった
 
3年前にと ....



ねぇ、昨日ロンドンから帰って来たのね

「卵が孵化していく」

ランチには野菜と ....
すみません


難しい言葉じゃダメですか?
何かを語るのも
何かを伝えるのも


そ ....
傘持ちて吾子を迎えに行くことも
久し振りなり雨もまたよし

さりげなく扇風機の風 吾が方に
 ....
鎖骨に君がいつまでもいて
消えてゆかない
朝が生まれ変わる度
君がいることを確かめて
 ....
その午後に
虹色の球体と
銀で縁取られた黒の正三角形と
無色透明の六角錐とが
話していたこと ....
「僕は生まれた」
その一行で終わった詩があった
誰もその意味を理解できず
無視した
読み流し ....
夕暮れを待たずに

森から逃げ出した木陰たちは

灼けた道路を飛び跳ねながら渡る

防波 ....
朝8時
バス停にある
虚無主義(ニヒル)の目
息の空想
煙草の科学
空から堕ちた星のカケラと
春のはかない桜の花と
迷えど天秤
決めかね憐憫

月の静かな雫の ....
       日時計は正面に
しずかな「時」をひろげている
  蒸気いろした綿雲のように

 ....
ただ静かに穏やかに

普通に生きていたかった

幼い頃の僕は甘えん坊で

思いやりに溢れ ....
「マジックや超魔術は、タネがある。」
「サンタクロースは、お父さん。」
「恋愛バラエティーは、や ....
目の前に落ちてきたのは
蒼い羽を生やした一匹の蝶
僕のように立ち止まり
何も見えない瞳は
堕 ....
新宿駅からの
都庁を目指す道は
緑の多い道
街路樹や植え込みが多い
道沿いのビルにもツツジや ....
心に溶ける美しいメロディー 空に広がるピアノの声
静かに揺れる繊細な指先   僕はゆっくり眼を閉じ ....
とりあえず一服させてくれないか?
仕事は仕事でちゃんとやるからさ
昨日のメールも今日中に返すから ....
“三歩下がって付いてゆきます”

いつだって女は
そう思っているの

紅差し指に光る
永 ....
駅までは歩いて十数分
雨の日は五分も待てばバスが来る
車と人の道も分けられて
目的地までは
 ....
春が逝ってしまったので
とりあえず泣いてみた
道端で通り過ぎる人々に
誰彼構わず縋りつきながら ....
ちいさなころの わたしは いじめられっこ
クラス中の男の子が 「ばいきん」ってよぶ
先生まで ば ....
指絡め柔ぬるい舌食んでいる今この時を吸い尽くさんと 北の北の大みそか

美香子はおこたでうす茶色の玉ねぎ一つ見つめてた
小さなめんこい玉ねぎを
 ....
朝の
アスファルトの冷たさの上に
巣から落ちた小鳥が震えている

拾い上げて
掌の中で
 ....
肩が外れた
外れた肩を持って闇市に行った
拾ってきた新聞紙を広げ
粗末な店を開き肩を置いた
 ....
ー盲目ー
まだ陽の上らぬ未明の朝
風紋が鮮やかに浮き出る灰色の砂丘を
暁の月へとむかう  ....



緑色いっそう深まり空曇りスズメさえずる朝の机に

わずかなる胸の痛みと音楽の耳にいり ....
遠いところから ようこそ

朝早起き大変だった?
それとも楽勝だったのかな

バスに揺られ ....
{引用=


                     

さざ波の上の真昼
 ....
泣くのはやめてよ
飽きてくるから

笑うのはやめてよ
殺したくなるから

殴るのはやめて ....
  

抱きしめたもの
全部ひっくるめて
冷蔵便で送るよ
君にとってはもう
要らないもの ....
スキップらんらん
今日は晴れ
何か良い事ないかな
わくわくハラハラ

顔を触られ
頭をつ ....

人生が一幕劇の舞台なら
あたしの物語は中盤を過ぎて
ファンファーレを打ち鳴らして
クライマ ....
カーテンと
鉄骨の隙間から覗いた
スカートを捲る
そこに、秘密はない
 
白く染まった床と ....
あのとき雪を頂いていた山はもう
緑もずいぶんと深くなって

あのとき枯れ草を敷き詰めたよう ....
            2007/06/05

かりんとうを
長万部で買う
駅の待合室に ....
君の囁く何気ない日常だけが
僕を取り巻く全てだというのなら
どれほど幸せだろうか
名前しか知ら ....
ヤバイ、
ap bank なんて
やってる場合じゃなくなった
このまま眠ったら気持ちがいいだろうなという気持ちのままで眠ってしまったらしい。
気持ちがいいだろう ....
 夜部屋の一室
 私はひっそりと考える

 『シ』と言うモノについて

 暗い空間の中に自 ....
夜空を剥ぎ取って
この心を包むことができたなら
あなたの宇宙(そら)を飛べたでしょうか

星 ....
 作曲家は空腹を誤魔化す為に暇さえあればずっと眠っていた
 それ以外は作曲に専念していた
 でも ....
青い部屋のバイオリン
天井に浮かぶ
水あめのプール
眠い青い部屋 グルグルと回る

 ....

それはいつまで経っても明日にならない
俺は始まりからずっと遠くてもっとぶ厚くて
お前の衰弱し ....


「宇宙」と書いて「ソラ」と読む

自称詩人の始まりだとしたら

私は間違いなく

 ....
夜の匂いとか、別れの前の静寂とか、
劇場の空気や匂い

月にかかった雲、夜の街灯

朝方の ....
 アタマ←キリキリ痛ミマス
 オツム←マジでアレですヤバイです

 じゃあ、あれ、で、これが、 ....
耳元の蚊の羽音でいちいち目を覚ますのは
ぶっ潰してやる!って情熱だけじゃなくて
お前の電話を待っ ....
黄色い、アジサイが咲いている。
黄色いアジサイは、
ホントは泣いているのだ。
土が汚くて、水が ....
誰に気づかれることもなく
蟻が風呂の排水溝に吸い込まれていった
死んでしまったかと思われた蟻は
 ....
あなたとの関係を大切にしたい

あなたとの時間を大切にしたい

愛って

大切なひとの時 ....
指さきふるえる

こころがふるえる

胸をこがして

中二の秋がよみがえる


さ ....

夜風が気持ちよくて 一人散歩をする

そんなときに私は何かを探してしまう


 ぬくも ....
ひとり心に住むひとを

ひとり遊びに横たえて

想いのうちは哀れです


せわしく濡れ ....
おなじ星に

おなじ時を刻むのに

想いを伝えられない

もどかしさ

ひとりでせつなくなることが
 ....
肉のぬくもりは

肉のぬくもりでしか

うめられないの

耳のおくに感じる海鳴り

心たちが胸をおす ....
きみの胸に掌をあてる

肌をあわせて

聞こえてくるもの

体温はいつも懐かしくて

ふたりはさい ....
時を追いかける時よ
ひとり物語を語り続ける時よ
孤独と戦い続ける私の時よ
過去をふりかえれば
 ....
別れの理由

十一ヶ月考えて
やっとわかったよ

本当に好きでいてくれたから
ずっと拒め ....




夜の飛行場には
サヨナラが点在する
携帯電話のキーのような
小さな光の形をして ....
胃液が沸騰
ぐつぐつ
小爆発を繰り返しながら
ぷつぷつ
重い重い
頭にも響く
じっじっ
 ....
彼は私にもう会えないといった
理由も聞かずに
いや
聞くことも出来ずに立ち尽す
彼が背を向け ....
前日 Home 翌日
2007年6月5日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
乙女心の分らぬ男に詩を書く資格は無いかもしれない松本 卓也自由詩0+07-6-5 23:39
日曜日小川 葉自由詩607-6-5 23:30
愛憎劇場yoyo自由詩5*07-6-5 23:21
【 無心 】豊嶋祐匠未詩・独白2*07-6-5 23:00
みずいろスイッチa/t携帯写真+...607-6-5 22:58
悲しい占領地ぽえむ君自由詩26*07-6-5 22:52
高宮シンゴ自由詩207-6-5 22:44
ちゃんぷ池中茉莉花自由詩4+*07-6-5 22:10
恋歌yoyo自由詩1*07-6-5 22:04
告白の前日愛心自由詩2*07-6-5 21:18
白蝶 服部 剛自由詩13*07-6-5 20:59
吟遊詩人は詠う結華自由詩5*07-6-5 20:55
PoesieThe Bo...自由詩3*07-6-5 20:49
 柩の音をゝさわ英幸自由詩207-6-5 20:49
そろもん(聖餐の話)みつべえ自由詩107-6-5 20:45
道化師の慟哭あずみの自由詩507-6-5 20:26
けんご自由詩307-6-5 19:56
ふたりぼっちの部屋我辣波饅頭自由詩107-6-5 19:50
旅人秋桜短歌10*07-6-5 19:44
いたがる黒子 恭未詩・独白4*07-6-5 19:03
ゼブラノートおるふぇ自由詩807-6-5 19:03
18歳倉持 雛自由詩1507-6-5 18:36
神よ! Ⅱ那津自由詩207-6-5 18:28
語ちゃ語ちゃ酸素の枷自由詩1*07-6-5 18:09
8P 「短歌2」より 〜 昭和四十年むさこ短歌10*07-6-5 18:06
YOUR MARKさくらほ自由詩9*07-6-5 17:55
空白的な午後塔野夏子自由詩7*07-6-5 17:48
誕生おるふぇ自由詩307-6-5 17:37
木陰たちの夕宴相馬四弦自由詩2*07-6-5 17:12
朝8時殿様が得る短歌107-6-5 16:56
迷えど天秤プル式携帯写真+...4*07-6-5 16:07
日時計信天翁自由詩207-6-5 16:01
変革森川仁自由詩507-6-5 15:59
のんふぃくしょん北大路京介未詩・独白7*07-6-5 15:46
Deep blue butterfly流希-Яuk...自由詩307-6-5 14:45
新宿駅からのふるる自由詩13*07-6-5 14:07
ぴあの北大路京介自由詩13*07-6-5 13:54
【一服】つむじまがり自由詩4*07-6-5 12:52
紅差し指小原あき自由詩18*07-6-5 12:38
都会の温かさぽえむ君自由詩13*07-6-5 12:03
ハローワーク大覚アキラ自由詩207-6-5 11:44
逃走池中茉莉花自由詩9*07-6-5 11:41
蜜壷いまいまい短歌4*07-6-5 11:39
玉ねぎ一つ池中茉莉花自由詩7*07-6-5 11:37
告解大覚アキラ自由詩607-6-5 10:52
東京パックたもつ自由詩1307-6-5 10:42
月の朝(あした)リーフレイン自由詩9*07-6-5 10:23
二人できよく生田 稔短歌8*07-6-5 10:13
会いにきてくれたあなたへえりす未詩・独白2*07-6-5 10:11
紫陽花の面影まどろむ海月自由詩8*07-6-5 9:42
ただただ、ふたりで一緒にいようようおくきん自由詩2*07-6-5 8:48
東京パックAB(なかほ...自由詩1007-6-5 8:40
コーヒーペポパンプ自由詩6*07-6-5 8:38
*戯曲*かおる自由詩8*07-6-5 8:16
ない山中 烏流自由詩12*07-6-5 8:15
ときの流れあずみの自由詩1107-6-5 7:39
東京パックあおば自由詩28*07-6-5 7:10
B面イヴ自由詩807-6-5 6:06
おそらく、あの人はFUBAR未詩・独白1*07-6-5 4:43
悔悟clef未詩・独白1*07-6-5 4:20
暗闇鬼ごっこdoon自由詩107-6-5 4:18
この愛に泳ぎ疲れてもアマル・シャ...自由詩4*07-6-5 4:13
夢を信じ続けたらはじめ自由詩4*07-6-5 4:05
ひるねのときのこと多久蘭乱自由詩3*07-6-5 3:32
いきづく花soft_m...自由詩19*07-6-5 3:29
詩人はじめました。優飛自由詩13*07-6-5 3:26
頽廃と軽薄は美しい肉体に宿る自由詩107-6-5 3:03
青臭草影山影司自由詩007-6-5 2:14
蚊の羽がバイブする、夜.docK+A自由詩307-6-5 2:01
黄色いアジサイ麻生ゆり自由詩4+*07-6-5 2:00
小川 葉自由詩707-6-5 1:34
愛って吉岡ペペロ自由詩407-6-5 1:21
こころのふるえ自由詩107-6-5 1:19
さまざまな気持ちsaya自由詩007-6-5 1:18
吐息、はじける吉岡ペペロ自由詩407-6-5 1:16
ひとりでせつなくなることが携帯写真+...107-6-5 1:12
肉のぬくもり携帯写真+...307-6-5 1:06
どこかの宇宙の片隅で携帯写真+...307-6-5 1:03
小川 葉自由詩307-6-5 0:55
無題Wasabi...未詩・独白307-6-5 0:49
夜の飛行場Rin K自由詩43*07-6-5 0:28
胃液——暗殺Ⅱ——tomtom...自由詩007-6-5 0:13
眩しいけど悲しいものキリエ自由詩207-6-5 0:08

加筆訂正:
東京パック/あおば[19:21]
注としてJTBの沿革追加
なみだ/結華[08:16]
題名がかぶっていたので少し変えました。すみません。
83rows, 1.07sec.