青空は虚しきものであるけれど冷たき風をよこすものなり
人は何も持たずにこの世に出でて
何かに押しつぶされそうに
喘ぎながら生きている
何のためにと問 ....
キミにはひとり分とか
ふたり分とか人数分って
概念がないんだね
いつも山盛りじゃないか
....
手をかざした
手の向こうに天井
天井の向こうに
星空を思い描いた
・
天井と壁があるだけの ....
今日、世界が終わるとしても
教えないでいてください
怖いからではありません
やっぱりわたしは
....
立ち止まらずに振り返って
転んでしまったような朝
あなたに見せたかった景色は 今どこに在 ....
雨が雪になって冷たくて
心の中まで染み渡って行く様で
風がはらはら雪を運んで
僕の息 ....
凄い口説き文句。
くらくらする。
まるで現実味がない。
だけど、現実と言葉は本来繋がりを ....
絵本の側で
子供が頭をあわせ
内緒話をしている
二人だけの秘密は
二人だけの秘密のまま
や ....
僕と君のあいだで
羽布団は日々炸裂する
パンキッシュな鳥たちの
朝の銃撃戦の中で
あと一歩の ....
婚姻も
離婚でさえも
簡単に
紙切れ一つで
出来るもんなの?
長方の
紙に ....
安吾がありったけのはっか煙草を持って私の部屋の押入れに住み着いた
部屋がヤニ臭いのは元からだからま ....
さようなら
きょうという日
楽しかった
きょう1日
でも
いいところでまた
あした ....
彼女が好きなそのカフェにはいつも
雨が降っていた
店内はびしょびしょで
暑くて
植物が生 ....
おとといの
夕暮れかけた空
君は
夏の底に
沈殿していったきり
西の夕焼けが
音をたてて ....
下弦の月と春の風
始まりもせずに終わりそうな恋心
明日あなたの名を知れば
僕は煙草をやめち ....
荒野で おとこが
口笛 吹いている
うしなうものさえ
ないもない と
知ってしまった 旋律を ....
法律でも たった紙切れ一枚でも
君と一緒になりたいんだ
....
みどりいろのタネから
ぼくはうまれた
うまれたときから
ぼくにはポケットがあって
そ ....
許されない二人だから
愛の証 刻み合って
永遠にこの想いが離れないように 何度も ....
エスカレータで夢を見る
ふわふわの風船、逃げられて
いまにも泣きだしそうなおんなの子
ジ ....
まずは女性と子供、それに老人だ。
トイレタリー関係。
衣類と布団。
病人もだ。
....
晴れた日の夕暮れ
その詩人は必ず川原に現れた
夕陽を眺めては
気持ちを溶かし込みながら
一つ ....
イエスは言った
私があなたを愛したように
互いに愛し合いなさい
友のために自分 ....
ひとりの少年が
壁をつたうパイプの上を
猿の手つきでのぼってる
壁の頂で少年は
....
昨日は職場のおばさんの
くどい{ルビ小言=こごと}に嫌気がさして
かけがえのない他の人さえ ....
営業はしているけれど
従業員のいない旅館の大広間で
卵かけご飯を食べていた
お箸と茶わんがかち ....
ブリキのおもちゃのような観覧車には
昭和の絵本の動物たち。
ぼくたちは運よくパンダの箱に乗ること ....
今までに聞かれたことはもちろん、今後聞かれることもまずないだろうが、
もしも、好きな詩人は誰かと聞 ....
見えない声に
恋をした
癒えない傷に
封をした
暖めて
温めて
美味しくいただいて
....
太っているなんて
関係ない
背が小さく見えても
関係ない
師匠に良く頑張ってます。
と ....
君が見えない不安は
ふわ、と浮いて墜ちる感覚
根付く場所がなくては
あたしは何処にも存在で ....
道の中を働く
小さな運送屋は
テロリストにはならない
いくら罪を掘っても
累積された女王の愛 ....
お昼すぎの公園
鳩のランチタイム
自転車で近づいても
誰も逃げないね
そんなに美味しい何か ....
朝の目覚め
夕の眠り
毎日 毎時
小さな『死』を繰り返す
潮が満ち
そして 今
....
私という人間の核である
“自分らしさ”“自分の生き方”と
悪病巣食う体との間で
....
あたしの言葉は
いつだって
足りないの
どんなに
伝えたくても
どんなに
隠したくても
ひとつも ....
目標をひとつ。
目標に気を取られて
今を置き去り。
今 目標を決めなくてもいい。
歩きながら ....
この心掴み取って差し出しましょう
透明なケースに入れて渡します
器は赤い薔薇の海に沈めてくれ ....
悲しいを隠したくて
泣いてるのを隠したくって
目をとじる
ただ
目を閉じる
こ ....
大人達に
後ろめたい気持ちが
あったのは 何故だろう
ちいさな わたしたちには
しゃ ....
みきすけは 旅だって いきました 。かあさんの 手を離れて 旅立っていきました。庭は もう 春で 今 ....
今よりもっと
空が高くて
今よりもっと
砂の中に潜む星を
見つけるのが上手だった頃
四 ....
俺をほっといてくれ
そっとしといてくれ
助けなど要らない
その心無い同情が俺を傷付けるの ....
colorfulな世界はとっくのとうに終わって
思想も思考もblack or white
単純な ....
少年は必死になって
学校から出された計算練習を
こなしていた
その数に何の意味があるのか
少 ....
寝惚けつつ殺されるために服を着る
世界とサヨナラ永訣の朝
棒の如きもの・元日
元日、まだ家人の目覚めぬうち
ひとり庭に降り立ち寒気に浴する
「 ....
あなたは歩けば誰もが振り向く
クラス一番の優等生なのに
どうしてこんな地味で冴えない
僕 ....
おやすみロボット
今日も一日ご苦労さま
朝におはようと言って
昼にこんにちはと言って ....
わたしは ねぇ
ひとって最終的にはひとりだと思って生きてきたの
今でもそう
生 ....
プレゼント用ですか?
って聞かれたそれ
ノーと答える勇気はない
綺麗に包まれた四角い箱は ....
マコちゃんはぺっと思いました。
でも床に唾を吐いたら、
もっと嫌 ....
その瞳
兎のように
澄みわたり
熱意の炎に
包まれている
泣き腫れた
紅い ....
悪い子は見つからないパパにもママにも見つからないぼくは悪い、
....
マリー・ベル、君の殺意は、とってもとっても突き抜けている。
君によく懐いていたあの子を笑いながら首 ....
全身包帯姿の艶やかな君の 心の願いが叶う歌に耳を澄ませるよ
痛々しい 螺旋状に薔薇が巻き付いて ....
執拗に降り注ぐ雨
僕に親しみを持った軒下で歌っている
真っ赤に痛む心は鼓動するよ
当 ....
森の中では詩人達が集まって祭をやっている
皆豪勢な食べ物と酒を呑みながら自分の詩を発表して意 ....
思い描く言葉は
蓄積されて
脳の奥で、膝抱えてる
言いたい事って 何だっけ?
(知っ ....
消えない過去に
見える今
信じた明日に
雲がかかり
大事なものを
....
すべてが明らかになる夜
窓辺に座って
空から絶えることなく
降り続けている
天恵に耳を傾ける ....
アイスクリーム!
I Scream!
俺は叫ぶぞアイ・スクリーム!
ベタな洒落かもしれないけど ....
陽射し
薄く引いたカーテンの隙間に漏らしてしまう
黄昏かけた感覚のようなもの
軽く息継ぎをする ....
とてもまじめに
ないこと と
たいけつしています
わたしなりに
いっぽもひかない
かま ....
埋め込まれて
私と区別なく
つながっていたものを
血を流しながら
痛みに叫びながら
切 ....
僕はいつも自由な心
青空 雲 そして そう川の流れ
その中には規制はないけど流れがあって
自由 ....
西の空が赤く染まる
夕暮れ時
君の手が僕の手から離れた
スルリと零れ落ち
手を伸ばし ....
女は天使を生み
女は悪魔を生み
神はただそれに
種を与えただけ
天使を生む女は ....
歌をうたってます。
誰にも聞こえないところで。
聴かせたくないから。
誰かの歌は聞 ....
2007年3月13日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
平熱
A-29
短歌
0*
07-3-13 23:57
悲しみの向こう側
アマル・シャ...
自由詩
6
07-3-13 23:55
麦チョコいちご味
水中原動機
自由詩
0
07-3-13 23:48
星のテント
黒い鴉
自由詩
4
07-3-13 23:46
春は明日の約束
たりぽん(大...
自由詩
15*
07-3-13 23:27
内出血
衿野果歩
自由詩
3*
07-3-13 23:12
キヅキ
なかがわひろ...
自由詩
0*
07-3-13 23:03
ボリゥムさげて。
e R i
自由詩
3
07-3-13 23:03
待合
たもつ
自由詩
8
07-3-13 22:55
羽布団
シリ・カゲル
自由詩
1*
07-3-13 22:53
紙
秋桜
短歌
2
07-3-13 22:49
押入れの安吾
リヅ
自由詩
10+*
07-3-13 22:39
つづく
weed &...
携帯写真+...
4*
07-3-13 22:31
赤道カフェ
ふるる
自由詩
16*
07-3-13 22:08
蝉時雨
夕凪ここあ
自由詩
14
07-3-13 22:06
春なのに迷子
なごまる
未詩・独白
2
07-3-13 22:03
そろもん(ウエスタンの話)
みつべえ
自由詩
8
07-3-13 21:36
婚姻届
北大路京介
自由詩
10*
07-3-13 21:29
みどりいろのタネ
松本 涼
自由詩
16
07-3-13 21:20
愛 鎖
憂
自由詩
1
07-3-13 21:14
ふたり、夢を見る
soft_m...
自由詩
10*
07-3-13 20:56
どの荷物から先に解くか?
吉岡孝次
自由詩
1
07-3-13 20:56
夕陽の詩人
ぽえむ君
自由詩
15*
07-3-13 20:53
愛のカタチ
maynar...
未詩・独白
1
07-3-13 20:44
「 頂の猿 」
服部 剛
自由詩
9
07-3-13 20:16
弱者の拳
〃
自由詩
15*
07-3-13 19:58
不在
tonpek...
自由詩
14*
07-3-13 19:50
京都市動物園
すなめり
自由詩
12
07-3-13 19:45
聞かれないことに答えるひと
んなこたーな...
散文(批評...
2
07-3-13 19:29
電子恋治
美月朱恋
自由詩
2
07-3-13 19:25
なんでもない
ペポパンプ
自由詩
3*
07-3-13 19:17
My ground
lazy
自由詩
6*
07-3-13 19:09
みちている
石田 圭太
自由詩
22*
07-3-13 18:00
ぽっぽランチ
weed &...
携帯写真+...
1*
07-3-13 17:27
食えない奴らの来世はサボテン
アハウ
自由詩
3*
07-3-13 17:25
私という命
愛穂
未詩・独白
4
07-3-13 17:23
模造
和森朱希
自由詩
2*
07-3-13 17:12
新しい景色
美琴
自由詩
2
07-3-13 17:09
薔薇依存
AKiHiC...
自由詩
4
07-3-13 17:05
別れ
くるす.wh...
自由詩
8*
07-3-13 16:38
隠れ家 (Ajito)
Lucy.M...
自由詩
9
07-3-13 16:18
ある春の日に。
すぬかんなが...
自由詩
3
07-3-13 15:20
舌足らず
士狼(銀)
自由詩
20*
07-3-13 14:48
デビルズ デビルズ デビルズ
maynar...
自由詩
2
07-3-13 14:20
白く暮れなずむ黒い空の下
完食
自由詩
2
07-3-13 14:06
計算
ぽえむ君
自由詩
10*
07-3-13 13:16
不思議と恐怖は無く、
ゆみ
短歌
3
07-3-13 13:13
四行未詩日記・二〇〇七年一月
ならぢゅん(...
未詩・独白
0
07-3-13 12:18
優等生
1486 1...
自由詩
6*
07-3-13 11:42
無限ロボット
なかがわひろ...
自由詩
3*
07-3-13 10:43
舞い散る
ヴィリウ
未詩・独白
4
07-3-13 10:14
にほい
倉持 雛
自由詩
6
07-3-13 9:40
「 マコちゃんぺっ。 」
PULL.
自由詩
4*
07-3-13 8:08
兎の瞳
秋桜
短歌
6*
07-3-13 5:54
「 押し入れの中は宇宙。 」
PULL.
短歌
13*
07-3-13 5:49
マリー・ベル、君の殺意は、とってもとっても突き抜けている
うおくきん
未詩・独白
3
07-3-13 4:26
深奥の桔梗
はじめ
自由詩
2*
07-3-13 4:14
実験的感覚的その3
〃
自由詩
2*
07-3-13 4:13
カーニバル
〃
自由詩
5*
07-3-13 4:13
意思表示
山中 烏流
自由詩
3*
07-3-13 3:38
花
蓮未
自由詩
4*
07-3-13 3:12
すべてが明らかになる夜
ジム・プリマ...
自由詩
3*
07-3-13 2:52
アイスクリーム宣言
新守山ダダマ
自由詩
3
07-3-13 2:44
光線
霜天
自由詩
9
07-3-13 2:21
ないこと
こむ
自由詩
8*
07-3-13 1:47
埋める
〃
自由詩
4*
07-3-13 1:37
過ぎたはずのモラトリアム
tatsuy...
自由詩
4*
07-3-13 0:47
手と手
海月
自由詩
3*
07-3-13 0:34
母となる女
なかがわひろ...
自由詩
4*
07-3-13 0:19
創書日和「うたうたい。」
狠志
自由詩
0
07-3-13 0:06
70rows, 1.01sec.