耳を切るように風が鳴る。
根源的な哀しみなんて何処へ行っても付いてくる。
面白くもない恋愛映 ....
ねぇ、そっちに行ったら
危ないってば
ちゃんと耳付いてる?
…そう、良かった
じゃあなんで無 ....
ぼくはただもう
汗をかいて生きよう
排ガスさえ流れてこないよ
よどんで静止する空気のなか
一 ....
流れる水の哀しい感触に運ばれて
街の隅にたどりついた
前世の匂いのする風が
頬と首筋を等しく撫 ....
あれは暑い日でした
いつも通りに長い坂を自転車で下り
数十年前に廃校の中学校を横目で見る
....
暑いし、暗いし、
臭いし、なんか虫いるし、
静かだし、
すぐ散らかるし、
物 ....
季節を感じるその朝は
高く射しこむ光を返し
満ち溢れるまぶしさに
心湧く世界を誘う
茎は ....
123456789012345
....
望月のごとき尻を
平手でぴしゃんと打つ娘
うるさくまとわる
蚊どもをやる
ムードあるジャズ喫茶
お気に入りのサッチモを聞く
「この素晴らしき世界」は
夢を見せてくれる
....
自転車に乗った風と花
ラジオの道を駆けてゆく
季節は今日も手のひらに
....
俺はサボテン
とげとげのサボテン
人が触れたら 刺してしまう
乱暴な サボテン
....
し と
くちびるに露をあて
朝の光を遅らせる
草の根元の幽かな揺れに
応える静か ....
昨日は寝る前に、原民喜の「心願の国」を読んだ。被爆者である
彼は、自らが作家・詩人であるという使 ....
かちきな
ひとみが
うたうように
ささやくように
いうんだ
<おれもが ....
汚い過去と
綺麗な思い出と
まばゆい明日を
みつ編みにしてく
終わりなき夢 叫ぶ声
た ....
恋はもう忘れました
涙はもう忘れました
夕暮れ 野辺にぽっちりと
紅く咲く花は火を燃したようで ....
庭の隅に植えた
松葉ボタンが
強い日差しに向かって
これでもかと咲いています
寒さに耐え ....
何気なく辿る指先に
ボクはささやかな嫉妬をしている
触れては遠ざかる君の気まぐれに
いつも ....
雲と雲に挟まれて。
この世界は不安定。
あっちの空も、
こっちの空も、
美しくて。
ここに ....
晴れた空 夢のように
舞い降りた 高い山脈の刻み
聞こえてくる 内股の涙
石が弾けて ドミノ ....
ぼくは、
よいこなので、
うんこです。
とってもよいこなの ....
いろいろ考えなきゃいけないこともあって、
宿題もあって
バイトも部活もあって
頭がごちゃごち ....
冷たい消毒槽は
三歩で渡ると決めていた
プールサイドの足跡が
しゅわしゅわと、夏にしみこむ
....
お、そ、ら
もよん
もよん
{引用=
....
夏の庭
ゆうぐれ
水やり
くもの糸
強い水
くもの糸
切れない。
自然界の ....
{引用=
※フルサイズでご覧ください。
---------------------------- ....
「世の中には色んな人がいるねえ」って
そりゃそうだろ
自分の心の中にも色々 ....
ワープ航法が確立され
テラから宇宙探検にこぞって飛び出し
地球歴16世紀に始まった大航海時代 ....
その日
美しいものに出会えたのなら
喜びの音が聴こえてくる
その日
楽しいことに出会えた ....
飛ばない鳥がいたとして
飛べない鳥はいないでしょう
それとも
逆の語りの方がお肌に合いますか
....
僕は少し怯えていた
嗚呼、雪が全てをさらってゆく
全てを覆い隠して
僕の哀しみさえも
立ちこ ....
物置の中では
今日も途方に暮れたものもの、が
自然な姿で融解しあっている
主人は今日も不在だっ ....
いっぱい入れると
足りなくて
足りない
足りない
もう
全部要らない
と
....
ねこが
ルビを踏んだので
今日はお休みです
謹厳実直なルビジウムは
光を浴びてからは
....
太刀喰うなれば
空から九へ
暗い荒き手
猛雷を
禮離れては
手づかみで
....
「あなたは優しいですって言ってごらん」
「フェアじゃないよ」
「俺愛されているな」
「お話し好 ....
浴衣に片思いを忍ばせて
ぼうっと光る
夜店の明かりに吸い込まれていく
君は決して
私を待 ....
降り抜けば雨も積んでやろう
家々々から人々々がゞゞゞゞゞゞ
鵜が羽ばたきをやめ虚空を見つ ....
昼間のテレビ君
居眠りを我慢
貧乏揺すりも我慢
上役の顔を見て
ため息をつく
テレビ君
....
暑き日を背に静寂の真鯉かな
空は鈍い銀色 今日に限って
朝もはよから
とりあえず 傘を持って
友の 見送りへと急ぐ
....
門脇の菊の日向や中尊寺
言い訳に
言い訳して
塗り固めた
言い訳が
僕を僕で なくする
1足す1は
....
色鉛筆や
油絵の具はあとでごまかしが利くんだよね
水彩は
厄介なんだよ
透明感があって
き ....
2006年8月4日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
約束の履行について
朽木 裕
自由詩
2*
06-8-4 23:47
Fake Hero
宙空 心
自由詩
1*
06-8-4 23:32
汗をかいて生きよう
シホ
自由詩
4
06-8-4 23:24
魚になりたかった人
八布
自由詩
8
06-8-4 23:06
遠い遠い、夏
海月
自由詩
7*
06-8-4 21:19
部屋
afterg...
自由詩
1
06-8-4 21:13
まぶしい世界
ぽえむ君
自由詩
9*
06-8-4 20:56
無線
槙田雪
自由詩
1+
06-8-4 20:33
*愚かならざる娘*
知風
自由詩
1*
06-8-4 20:14
巨匠
ペポパンプ
自由詩
4*
06-8-4 20:00
ノート(43Y.7・28)
木立 悟
未詩・独白
5
06-8-4 19:29
サボテン
愛心
自由詩
2
06-8-4 19:17
し
木立 悟
自由詩
8
06-8-4 19:16
「踏み切りの前に立つ人」 〜原民喜「心願の国」を読んで〜
服部 剛
散文(批評...
13*
06-8-4 18:38
おれもがんばる
草野大悟
自由詩
2
06-8-4 18:00
願うとしたら
ANN
自由詩
4
06-8-4 17:37
恋忘れ草
石瀬琳々
自由詩
12*
06-8-4 16:17
松葉ボタン
チアーヌ
自由詩
4
06-8-4 15:31
気まぐれ
朱華
自由詩
1*
06-8-4 15:25
空よ。
狠志
携帯写真+...
3
06-8-4 15:18
孤児の祈りは、嘘の革命の火
狩心
自由詩
4*
06-8-4 15:12
「 よいこのうんこ。 」
PULL.
自由詩
12*
06-8-4 14:06
ココロ
桐野晴
自由詩
1
06-8-4 11:39
淡い夏雲の少女
佐野権太
自由詩
17*
06-8-4 11:12
空の・・・・・
ふるる
自由詩
7*
06-8-4 11:06
くもの糸
Lucy.M...
自由詩
3
06-8-4 11:00
蝉
atsuch...
自由詩
3+*
06-8-4 10:48
そりゃそうだろ
jei
自由詩
0*
06-8-4 10:01
*アクアダイバー*
かおる
自由詩
8*
06-8-4 8:48
幸せの音が聴こえたら
ぽえむ君
自由詩
8*
06-8-4 7:05
群青だより
千波 一也
自由詩
14*
06-8-4 3:19
再会
宙空 心
自由詩
0*
06-8-4 3:15
ビニールシート
霜天
自由詩
5
06-8-4 2:04
足りないの箱
藤原有絵
未詩・独白
6*
06-8-4 2:03
ルビジウム
あおば
未詩・独白
6*
06-8-4 2:00
EE太刀
秋也
自由詩
0
06-8-4 1:56
言葉責め
〃
未詩・独白
0
06-8-4 1:55
透明花火
藤原有絵
自由詩
9*
06-8-4 1:53
アンドシー
黒川排除 (...
川柳
6*
06-8-4 1:24
テレビ君
あおば
未詩・独白
1*
06-8-4 1:14
真鯉
A-29
俳句
2
06-8-4 1:12
12、曇 【くもり】
雨宮 之人
自由詩
1*
06-8-4 1:10
中尊寺
A-29
俳句
1
06-8-4 0:51
リジン
武富諒太
自由詩
1*
06-8-4 0:29
重塗り
蒼木りん
未詩・独白
4
06-8-4 0:03
加筆訂正:
群青だより
/
千波 一也
[16:10]
改題。「群青メモ」→「群青だより」へ
「 よいこのうんこ。 」
/
PULL.
[14:18]
少し修正しました。
美風(ちゅらかじ)
/
佐野権太
[08:38]
ハイヤの連を追加など。後半、音が途切れていた気がして^^;
12、曇 【くもり】
/
雨宮 之人
[01:13]
2006.03.28初出。こちらは推敲版です。
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