俺コンビニ入り口付近にある紫色の蛍光灯にバチッとやられた羽蟻
命って一瞬なんだな
煙草吸ってるお ....
 夕方街ですれ違う人の顔を
 ひとつひとつ眺めながら駅に向かった

 疲れて渋い顔をした顔
 ....
「良いことをするのに理由はいらない」



そう友達に言われて…



涙がこぼれた ....

夜は綻び
朝が死角からやって来る


陽射しが強くなれば
それだけ濃い影は出来て
あ ....
1.死ぬ瞬間まで死について考えて、考え抜く。それを言葉にする。
それを不特定多数の人に発信し続ける ....
女の脂肪は仮構だと友人はらくらくと言い放った
剥ぎ取って
愛して
悔やんでも悔やみきれない自由 ....
緑水を切子グラスになみなみと

桜はうつむき加減で

枕元に白蛇の足音

額にかかるささ ....
一人で切りそろえた髪

一心不乱で吹かれる

進路変更の予定はないが

少女が春風のよう ....
一枚の薄紙に綴られた想い

恋はま白き薔薇

咲き始めが一番良い香り

朝日に一瞥される ....
モノレールが優しく横切るその前の
鉛色の河で小船たちは寡黙に佇む

足元では何匹もの大きな蟻が ....
温室の入口にある日章旗の
赤い円を凝視する。
凝視する。
ツと目を逸らすと、
隠された神の緑 ....
処女性は半減してゆく、
いちどの行為で半分に、
いまいちどの行為でさらに半分に、
しかしけして ....
簡素な水色のシャツが夏のお気に入りである。
短いスカートから突き出た貧弱な脚。
フラッパーの髪は ....
ぼくは詩人

過去とは自分の人生の道しるべ
同時にまた未来への方向を示す

今日もまた
 ....
とても辛辣でそのくせとても弱気で優しい。

静かな冷たさと心地よい温度に彼女の肌を連想させる。
 ....
電機信号のパレード

飛び交う人たちの間を

蜘蛛の巣をくぐるように通る

光輝くこの街 ....
携帯の横で
揺れていた鳥が
わたしのもとから
飛び立ってしまった

わたしの横で
聞こえ ....
僕は、あの回転扉ってもんがどうにも恐ろしくて
どうしても、ヤツがいるビルなどには近寄れないのだ。
 ....
いっその事、嫌いになってくれたらいいのに。

なぁんて言葉は
卑怯だと思う。

いつも、俺 ....
狐の嫁入り
狸の婿入り
外は雨
家は晴

ヨーグルトのケース
菓子入れの箱
ブラスチッ ....

いつものように
午後をあらいながら
うつむき加減に 軽く
雲行きを確かめる
それもまた  ....

あたしは言葉遊びを愛している

創りものの仮面を鎧っていても

48の文字を舌の上で転が ....
下る音階
広がる和音
底のほうへ
そして天上へ
突き抜ける
拡散していく
瞳の意識
夕 ....
目医者にいって眼帯をもらった。

白くて柔らかくて四角い眼帯。

黒い海賊みたいな眼帯が欲し ....
あんなに好きだと言ってたくせに
あんなに嘘だと思ってたくせに

好きなのかもしれない、解った時 ....




はじめに
音が濡れます


アスファルトで
ち、ち、ち、散る、無色透明の
 ....
強い日差しが
肌を焼いていく
じりじりと
内部で音を立てる
もう二度と戻れない
そんな瞬間 ....
 晴れた日には
 
 心に色を塗ろう

 想うがままに


 青空の色

 何重に ....
同じ

長い、長い道を
ひとり 歩くと
延々と 長く 退屈に感じるのに

ふたりだと
 ....
人々が 散った 後に
残ったものが 花である
とすれば
お前らの 冒涜は
盲目の その先だ
 ....
プルトニウムに 蟻んこが
たくさん つながっています

わたしは
K氏に せかされて
夢の ....
ぼくは詩を書きたい

陽が昇り陽が沈む
この当然に気がつける日は
果たしてどのくらいあるのだ ....


わたしの中に棲む鬼が
すっかりいなくなったわけではないだろうに
心はずいぶんと穏やかで
すべてが ....
泣き出してしまいそう
  こんなにも こんなにも
           あなたのことが好きだから ....
無理に合わせる必要なんて無いよって
そう言われたって
今までこうして生きてきたんだ

いつも ....
風をつかもうとして
草をちぎってしまった
てのひらが

鳥を呼ぼうとして
こんちくしょうと ....

慣れない緑のTシャツ
肌につかないようで
服だけがふわふわ浮いているようで
もどかしかった ....
雨にかすんだ街を見ながら
少し寂しくなったので
あなたの言葉を思い出しました。

水溜りの中 ....
うっすらと  残るあなたの  断片図 素でいたい そう思うのが 人の常 わたしとしては早く終わって欲しいのに
あなたはまるで厳粛な儀式に望む
いんちきくさい司祭のような ....

海鳴りは遥か遠くでさざめいて 
波間に浮かぶ言霊たちは 
いちばん美しい響きを求めて 
た ....
やさしさを
ことばにするきみ
何層にも積み重なる波打つ海面を高々と
すべてを飲み込んでしまう津 ....
子供の頃に住んでいた
甘くてはかない
飴細工のような
御伽噺の世界
あの世界は
今どこに在 ....
舗装された過ぎた道路は西に伸びる
隠された向日葵の種は
次はいつ芽吹けばよいのかと
首をかしげ ....

真っ白な
蛍光灯の黒点
君はどこからやってきたんだい?

天井の壁紙の
錆び付いたバク ....

すべての蛇口をきつく閉めて
沈む音を聴いたのならば
この意味不明の約束も
すべてほどけて崩 ....
一枚一枚
葉っぱをむしりとるように
ひとつひとつ
約束を破った
一本一本
虫の肢を引っこ抜 ....
回転系に置ける摩擦係数の
やがて磨り減らされた軸の中心の角度によって
そのブレを増大させ
自身 ....
貴方が私の前で微笑んで
優しい言葉をかけてくれる
私に似合うと言って
贈ってくれた宝石
私は ....
 時の船に揺られ
 昼と夜を行き来する

 神は女に出産の苦しみを
 男に労働の苦しみをお与 ....
狭い部屋を行ったり来たり
繰り返し歩む
足音
空白の時間を埋める

思い出の時間の歪み
 ....
いつか鳥取砂丘で奪われた
気怠い熱が返ってくる感じ


デラウエアの雫が
中指からぽたりと ....
アルフレッドの忙しそうな姿に目を釘付ける。
 胸のノコギリしならせて
  そっとギザギザ指でなぞ ....



  先日痔になりました
  肛門の一部が特化して痛い
  と
  医師である友人に ....

 手のひらに乗るように小さな赤ちゃん

 まだまだ立って歩けましぇん
 まだまだオムツをは ....
そして滑り落ちていくだけ
ガラス張りの部屋の中
なぞる縁を越えてしまえば
曇り顔の一日は

 ....
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2006年6月21日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
バチッとやられた羽蟻狩心自由詩8*06-6-21 23:55
銀魚マッドビース...未詩・独白406-6-21 23:47
理由なんていらない。レオ自由詩206-6-21 23:42
きみの名を呼ぶ銀猫自由詩18*06-6-21 23:42
死ぬまでにしたい10のこと朽木 裕散文(批評...3*06-6-21 23:40
乳房〜その1黒田康之自由詩306-6-21 23:14
曠野未詩・独白0+06-6-21 22:56
少年未詩・独白006-6-21 22:55
恋文未詩・独白306-6-21 22:54
風景松本 涼自由詩4*06-6-21 22:34
緑のために佐々宝砂自由詩2*06-6-21 22:19
赤のために自由詩606-6-21 22:18
青のために自由詩406-6-21 22:17
ぽえむ君−道標−ぽえむ君自由詩4*06-6-21 22:01
ライナーノーツGGP自由詩006-6-21 21:27
モノクロを忘れた街こめ自由詩306-6-21 21:17
自由詩3*06-6-21 21:16
回転扉仲本いすら散文(批評...2*06-6-21 20:35
いっその事、嫌いになってくれればいいのに。自由詩106-6-21 20:23
憂鬱ペポパンプ自由詩3*06-6-21 20:00
ネイビー・ストーン千波 一也自由詩16*06-6-21 19:34
*果汁100%*かおる自由詩6*06-6-21 19:32
いきたいチアーヌ自由詩606-6-21 19:01
PiratesGGP自由詩106-6-21 17:12
失恋したい今すぐにでも自由詩006-6-21 16:31
雨の檻、指の檻A道化自由詩306-6-21 16:19
夏の日チアーヌ自由詩206-6-21 15:05
地球を咀嚼(そしゃく)するようにシュガー・ソ...自由詩2*06-6-21 14:59
手を繋いで 歩こうLucy.M...自由詩3*06-6-21 14:36
葛西氏へ笑奥津 強自由詩1*06-6-21 14:12
天野 碧自由詩706-6-21 13:11
ぽえむ君−夏至−ぽえむ君自由詩4*06-6-21 13:03
鬼の棲む場所ベンジャミン自由詩7*06-6-21 12:53
世界が終わる日美夜奈自由詩006-6-21 12:35
自分Sky自由詩1*06-6-21 12:16
初夏の断層たりぽん(大...自由詩16*06-6-21 11:59
緑色のTシャツチェザーレ自由詩106-6-21 11:36
虹色の町のあなたへプル式自由詩15*06-6-21 11:17
面影静寂俳句106-6-21 8:25
本音川柳2*06-6-21 8:24
可愛い女恋月 ぴの自由詩30*06-6-21 7:28
潮騒を聴く落合朱美自由詩3106-6-21 5:59
たらら・り・ら七尾きよし自由詩3*06-6-21 5:52
きっとまだプル式自由詩1*06-6-21 4:57
初夏.自由詩806-6-21 4:35
まどろみチェザーレ自由詩1*06-6-21 3:50
逃走煩悩自由詩1*06-6-21 3:38
約束シホ自由詩306-6-21 2:57
モーメントねなぎ自由詩206-6-21 2:14
少しの憂鬱AKiHiC...自由詩206-6-21 2:12
NEW TYPE山崎 風雅自由詩4*06-6-21 1:35
生まれていない音海月自由詩3*06-6-21 1:33
デラウエア藤原有絵自由詩6*06-6-21 1:28
Projection木葉 揺自由詩506-6-21 1:27
徒歩考/アナルジー高田夙児自由詩206-6-21 1:14
姪っ子山崎 風雅自由詩7*06-6-21 0:56
水時計霜天自由詩406-6-21 0:44

加筆訂正:
初夏の断層/たりぽん(大理 奔)[23:41]
前半推敲しました・・・
57rows, 1.01sec.