100数えてから目を覚まそう
あともう少しだけ
絡まるシーツの滑らかさに
この余韻に浸っていた ....
布団に潜ってはよく考えるんだ
どうして生きているんだろうって
答えが欲しい訳じゃないけど
....
#31
言葉は
無力ではない
あなたの
言葉が
無力なのだ
....
吐息を重ねて
さよならを唱える
ぼくはもう
きみを忘れる
繋がっていた手も
いつのまに ....
ある日の放課後
ひとり座席をかえている
みんなのみんなの真ん中で
混じって暮らす
人がいて
ひ ....
風呂に入るとなめくじがいた
たいていの人はここでキャーあるいはギャーとなって
塩か砂糖か胡椒か何 ....
こわれたミュール 戻らない日々
声を上げても
もう君はここにない
泣いても もう来てく ....
立ち位置を、探している。
いつまでも見つからない、
足の踏み場を。
もしくは、
消えて ....
繋いだ手に力を込めて祈った先に赤いそら。
一生守るよ、なんて言葉の呪力
約束ならば私より ....
夏休みにしか帰らない
実家の銭湯には
青い富士山の変わりに
緑のペンキが色あせ
ボロボロに古 ....
僕は僧侶でも神父でもないから
そんなことわからない わからないよ
君は昨日も今日もいつでも
無 ....
大きな布を広げたような
遠さのない空
ほどけた糸が絶え間なく
無言の街に降る ....
地平線を隠してしまうときの
きみのつま先が好きだよ
肩甲骨を両手でまさぐりながら
そう 僕 ....
むき出しの腕を風が滑っていく感触は、
洗いたてのシャツに袖を通した時によく似ている。
....
ぼくは詩人
人として想い想われ過ぐる日は
明日への道の灯火となる
今日もまた
....
やさしい ということばを
ほんとうに つかえているひとは
どのくらいいるのだろう
ふるえて ....
魔王は 生まれるだろう
余人の吐息を嫌って選ばれた修道院の建つ
青空のように堅い岩塊の園から
....
父の日に夢を見た
§
大地震があった
私は、すぐには故郷に帰れなかった
車も電 ....
クリスマスを想う真夏の公園のジャングルジムに降るしゃぼん球
赤道の下が静かになってゆく ....
楽しいときも
泣きたいときも
嬉しいときも
寂しいときも
....
四本の腕の理由は
一本は
何かを取る為
一本は
何かに触れる為
一本は
何かを掲げる為
....
港の水に映るのは
それは月ではないのです
港の水に映るのは
それはおしりなのでして
おし ....
おばちゃんに虐められて
頭を下げる
頭を下げるくらい
なんて事はない。
怒らせないように ....
刻むたびに届けられる
琥珀色の手紙
大理石の文字盤に蔦の模様
年老いた配達人の腰は ....
暗い森の奥深く
僕らは咲きほこる冷たい水を飲んだ
誓いの口づけを交わさずとも
木苺 ....
落ち込んでいる者がいる
もっと自信を持ってほしい者がいる
私はお前が大好きである
年に ....
人はいつか死ぬ 君もいつか死ぬ
それは揺るぎない真実
だけど
人が死ぬまで 支える ....
わたしから一番遠い人だった
そんな単純な動機
想いは蓮の葉のように
水の面を漂うように
....
薄く陽光がさしている
植物園では植物がよく育っている
今日は花が少ない、と言って
きみはラッパ ....
なめくじには、カンムリがない。
カンムリがなければ、うたにも使われない。
でも、なめくじはきっと ....
湾曲している水平線上にて、
しめって酸化しそうな金属の肌が
垂れこめた雲に灰色の腐蝕を放っていて ....
街と
街の
間には
ホタルブクロの
小道があった
不安をかき消すように
折り取って
右 ....
三部作長きに渡る戦いの果てに何見た「ヘンリー六世」
一卵性双生児なら別の名をつけて下さい「間違 ....
ぼくは詩を書きたい
生きているからこそ
美を感じ
詩が生まれるのである
今日もまた
....
都会の川で子供の変死体が発見された
それと同時刻に、屠殺場で豚が悲鳴をあげた
恐怖は肉に染み ....
今まで増やしてきたのは
少しずつ自分を押さえ込むように
キリストの手のひらの穴のように
自 ....
風はクリュアで
心は静か
昨日の夢は
今日の朝食
{引用=「クリュア」クリア ....
天下無双の剣豪 出産間近
柔は剛を制す ....
ずっと一緒だよ
私がそばにいるから・・・
そう 言ったのは
それ程遠くないのになぁ
....
おもしろおかしく生きているけど
この頃ゴールと叫ぶ喜びはない
サッカーとは相性が悪いのか ....
読み違えた時刻表と
溶けるような蒼さ
誰にも触れられないまま
街を逃げる
此処は誰にとっ ....
霞んでく
思考は蛍光灯に溶けてくね
かざした掌みたいに
いつも通っていた映画館には浮浪者が ....
おさなき日
ことばを
覚えたぼくらは
迷宮の中へ
と投げこまれた
生きていることがつら ....
自己顕示しすぎみたいな
そんな太陽
輝きすぎて
うざい
隣では絶望の淵を見つめ ....
俳句
梅雨空と 店の売り上げ 金秤
初夏の日に 立ちて本読む {ルビ紙魚=しみ}多 ....
空の水がみな注ぐ
水無月ならばこそ
ガクアジサイのぼんぼりに
青色 むらさき
灯りを点けて
....
見捨てられ
見守られている
みなしごのはだしの歩みで
ちろちろ歩く
ああ僕らは本当に
時代 ....
けはい
が、まず私を脅かし
におい
が、とりまく空気を包みこむ
たいおん
は、右腕 ....
血圧の
どのくらいが正常範囲かも知らないけれど
私の体温の
37度2分が微熱なことはわかる
....
この漫画をご存知の方はいますか?
知らない方が殆どだと思いますので、購入してくださいね。
で、こ ....
ついに、越えていかれるのですね。
拝啓、海沿い、立ち並ぶ風車に。ごろんごろんと音をかき混ぜ ....
深い眼差しを、
赤く朝焼けした巨木におよがして、
動きだすふたりの直きせせらぎが、
ふくよかな ....
二人でいるときは
想像
エデンの園
そして
失楽園落下恋
堕ちてゆく感覚に
流星を
....
絶句した 人々の 中に こそ
希望はある
流れる どぶ川から
沢山の 仏が 流れてくる
....
眠りの国の君は
きっととても美しいのでしょう
けれど
其れが見れなくて
私はとても哀しいので ....
2006年6月19日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
朝の目覚め
蓮見
自由詩
2
06-6-19 23:52
体温
AKiHiC...
自由詩
2
06-6-19 23:52
フラグメンツ(リプライズ) #31〜40
大覚アキラ
自由詩
10
06-6-19 23:48
さよなら、
蓮見
自由詩
3
06-6-19 23:48
「 e」
木賊ゾク
携帯写真+...
3
06-6-19 23:46
梅雨時
新守山ダダマ
自由詩
6
06-6-19 23:40
こわれたミュール
ことは
未詩・独白
1*
06-6-19 23:36
「空」を抱く人
服部 剛
自由詩
20*
06-6-19 23:23
黒い深爪
朽木 裕
自由詩
3*
06-6-19 23:23
湯殿の龍
蒸発王
自由詩
8*
06-6-19 22:52
マザー・コンプレックス
千葉二〇二
自由詩
1
06-6-19 22:24
糸
松本 涼
自由詩
7
06-6-19 22:19
地平線
ユメアト
自由詩
6
06-6-19 22:17
ヌード
八布
自由詩
7
06-6-19 22:12
ぽえむ君−灯火−
ぽえむ君
自由詩
5*
06-6-19 22:12
泣きそうと思うとすでに溢れてる 夕立のヒト 愛するヒト
mina
未詩・独白
7
06-6-19 22:09
魔王
吉岡孝次
自由詩
2
06-6-19 22:03
イノック・アーデン
三州生桑
自由詩
4
06-6-19 21:43
faraway/just from this spot on summer
ピッピ
短歌
8
06-6-19 21:11
キミの隣で…
レオ
自由詩
2
06-6-19 21:04
ポケモン(カイリキーにて)
イズミナツキ
自由詩
3*
06-6-19 20:22
夏の夜尻
水在らあらあ
自由詩
14*
06-6-19 20:06
屈辱と偏見の狭間にて
ペポパンプ
自由詩
4*
06-6-19 20:00
時計
曠野
未詩・独白
1
06-6-19 19:22
泉
〃
未詩・独白
3
06-6-19 19:22
陽
民
自由詩
4*
06-6-19 18:55
僕がいるから
蒼穹
自由詩
2*
06-6-19 18:07
悲しいほほえみ
美味
自由詩
4*
06-6-19 18:04
植物園の風景
たもつ
未詩・独白
9*
06-6-19 17:54
なめくじとかたつむり
加藤 ココ
自由詩
1
06-6-19 15:30
水平線遊戯
こしごえ
自由詩
17*
06-6-19 15:16
ホタルブクロの小道
チアーヌ
自由詩
3
06-6-19 14:33
鮭のフルコース!〜シェイクスピア全作品で五七五
AKINON...
短歌
3
06-6-19 13:27
ぽえむ君−昇天−
ぽえむ君
自由詩
2*
06-6-19 11:48
ミキサーで作られた100%の生
狩心
自由詩
7*
06-6-19 10:54
ピアス
プル式
自由詩
3*
06-6-19 10:28
どうにもいい天気
〃
自由詩
1*
06-6-19 10:13
悪趣味な変換
狩心
自由詩
2*
06-6-19 9:55
振られ振る傷
えりす
未詩・独白
2*
06-6-19 9:48
*ゴール*
かおる
自由詩
9*
06-6-19 8:09
_
.
自由詩
4
06-6-19 5:08
〃
〃
自由詩
0
06-6-19 3:49
ことばなんか 捨ててしまえ!
七尾きよし
自由詩
3*
06-6-19 3:16
Uzai
蟻
自由詩
1
06-6-19 3:04
なんとなく〜
しびと
俳句
0
06-6-19 2:56
夢紫陽花
銀猫
自由詩
13*
06-6-19 2:33
行進の果て
シホ
自由詩
2
06-6-19 2:22
ぬくもりの侵食
ユメアト
自由詩
2
06-6-19 1:52
しょうねんば
蒼木りん
未詩・独白
3
06-6-19 1:13
著 冬目 景 「イエスタディをうたって 二巻」より
海月
散文(批評...
0*
06-6-19 1:08
good-bye circle
霜天
自由詩
8
06-6-19 1:02
森の序章——デッサン
前田ふむふむ
自由詩
16*
06-6-19 0:57
アダム
アマル・シャ...
自由詩
5
06-6-19 0:45
ECHO
奥津 強
自由詩
4
06-6-19 0:31
睡蓮の宇宙
蒸発王
自由詩
5*
06-6-19 0:27
加筆訂正:
夏の夜尻
/
水在らあらあ
[23:29]
誤字修正しました。モンクーロウさんありがとう。
55rows, 1.04sec.