よいな
と
おもい
ぼんやりしていると
もうもくを
みうしなった
ひとのようで
あちら ....
わけもなく
海に行かない
青ざめた
この肌の下の水脈に海の素質があ ....
誕生日が三つもある君
本名が二つもある君
だけどわかってる?
体はヒトツダケ
夜の蝶は既 ....
ちいさなふねが
いくつもつながれた
がんぺき
をとおりすぎて
まつばやしをぬけると
み ....
囚われの鳥が
水をほしがる
何羽もほしがり
雨になる
木守りのひとつ ....
帰ってくるよ
夏が帰ってくるよ
この火で埋められた季節に
死者たちが帰ってくるよ
*
....
花火の音は別れの合図
カラッポの腹に響いてから
空しさと 情けなさを
さらに カラッポな空へ
....
夏雲がゆっくりと渡ってゆきます
手をかざしても よくは見えないけれど
僕らの ....
二人のため
お互いのため、だなんて
ついから私まで
あなたになったの?
粘土をこねて ....
今日も額に汗を滲ませて
門前払いは覚悟の上
蝉の鳴き声しか聞こえない
住宅地のあちらこちらを歩 ....
ロウソクを吹き消すほどの
大っきなケーキじゃなくても
「おめでとう」って
その笑顔
嬉し涙になる ....
暑いのに起きられない
体から噴出す汗で
寝巻きもベッドも布団も
何もかもびしょびしょ
電話が ....
止まった時計の螺子を
ゆっくり回せば
涙が零れ落ちてゆく
回しても時間は戻らない
壊れた ....
ハルにはハルの 色
ナツにはナツの 香
アキにはアキの 途
フユにはフユの 時
文庫本一 ....
あなたの首筋はいっそう細くなり
顔には凝灰岩が多くなる。
また体重が減ったよと力なく笑うあ ....
雨の日は嫌い
雨の音はあたしを寂しくさせる
目を瞑って 声も立てずに シーツに包まって
そ ....
届けられたのは
便箋にして二枚の
こころの欠片でありました
丁寧な挨拶の他には ....
明け方に帰ったわたしに
次の日電話がかかってきた
留守電にする
その次の日も
留守電にする
....
鎖が切れて
頭にあたったら痛そうだね
漕ぎすぎて
高すぎて
お尻が落ちたら
....
雷雨の夜に
またお前の魂はくっきりと日に焼けて
幼い胸板をさらしている
いくつになっても
お ....
あっさりとひねりあげては
なぐって
またひろいあげる
泣いていました、ずっと
どうし ....
あ、ああ、あ、ああ、あ、もうすぐ消えてしまう
昼がこわい、夜がこわい。ねじを。ねじを巻かないと、
....
こんにちはおひさしぶりです
おげんきですかわたしはまだ
あのひからとくにかわりなく
しあわ ....
静かに目が覚めた。
街はまだ静かに
ゴトゴト ゴトゴト動いてる
昨日自転車で
....
野蛮でありたい
粗野ではなく
無骨でもなく
無銘の日本刀のように
ただ
光り輝く
....
空気のように横切る帰宅の人へ
男は一心に叫んでいる
お眠り前の
交差点ビルの酒場の前で
....
何処へ行ってもキリがない
想いがフッとよぎる
とらわれていたのは私です
....
むかし
きみは白い服をきて
なにもいわないで立っていた
きみがはじめてことばを言った
とても ....
ぱいんぱいんパインは明けの明星に向かって
「ていや〜」
と自分を投げつけた
星はつかまらず ....
水色をまとい眺める水平線南の国は晴れだよ兄さん
マスカラの黒に瞳が見え隠れそんなふうに ....
ああ?
ああ、ああ。
あー。
ああ。
あっあーっ!
あーあ。
あーあー。
あ、 ....
現代詩フォーラムには、実に様々な詩人が集っている。正直なところ、多すぎて読みきれない。読み逃している ....
罪は飛び
向こう岸にとどく
目に触れる雪と
流れに鎖がれた女たちに涙する
川と海 ....
どこからか
うまれた
しあわせは
てをつなぐように
であって
すなをくずすように
....
かのじょのいちにちは
にじかんのねむりと
いちじかんのかくせいからなり
よむこ ....
かくとは
どういうことだ
なまくらの安包丁
長く使い過ぎ
先がひん曲がって
薄肉を ....
いのちあるものを
司る月の満ち欠け
この8の月は
月が二度満ちる
....
コトバにはいつも 方向性が存在している
それと同じだけ
発せられないコトバにも
方 ....
ヒュー シュッパーン パッ パッ パッ パッ パン
たま〜や
夏の宵 ....
トムソンはがぜる
がぜり続ける
健やかに育ち
育ち続ける梢と梢の
間からメニューを覗き
....
バスルームに聞えて来たのは
ベランダのふうりんの音
さんど ちり〜ん ちろり〜ん ちり〜ん
....
今時マニュアルシフトなんて流行らない
二人の行為はオートマチックで
燃えあがる
ハンドルは ....
どうしたら此処から翔べるのか
そればかり考えていて
けっきょく何処にも翔べなかった
次 ....
ある日の夕方
ポチは神妙な顔をして
私の前におすわりをして
喋りはじめた
ねぇ。 ....
青空に流れる雲
川辺に座って ぼやりと眺める
いつのまにか 消えた雲は
懐かしい風 を 運 ....
霊媒師「ううーっ」
未亡人「あなた、あなたなの?」
霊媒師「い、痛い…、足…」
未防人「足? ....
列島改造論をぶちあげた田中首相はロッキード疑獄で政権を譲った
これを禅譲とは誰も言わない
....
無数の星たちが歩く
そらをみつけた
{引用=いとうさんの「動物園 2」の英訳です。原文は http://po-m.com/forum/s ....
存在が
邪魔になるなら
風になるしかありません
あなたが
哀しまず
過ごせる ....
おれは
けものに
なりたいんだ
夜明け前の
海の匂いのする湿った空気に満ちた
まだ真っ ....
2005年8月9日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
_
kokoro...
自由詩
1
05-8-9 23:33
海に、行かない
A道化
自由詩
17
05-8-9 23:33
売女
まぽ
自由詩
0
05-8-9 23:30
とても
アンテ
自由詩
2*
05-8-9 23:04
木守り
木立 悟
自由詩
2
05-8-9 23:03
帰ってくる夏
岡部淳太郎
自由詩
16*
05-8-9 23:03
花火の日
スプートニク
自由詩
5*
05-8-9 23:01
夏の天辺
塔野夏子
自由詩
12*
05-8-9 22:56
返して
夜景
自由詩
1
05-8-9 22:30
昼休みのラーメン屋にて 〜ありんこ営業マンの夏〜
服部 剛
自由詩
8*
05-8-9 22:20
スペシャルデイ
LEO
携帯写真+...
2*
05-8-9 21:18
夢ばかり見ていた
チアーヌ
自由詩
9
05-8-9 21:03
壊れた時間
AKiHiC...
自由詩
3
05-8-9 20:58
季環
環
自由詩
1*
05-8-9 20:23
父よ
あるふぁ
自由詩
3
05-8-9 19:38
雨
花
自由詩
1
05-8-9 19:31
速達
銀猫
自由詩
10*
05-8-9 18:51
次の日の電話
チアーヌ
自由詩
2
05-8-9 18:22
ブランコ
蒼木りん
未詩・独白
2
05-8-9 17:57
雷雨の夜に
黒田康之
自由詩
2
05-8-9 17:22
晴れた朝 泳ぐ
はな
未詩・独白
12*
05-8-9 16:29
透明人間
ピッピ
自由詩
5
05-8-9 15:55
無罪ドキュメント
雄太
未詩・独白
1
05-8-9 15:45
君へ
Ree.
自由詩
2
05-8-9 15:32
野蛮の血
大覚アキラ
自由詩
1
05-8-9 14:49
客引きの男
kw
自由詩
1
05-8-9 14:26
_
葵 悠貴
自由詩
0
05-8-9 14:18
_
渡邉建志
未詩・独白
3*
05-8-9 14:13
ぱいんぱいんパイン
ふるる
自由詩
5*
05-8-9 13:49
血縁肖像
〃
短歌
10*
05-8-9 13:41
びっくりあいうえお
〃
未詩・独白
3*
05-8-9 13:32
詩についての雑文①
窪ワタル
散文(批評...
7+*
05-8-9 13:24
Luciferised One
木立 悟
自由詩
1
05-8-9 13:12
しあわせ
コトリ
自由詩
11*
05-8-9 12:41
つまり、きょうもいっしゅうかんがけいかしたということです
〃
自由詩
4*
05-8-9 12:28
包丁
大村 浩一
自由詩
10*
05-8-9 12:27
Blue Moonに祈りを
銀猫
自由詩
7*
05-8-9 11:43
イマジネイションの宝庫
Ree.
自由詩
0
05-8-9 9:11
*夜空*
かおる
自由詩
8*
05-8-9 8:43
トムソンはがぜる
たもつ
自由詩
10
05-8-9 8:41
ふうりん
しらいし い...
自由詩
8*
05-8-9 8:39
恋はBoogie-Woogie
恋月 ぴの
自由詩
6*
05-8-9 7:32
風になれなかった
落合朱美
自由詩
9*
05-8-9 6:32
犬的思考
〃
自由詩
9*
05-8-9 6:31
白昼夢
珠李
自由詩
4*
05-8-9 5:48
寓話 降霊
クリ
未詩・独白
4*
05-8-9 3:02
島国沈没前夜祭
あおば
未詩・独白
2*
05-8-9 2:49
森
アメウ
自由詩
5*
05-8-9 2:45
ZOO TOO
クリ
自由詩
1
05-8-9 2:34
風になる
uminek...
自由詩
5*
05-8-9 2:20
スピード
大覚アキラ
自由詩
4
05-8-9 1:51
51rows, 1.02sec.