なに考えているのかちっとも手応えがない仕事人間のようなふたりでも

ささやかな感情のふくらみで満足していたりするのです

したいこと、やるべきことがあるから今の暮らしをしているのだ ....
光の中にはきれいな瞬きがある
揺れながら あたためながら
どこかへ行きたい

遊びの中で分かってきた思いは強い
ただずっとそこにいることが好きだった
例えば気になることが見つかったら
考 ....
うらむってつまらない
あいつのことで頭がいっぱい

うらむってつまらない
しかいが狭くてうっとうしい

高いところへいきたいな
そこから放つうらみの気持ち
きっとぱあっと広がって
な ....
悲しみより圧倒的に遅い窓、電車の。
価値の違いを理解できない、爆音の。
情報を情報で重ね続ける、液晶の。
ユーモアの先端に知性が宿る、海馬の。
春風に乗る言葉たち包む、木綿の。
深い深い闇よ ....
分かる人にだけは
分かる
見える人にだけは
見える
空から降る幾千の
輝く
鍵の雨
私の母も
鍵の洗礼を受け
詩を書き始めた
私も
鍵の洗礼を受けたいと思っていた
春先

 ....
散々道に迷った挙句
歩き疲れて入った 小汚い木造の食堂
おばちゃんのシワだらけの手が空いた皿を下げていく
おばちゃんは俺の目をチラッと覗くと言った

あんた
社会とはなんて アリストテ ....
先日
とある公共TVの討論番組を見ていました
テーマは若者、若者世代とオトナ世代の一騎打ち
スタジオに集まってあーだこーだと、進展のない議論

それはいいんだけど

びっくりしたのは学 ....
玄関に靴がいっぱい笑初 気になることが落ちていました
拾ってみると
心の中に小さな点ができました

小さな点は振動し
私の心はふるえました

ふるえた私の心は
私の意識や無意識を使って
思考や記憶を
言葉 ....
火が
ほしかったから、

そっと
恥じらいをまぜて

お月さまに
耳打ちしました
そっと


まるで
玩具のような運命の
わたしです

あわい
夜の吐息にさえ
消 ....
 カーテンを開ければ あたり一面銀世界

「朝食食べたら、雪だるまを作ろう」
ホストファーザーが誘う
「えっ!でも私会社に行かなくちゃ!」
「えっ!何を言ってるんだい?こんな日に会社に行くバ ....
歌詞も音程も違っている 髪についた雪を払って
傘も持たずに街を歩けば
見慣れた景色は別世界
眩しいほどの銀世界


ふかぶかと残したはずの足跡も
振り返ればもう微か
念のため確かめてみたけど
両足ともにちゃ ....
正しくありたい
そのときどきに
間違いなら間違いの中で
正しくありたい

他と違う
そんな風でなく
まったくおなじように
正しくありたい

いつでも
違っているから
自分が だ ....
なんで僕らは地球の中にいるのに

自分の家から出たら外なの?
光の子供たちが浮遊する緑野に
きっとこころの種もあるのでしょう

跳ねてはしゃいだり転げたり
悪さをして群れている子供たちに混じって
金色の繊毛におおわれてふわりと浮かんでいたり

葉に ....
シャツもスカートも
タイツも傘も

帽子も鞄も
靴もカーディガンも

髪の毛も眼の色も
ホクロも

ぜんぶぜんぶ黒

でも

下着も靴下も
ハンカチも心も

無地で真っ ....
素足で地球を踏む 年賀状をもらったら
ほめことばにくるんだ
苦言が書かれていた

つまり
頑張りすぎる貴女
見ててしんどい
そういうことね

それで
新年の抱負ができた

別に頑張ってないから
 ....
東京駅構内

3歳ぐらいの男の子が
しまじろうのぬいぐるみを落とす

ハイヒールを履いた女性が
しまじろうをつま先でカスるように蹴飛ばす

20cm程前方に滑るしまじろう

し ....
時間はレンガとなり積み上げられてゆく
今夜はロボットたちと宴会しよう
私の手はロボットより冷たいから

本棚から現代詩を抜き取り
そこにレンガを入れる
ロボットたちにみせてあげる

ロ ....
花柚子を貰った
実家のお向かいの家で
段ボール箱3箱も採れた内
実家でいただき、
そこから、
わたしも鍋いっぱい分けて貰った



柚子は好き
柚子胡椒も好き

柚 ....
ここがどこかわからなくなってしまう
眠っていたわけでもないのに
あなたはわたしと太陽のあいだにたつので
そうか、いつも
ちょうどまぶしい
逃げた婚期が加速している 紅茶に檸檬の一切れを  
ぎゅ…っと搾ったら
カップの中が
ぱっと明るくなりました

目の前のあなたにも
一日一回
垂らしてみたい
檸檬の滴  
藤永健さんの『もうすぐ現代詩フォーラムがができて11年経つという事実と11のレコメンド(http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=283829)』に触発されて、ぼくも ....  

無表情 メールに打ち込む 
カッコワラ


チョーウケル 何をやっても
チョーウケル


冬空の スカート短い
田舎っ子
あの人のこと悪く言わないでおいてよかった 港街のとある酒場で出会った爺
コップ酒で赤ら顔、威勢は良くて饒舌で、昔語りを捲くしたて、嘘か誠か話の先で、次第に次第に静かに眠りこむ。

小柄な爺の世迷い言

小僧よく聞けこの俺は
十五の ....
苛性ソーダを鍋で煮る
知っておるやら何の日か
泡立つおはじき夢に見る
わしの願掛け{ルビ三隣亡=さんりんぼう}

睦月いち足すじゅうににち
黒丸しるす{ルビ天赦日=てんしゃび}は
ひがみ ....
こひもともひこさんのおすすめリスト(3431)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
飄々と- 鵜飼千代 ...自由詩11*14-1-14
モンシロチョウ- 加藤自由詩2*14-1-13
なんにもない道- 朧月自由詩314-1-13
とばり、- 左屋百色自由詩18*14-1-13
ランチャーを迎え撃つ言い伝え- ゴースト ...自由詩2*14-1-13
社会- 自由詩3*14-1-13
あなたたちが作ったシステム- umineko自由詩26*14-1-13
玄関に靴がいっぱい笑初- 北大路京 ...俳句814-1-13
心の中の小さな点- ichirou自由詩14*14-1-13
越権- 千波 一 ...自由詩614-1-12
スノーマンと雪だるま- 夏美かを ...自由詩33*14-1-12
歌詞も音程も違っている- 北大路京 ...自由詩414-1-11
はつ雪さんぽ- 八布自由詩914-1-10
正しくないひと- 朧月自由詩1014-1-10
独り言- リィ自由詩314-1-10
こころの種- 梅昆布茶自由詩22*14-1-10
黒が好きなヒト- ★HIDE自由詩3*14-1-10
素足で地球を踏む- 北大路京 ...自由詩714-1-9
新年の悩み- 森川美咲自由詩14*14-1-8
しまじろうは大丈夫かい?- ichirou自由詩19+*14-1-8
ロボットが詩をかく時そこにテーマはあるのか- 左屋百色自由詩8*14-1-8
マーマレード- 鵜飼千代 ...自由詩28*14-1-8
ちょうどまぶしい- はるな自由詩714-1-7
逃げた婚期が加速している- 北大路京 ...自由詩614-1-6
檸檬の滴- 服部 剛自由詩414-1-6
極私的レコメンド:11人の詩人による11編の詩- 大覚アキ ...散文(批評 ...9*14-1-6
異文化- 自転車に ...川柳314-1-5
あの人のこと悪く言わないでおいてよかった- 北大路京 ...自由詩714-1-5
酒場の爺の世迷言- ……とあ ...自由詩10*14-1-5
拾参憑き姥(ぼ)の暦うた- salco自由詩614-1-4

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