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夏はなんだかすごくさびしかった。これまではそんなことはないのに。さびしくなるのは冬か秋か春と相場が決まっている。
いろんなものが取れかけているわたしは、また色々のことを思い出す。思い出したり、考 ....
あなたの声は魔法の声
声を聞くと私の細胞が動き出す。
細胞も怖い時は怖がって震え
愉しくなると、笑うのだろうか
あなたの声を聞くと細胞が笑い出す
多分、笑っているから細胞の集合体の
私 ....
海辺の街で育ったので、食卓にはよく魚があった。
その中でもいわしは定番で、母は何十匹も小さないわしをさばき、わたしたち姉弟三人は刺身が大好きで、先を争うようにそれを食べた。
その際に出るいわしの骨 ....
起きたり寝たりはしない。倒立させたテレビがある。ダサい。消されたそれを眺めている。
ある日暮れに、茜色に、肌寒い風になびくカーテンの献身とペーソスに、男は可及的速やかにしらけ、すべての窓をあ ....
{引用=
2015 10月24日、25日のツイッター上の企画
#空想の街【ハンツピィの宴】に参加しました。
「詩の学校」というお話を書きました。2日目は主にガールズバンドのお話。
詩について ....
何かが書きたいと、パソコンの画面に向う。するとどうだろう、白紙のワード画面が巨大化して此方に近づいてくる。私は呑み込まれる。そんな夢を幾度か見た。画面の内部は、埃臭い舞台裏のような場所だ。壁や床や天 ....
「もう秋だな」
「ううんそうじゃなくて、まだ秋だよ」
「秋ってさ、どうして秋なんだろうな」
「そんなロミオとジュリエットみたいなこと言わないでよ おかしいなぁ」
と女の子はそう言って乾 ....
悲しき雑感
時々、怖くなる。なにがって、自分が変わっていくことが。そして、その変化をコントロールできないことが。僕は、これまで愛し続けてきたものをおなじように愛し続けたいし、そういう自分を失 ....
祖母と母のお産に付き添ったことがあります。
母の横で寝られないさみしさから、
大声で泣き、だだをこね、母や祖母を困らせたことを憶えています。
ワタシは筋金入りの甘えん ....
150810
昨日の8月9日(日)葛飾区亀有にあるRock Bar 「KID BOX」に応急修理をした並四ラジオ3号をキャリヤーに載せて連れてゆく。ポエケ ....
冷蔵庫の中でしずかになにかが貯蔵されているが
それはけっして常温の空気のなかにはでてこないものかもしれない
陽光のとどかない深いうみのそこで
眼のないいきものたちが生命活動をくりひろげていて ....
わたしは
ノスタルジーだけでは詩はかけない
安易なイメージだけでは詩にならない
安易なイメージは、現実のなかにはないことが多い
詩を書くときはいつも、おし込めた思いが、わたしを食い破ろうと ....
めっちゃ歩いていた。東京まで30㎞だった。帰船時刻までに帰れる可能性は皆無だった。自分が間違いなくあらゆる点で自分らしいということに得心がいっていた。野良猫の匂いのする文章が書けると思った。詩になると ....
おれはD2、ケーヨーデイツーに行く途中でこの文章をかいている。(頭のなかで書いている。)D2は家から1キロ?くらい離れたところにあるホームセンターだ。チェーン店で知っているひとも多いと思う
D2 ....
詩もまたコミュニケーションの一種である。確かに作者の意図が読者に正確に伝わらないこともあるだろうし、そもそも作者は伝達を意図していないかもしれない。だが、詩を書く者がいて、読む者がいる。 ....
今年の桜は早かったようで、娘の高校入学式にはすでに満開を過ぎて、けれどもかろうじて花は残っていた。この季節、日本は桜の国になる。わたしたちは桜の国の住人になる。お祝いごとがそんな時期と重なるのは、 ....
職場でこじんまりとした飲み会があったので参加してきました。
産休中のアメリカ人女性も来てくれました。隣の席に座っていたので旦那さんの話やら何やらを聞いていたのですが、事実よりも考え方や自国の文化 ....
詩は自由に書かれて一向に差し支えないと思う。想像力の赴くままに飛躍している詩行もまたよいだろうし、現実の人生をなぞった詩行もまたよいだろう。だが、私はかつてひたすらフィクションの完成度を追求 ....
僕の会社では陰口が横行している。同僚などは皆知らないうちにあだ名で呼ばれているのだ。特に上司にはよく胡麻を摺る社員を皆是々さんと呼び、口やかましい上司を非々さんと呼びあっていた。
そんな中にあっ ....
?作品力=5点 ?余韻力=3点 ?再鑑賞魅力=2点(?には鑑賞後に歓談を誘発する力があるか、?には保存価値があるかも考慮)
総合的な印象として0.5ポイント加えるか否かを基準として+、−を付加。 ....
実在論とは、世界に物質などが実際に存在し、それに触発されて意識などが生じるとする考え方である。観念論とは、存在するものは意識に与えられたもののみとして、それを超えた実在を要求しない。
....
昨日の夜に、 イラクで拘束された三人が解放されると聞いて、 起きたら、まだ進展がないということだった。 夢で弟としゃべったので、その親近感がすこし残っていて、 弟が戸棚を閉める音や、食べた皿を流しに ....
尿道炎気味なので風呂に入る。昨日はすごい焦燥(家を出て何かをしなければ。自分はSEXもできない。ダメなやつ。もうダメだ。)に駆られていたが、寝て起きれば落ち着いている。 風呂で水泳教室に行く事を考える ....
飛ぶときに必要なものがあるとすれば決心ではなくて、飛んでいる「当然」なのだと思う。決心なんて、どれほどもろくて役に立たない(でもそれなりに美しい)だろう。
娘が壁に手を置いて、しゃんと背をのばし立つ ....
今年から時間的、気持ち的に余裕があるときにこんな感じでまとめてこちらにて。
公開年、監督などは割愛させていただきます。
なるべくネタバレはないようにいたしますが、その限りではないことも。
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中村梨々の詩集『たくさんの窓から手を振る』(ふらんす堂)を読んでいると、奇妙な点に気付く。この詩集には「青春」が存在しないのではないか、と。子どもと大人の視点では書かれているが、若者の視点が不思議と ....
皆さん、はじめまして。芹場照(せりばてる)と申します。私の実験室へようこそ。
「え?実験室?」と思われた方も多いのではないでしょうか。それもそのはず、私は当面の間、詩歌を始めとした創作活動を ....
私はオリジナリティーという言葉をあまり信じていない。言葉は語り継がれるもので誰かが一人占めできるものではないから。それに誰かが作品として発表した言葉やものの考え方に似たものが過去にあったからといって ....
前回、女の子が元気な映画をご紹介させていただきましたので、今回は私情に残る男の子が暴れまわる映画を、ご紹介。最初はそういう意図はなかったのですが、結果的にそうなってしまったわけで。
高倉健さん、 ....
題名:カットでお待ちの高橋さま
人数:2人
性別: 女性:1人 男性:1人
・一人称、多少の口調変更OK
・1分くらいの劇です
キャラクタ
♂客:高橋/お客さん
♀美:自 ....
こひもともひこさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(126)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ことしの夏は_のこと
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はるな
散文(批評 ...
6
16-8-31
あなたの声
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薫子
散文(批評 ...
2
15-11-27
いわしの骨からあげ
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そらの珊 ...
散文(批評 ...
7
15-11-11
いくらか体重を軽くして渡す
-
末下りょ ...
散文(批評 ...
3*
15-10-30
詩の学校_【ハンツピィの宴2015】
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北大路京 ...
散文(批評 ...
4
15-10-26
原点を探して
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あおい満 ...
散文(批評 ...
2
15-9-16
秋道
-
らいか
散文(批評 ...
5
15-9-13
KANASHIKI_ZAKKAN
-
岩下こず ...
散文(批評 ...
2
15-8-26
星の人
-
ひさし
散文(批評 ...
2
15-8-20
並四日記_3号至福の時を過ごす
-
あおば
散文(批評 ...
1*
15-8-13
もとかれもとかのに捧げる散文詩
-
梅昆布茶
散文(批評 ...
11
15-8-12
わたしに書かせるもの
-
凍湖(と ...
散文(批評 ...
5
15-8-7
徒歩
-
dopp
散文(批評 ...
3*
15-7-22
みんなへ
-
Wasabi
散文(批評 ...
4
15-7-20
白鳥央堂詩集『晴れる空よりもうつくしいもの』について
-
葉leaf
散文(批評 ...
2
15-7-19
夜更けの紙相撲・チルチル_サクラ
-
そらの珊 ...
散文(批評 ...
11*
15-4-14
アメリカ人の激励
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チカモチ
散文(批評 ...
2
15-4-8
なぜ生活を詩にするのか
-
葉leaf
散文(批評 ...
2
15-4-5
是々非々さん
-
アラガイ ...
散文(批評 ...
2*
15-3-21
2015鑑賞映画採点及びひとことふたこと⑥〈3/10〜20〉
-
平瀬たか ...
散文(批評 ...
3*
15-3-20
詩における実在論と観念論
-
葉leaf
散文(批評 ...
2
15-2-27
20040412〜20040430
-
nemaru
散文(批評 ...
1*
15-2-27
20051226
-
nemaru
散文(批評 ...
3*
15-2-14
当然のこと
-
はるな
散文(批評 ...
10
15-1-19
2015鑑賞映画採点及びひとことふたこと①(1/1〜1/18 ...
-
平瀬たか ...
散文(批評 ...
5*
15-1-18
中村梨々詩集『たくさんの窓から手を振る』について
-
葉leaf
散文(批評 ...
2
15-1-3
一つの試論あるいは宣言〜自己紹介に代えて〜
-
芹場照
散文(批評 ...
4*
14-12-18
記憶を宿すこと
-
深水遊脚
散文(批評 ...
8*
14-12-14
ボクの名画座—映画あ〜じゃこ〜じゃ—第四館
-
平瀬たか ...
散文(批評 ...
4*
14-12-9
カットでお待ちの高橋さま
-
北大路京 ...
散文(批評 ...
2
14-12-9
1
2
3
4
5