すべてのおすすめ
雨、雨、雨、やさしく閉じて透き通る春の惑いの Aquarium の


ふるえては芽生えるおもいこの胸のうすきガラスを風のララバイ


よんでいる心を奪い冬の鳥はるか Голос 遠くへど ....
おとしぶみと言う虫に託す詩集ひとつ恋愛論のなれの果て

ストリートミュージシャンにあすを尋ねるどのコード進行で生きるかと

炎天下脳みそは妄想やめて夕涼みプラタナスの鈴の葉陰に

初音ミク ....
はらはらと花のすずろに散る夜の
天に半月血膿のおぼろ

鉢巻の日の丸手向けきりもみで
修羅が散花の空挺部隊

施餓鬼会の夜風に濁声放ちます
モンペ逆子の父恋唱歌

皮膚病の犬のあばら ....
看板の灯り幾つも消えている景気の悪い流れ止まらない

星々は宇宙に包まれ愛される人と人との距離繋ぐ愛

騒がしい繁華街から遠ざかる私の闇は徐々に深まる

「不幸にはなりたくない」と声 ....
まだ恋の列車に乗ってすらいない改札口をくぐったところ 忍び寄る
成人病の魔の手にも
果敢に挑む
牛丼二杯




立ちションに
群がる蟻へ
問いかける
俺の小便
そんなに甘い?
トリセツをただの一度も読まずとも正しい呼吸の仕方はわかる

もともとはペアであった靴下も気づくと穴が片方だけに

色褪せたペエジをめくる緑風が塗り替え時期と付箋をつけた

強風でバタンッと ....
映画見て感じたままを受け入れる探してた答え見つかりそうだ

「卒業」の言葉の中に秘められた小さな花は大きく育つ

空見上げ季節が巡る音がする恋占いが妙に気になる

人通り少ない都会の ....
七人のこびとは元は八人で現在一人行方不明で

豆の木が大空高く伸びたけどただ伸びただけ雲乗れねぇし

あなただけ映していたいいつまでも私は鏡あなたの鏡

白鳥になったとはいえ醜さは変わ ....
ゆるゆると解凍されて泳ぎ出す初夏のひざしに冷凍金魚

てのひらに埋め込まれた鉛筆の種 いつまで待っても芽が出ませんが

捨てました古い日記も捨てましたあとかたもなくみじん切りして

虎猫と ....
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【帰還】

 声帯を飛び出していくコトバ達コマクを抜けてワタシに戻る

【流行り病】

 時節柄恋には注意下さいね 四月の空に青いエアー ....
夕暮れの山の喫茶に立寄りてぜんざい食す妻と二人で

山桜あちこちに咲き空青くくもただよえど晴れぬ心に

低気温さむくはない山の喫茶は木つくりで谷間に在り
刹那花ひらり乱れる春の風 脳裏かすめる君の幻影 

週末は桜吹雪になるのかな君の簪姿を見たい

桜散る頃に逝ければ葬式に付き合う子らも寒くなかろう  

満開の桜の下に捨てられる悪い ....
【確信犯】
 
 ちょっとづつちょっとづつ間違っていく伝言ゲームのように、今日も


【からかい】
 
 本気かと問えばするっと逃げていき 遠くの空で春雷が鳴る


【三面記事】
 ....
装いして伝道奉仕に出る妻に声をかけては励ましにけり

病院の受付に坐す妻のかおどこか品ありこのましきかな

卯月きて半ばを過ぎて坐す机妻の歌をばつくりておりぬ
空き缶をやさしい顔で見つめてもあきらめているはつなつの道
ほつほつとからだに点るけだものを飼いならしつつ噛む左肩
さびしさの錆びつく夜も舌で捺されたそこはあなたのものよ
ふうせんが萎んだ後の寝室 ....
やわらいだ寒さに薄着で出かけたいあたたかいものをいれた水筒


日を束ね春と呼んではいるものの二度と同じ日は集まらない


だれ一人おなじ人間などいない一回きりの春も同じだ


 ....
チューリップに親指姫が眠ってる起こさないでね春はいじわる

さくらさくらいつか鬼になる日まで散りしきる花に打たれていよう

悲しみはヒヤシンスの深い青君との別れを涙に染める

うっすらと白 ....
入れ子だよ君は僕のマトリョーシカ
    金環蝕キーンカーンキーン

みかづきがぼんやりうすい場所がある
        爪工場で働くこびと
あのときの週刊プロレス巻頭でまだ死に至る三沢光晴

野次られて吼える手癖の悪い犬牙は剥けども庭からは出ず

自販機の前で二択を迫られて買わぬが増えた職の無い春

外壁のトタンを鳴らす夜中の ....
あしたひらくドア、そして窓雪のごとこころに積もる言葉はありや


思い出すなつかしいうた冬の日のふいに飛び立つ鳥の似すがた


赤い実を痛みを噛んだくちびるを指でなぞれば遠い夕陽を

 ....
今しがた風呂吹き大根炊く母がとろとろ火かけ黒き碑

点滴の音やかましき隣には空いた花瓶を洗う細君

気散じに蘇州夜曲を口遊む火吹き男の碧き虹彩

無花果のひとつ転がり胞衣壷に翅を揃えて番う ....
とりあえずキリトリセンを入れてみる
         別れ話のリハーサルとして


雨が降る 地中に埋まるすべてもの
         かばね弔う雨が降る


帰り道忘れず戻ってくれば ....
孤独から抜け出た証手に入れた君の眼差し僕を見透かす

検索し光と闇が入り交じる情報という一つの図書館

四文字がすぐに言えない照れ臭い君の優しさ近くて遠い

曇り空嵐の予感付きまとう ....
永遠に貴女愛すと嘯いて空に航跡描く夢見る ▼▼ ルール: ナウい単語で ゆるく ▼▼


次々と君がつぶやく名言を胸にしまって ふぁぼRT(リツイート)

披露宴Ustream中継し見せつけてやる歴代彼氏

3Dヘッドマウントデ ....
朝の風瞳に映る海岸線二十年後の約束をする

五月から残る傷跡まだ消えずひとつふたつと季節巡っても

明後日の予定は今も決まらない喧嘩したけど絆は深い

裏庭に咲く花の名を覚えたい孤独 ....
愛してるそんな言葉を載せられる川の流れと笹舟さがす

僕と君名前を交換し合わないか嫌いな名を捨て好きな名になる

歳を取ってその分きれいになったよね僕もそろそろ白が混じった

ほんとうの言 ....
あの空に世界の終わり映らない携帯で撮る虹色の雲

日陰には溶けずに残る雪がある何か壊した後の静けさ

幸せになれないなんて言わないで幸せ示す翼背中に

起き抜けは殻の中から出た気分間 ....
買えません愛がどこかで売ってても お金が無いし働けないし

拾っては捨てる神しかいないのか次は死ぬまで愛されてたい

本なんて読んでる場合ちゃうかった正面の席美女座ってる

右腕にマリコ命 ....
壮佑さんの短歌おすすめリスト(221)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
プリズム- 石瀬琳々短歌8*12-6-14
おはようサラダ- 梅昆布茶短歌1512-6-3
血判- salco短歌7*12-5-19
看板の灯り- 夏川ゆう短歌412-5-18
「駅」_短歌de胸キュン- 北大路京 ...短歌14*12-5-14
変態短歌50- 花形新次短歌112-5-14
夕焼け心中- そらの珊 ...短歌1212-5-9
答え- 夏川ゆう短歌112-5-4
童話短歌- 北大路京 ...短歌19*12-5-4
ウワバミの中の象- そらの珊 ...短歌9*12-4-29
メビウス- そらの珊 ...短歌6*12-4-24
山の喫茶店- 生田 稔短歌512-4-24
桜散る2012- 北大路京 ...短歌13*12-4-23
春雷- そらの珊 ...短歌11*12-4-17
卯月の妻- 生田 稔短歌5+12-4-17
捺印- とろり短歌612-4-8
はるについて(ホットケーキ)- 木屋 亞 ...短歌5*12-4-7
Flowers_〜春〜- 未有花短歌13*12-4-2
ほぼ等身大- そらの珊 ...短歌10*12-3-24
カウント2,99- ホロウ・ ...短歌2*12-3-17
あした- 石瀬琳々短歌6*12-3-15
題詠十首- 古月短歌8*12-3-12
ペーパーハウス- そらの珊 ...短歌612-3-9
僕を見透かす- 夏川ゆう短歌112-3-3
simoun- 高原漣短歌4*12-2-28
now75_2012- 北大路京 ...短歌11*12-2-24
朝の風- 夏川ゆう短歌212-2-24
tanka- 葉leaf短歌212-2-20
あの空- 夏川ゆう短歌212-2-17
データがありません- 北大路京 ...短歌27*12-2-13

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