すべてのおすすめ
夏の宵 風鈴さえも物静か 誰に別れを告げて過ごそう
すべてを溶かして夏が逝く 遠く僕らを置き去りにして
朝顔にそっと問いかけ返事待つ あの恋の行方こころの行方
短信の むこうに見 ....
死を拾う 空に斧振り上げたまま腹見せて転がっている
詩を拾う 弔いもなく涙なく乾いて虫の命逝く夏
紅花で染めたTシャツ寝間着にし船の窓から覗いたスピカ
寝違えた首が戻らぬ二年半知らないうちに増えた借金
箱舟に乗れる歌人はふたりまでひとリは少女ひとりは熟女
Gからはじまる朝テンションコードのうえで踊るコーヒータイム
断裂の金属弦のはじける悲鳴うたが終って反転する夏
ジョンレノン忌 愛こそはすべてを歌う夜 ニューヨークの夏は優しい
アスフ ....
影踏まれ魂抜かれ放課後の校庭の上漂っている
僕は壊れたラジエーター星間飛行もままならぬほしのまにまに愛と彷徨う
ひかり差す君の右手を握りたくて闇に左手売り渡す
愛人とエデンの園をさがしに行くそれは太陽系の第三惑星
この街 ....
雨上がり花に呼ばれて手に入れた魚眼レンズの玩具のカメラ
永遠の少女になるため三つ編みをきつく結んで貞操とする
今日君にあげた愛など明日には棄ててくれてもいいと思った
ライオンがアンドロイドに恋をして心臓抉って食べさせたっ ....
熟れすぎたトマトが割けて溢れだすざぶんざぶんと満ちていく海
まっかですアスファルト脇ほむら立ち鶏冠にも似た真夏の怒り
....
ラーメンも女も細いほうが好きあっさりしてて少し辛めの
勝敗の鍵は投手が握ってる偉そうに言うニート9年目
鍵無くし玄関先で立ち尽くす離婚したこと後悔してる
ボルトより速く走ると気まずいな能力者だとバレてしまうぜ
妻はかなし今朝荷をもちてクリスチャン学校へ赴けり
讃美歌は奏でる愛と希望の贈り物をもて
妻出かく歓びつつあとの寂しさを思えば空し
青い朝顔五つ咲き光さす窓辺に似つかわしき今朝よ
チェス盤の上に真っ赤な林檎置きキングを殺す君の無邪気さ
エルメスとシャネルにコーチブルガリを買い占めたあと『うたつかい』読む
イル・マニーフィコ・スイートとウォルト・ディズニー・スイートとどっちに泊まる?
陽はまだ高けれど午睡して吟醸酒など涼しげな夢も
女友達数人いても妻も娶れぬまだ木偶の坊
折々の歌などもたぬはぐれものまあいいやでまたやり過ごすくせに
同人の原稿急いででっち上げメール ....
街角で別れの電話引き伸ばす冷たい風がますます強く
幸運に繋がるのならマフラーの巻き方ぐらい変えてあげるよ
表札にあなたの名前載せてたらいつか帰ってきてくれそうで
子狐の尻尾をつけて手袋を買いに行く孫ムービーで撮る
波音にとける言葉を汲み取って砂に名前を書いたりしない
邪魔者がまさか僕とは思わずにふたりの間転がっていた
カントリーブルースを鳴くヒグラシとオープンGのCole Clark
汽車昇る水平線の向こうから帰ってくるよ単身赴任
ヘビ花火空に打ち上げ龍となりゴロゴロと啼きピカピカ光る
スマホ持ち「若い人らの仲間入り」同級生に自慢する父
壮佑さんの短歌おすすめリスト
(221)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
晩夏へようこそ
-
梅昆布茶
短歌
9
13-8-25
蟷螂
-
そらの珊 ...
短歌
17*
13-8-24
紅花で染めたTシャツ寝間着にし船の窓から覗いたスピカ
-
北大路京 ...
短歌
3
13-8-21
寝違えた首が戻らぬ二年半知らないうちに増えた借金
-
北大路京 ...
短歌
1
13-8-21
箱舟に乗れる歌人はふたりまでひとリは少女ひとりは熟女
-
北大路京 ...
短歌
3
13-8-19
はぐれうた
-
梅昆布茶
短歌
5
13-8-18
影踏まれ魂抜かれ放課後の校庭の上漂っている
-
北大路京 ...
短歌
2
13-8-17
夜間飛行_星のまにまに
-
梅昆布茶
短歌
4
13-8-16
雨上がり花に呼ばれて手に入れた魚眼レンズの玩具のカメラ
-
北大路京 ...
短歌
5
13-8-13
徒然愛歌
-
永乃ゆち
短歌
5*
13-8-12
半かけ
-
石田とわ
短歌
11*
13-8-11
ラーメンも女も細いほうが好きあっさりしてて少し辛めの
-
北大路京 ...
短歌
4
13-8-4
勝敗の鍵は投手が握ってる偉そうに言うニート9年目
-
北大路京 ...
短歌
3
13-7-31
鍵無くし玄関先で立ち尽くす離婚したこと後悔してる
-
北大路京 ...
短歌
4
13-7-28
ボルトより速く走ると気まずいな能力者だとバレてしまうぜ
-
北大路京 ...
短歌
5
13-7-27
七月二十六日
-
生田 稔
短歌
4
13-7-26
チェス盤の上に真っ赤な林檎置きキングを殺す君の無邪気さ
-
北大路京 ...
短歌
7
13-7-23
エルメスとシャネルにコーチブルガリを買い占めたあと『うたつか ...
-
北大路京 ...
短歌
2
13-7-23
イル・マニーフィコ・スイートとウォルト・ディズニー・スイート ...
-
北大路京 ...
短歌
1
13-7-21
土曜の午後の歌
-
梅昆布茶
短歌
3*
13-7-13
街角で別れの電話引き伸ばす冷たい風がますます強く
-
北大路京 ...
短歌
4*
13-7-10
幸運に繋がるのならマフラーの巻き方ぐらい変えてあげるよ
-
北大路京 ...
短歌
5*
13-7-8
表札にあなたの名前載せてたらいつか帰ってきてくれそうで
-
北大路京 ...
短歌
2
13-7-6
子狐の尻尾をつけて手袋を買いに行く孫ムービーで撮る
-
北大路京 ...
短歌
3*
13-7-1
波音にとける言葉を汲み取って砂に名前を書いたりしない
-
北大路京 ...
短歌
7
13-6-26
邪魔者がまさか僕とは思わずにふたりの間転がっていた
-
北大路京 ...
短歌
5
13-6-26
カントリーブルースを鳴くヒグラシとオープンGのCole_Cl ...
-
北大路京 ...
短歌
2
13-6-25
汽車昇る水平線の向こうから帰ってくるよ単身赴任
-
北大路京 ...
短歌
4
13-6-22
ヘビ花火空に打ち上げ龍となりゴロゴロと啼きピカピカ光る
-
北大路京 ...
短歌
3
13-6-20
スマホ持ち「若い人らの仲間入り」同級生に自慢する父
-
北大路京 ...
短歌
3
13-6-20
1
2
3
4
5
6
7
8