すべてのおすすめ
朝焼け、
揺らめき、
余韻。
桔梗色の空が眠たそうに。
蜂蜜のような日光が射して。
風薫るのは、
狐と彼岸のまだ湿る精神の融解でした。
あたしの住んでいる
....
水の入ったコップ越しに見る文字はひっくり
返って見えるから、なんだか鏡を覗き込んで
いるみたいな気分、自分は写り込まない鏡の
中の世界。そこから見る液晶の中ではイワシ
の群れが方向転換する。ひ ....
模範解答(2) 模範解答(1) 模範解答(3)
過去問に復讐する 知らないふりを するあの娘 きりもみになる紙
過ぎ去った問い 本当のことなど知らないいらない 〇一 ....
夜中のサービスエリアみたいなとこで
あなたといたら 泳ぐみたいになった
LEDがぴなぴな光って消えた
いまどきはやらないかたちの靴をはいたカップルが手を繋いでいた
(ビニールでつくられたサ ....
四角い
フォルムを
くずしたい
だけど
その方法が
わからない
◻︎だから◻︎
◻︎◻︎◻︎か◻︎◻︎◻︎
....
梅雨の合間の晴れの日の古本屋街の地下の
スタジオの片隅のアイロン台の前の椅子の
上の手持ち無沙汰の手の中の溶けるとける
ける速さ加速するスルスル汗をかくアイス
溶けるける早く終われ割れるライテ ....
ついた嘘にみあうだけの歯車が
回転数をあげてじるじるまわっている
夜はいつまでも濡れたままだ
世界がやさしいのに慣れてしまって
ベランダに石をならべる
それはわたしのものにならないし ....
月明りは無い真冬の夜道を照す星空。
雪は青緑の光で世界を結晶した森。
朽ち始める鉄道用水銀灯を見上げる猫。
柔かい。雪って触れて仕舞うと流れ星みたい。
六花と言うのだよ。と、
教 ....
夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢
夢手のひらに、ビー玉を、ふたっつのっけてにぎり夢
夢たい。ぎちぎちと、音させたい。あーー爪が切り夢
夢たい。雨が降りそで ....
スクリームして素クラップするツーハンド
レッドの間のノートの切れ端まくるまくら
れるまくれる水の降る日へつづくつづきを
つづるつづらない舌切り雀いないシしたは
ないシしたわないアイがかけたまま ....
愛している
眠りのふちに
ぶらぶら腰かけて
バタをべったりつけたパンに
蝶々をはさんだ夕食
さむい土地であなたは育った
そこではさくらも連翹も木瓜も
いっぺんに咲き
いっぺんに ....
ひだり肩越しに見る夜みかづきが
なくってもあったかいな背中
きみのひだり肩に顎を乗せて日がな一日過ごす、
感じをひらいてはもとにもどすあそび、むすんで
ひらいて、くりかえす、くつがえす、返 ....
はじめは
まとわりつくなにものもなかったのに
いみのないような
おしゃべりを
くりかえしくりかえし
しているうちに
からみついてほどけなくなって
しまう
そんなことを
えん
....
いぬの紐は赤と白でねじられている
悲しみのつぎに
夕日のようなゼリーをたべて
こぼれながら静かに夜がひかっている
まよったあげく遠回りをやめて
いつもどおりの道でかえる
さかりをす ....
ひなげし 石ころ 傷んだ人参
これがちかごろのわたしだ
とにかくこのゆがんだ町から出るには
靴をはかなければならない
戻ろうとふりむけば世界じゅうの鈴がなるし、
出したはずの手紙で抽斗が ....
🍓が終われば🍊にマンゴー枇杷🍒🍑🍈🍉
頬張る旬👍✌️💅数えますか和梨🍇柿🍎🍏🍐
🍓に戻る🗾の季節に弾かれた🥝🍌🍍
🖋は握らずに📱握る手の中で変わる僕ら
何度でも笑って泣いて笑う泣き笑い顔が
....
氷の針が心臓に突き刺さって苦しいと思うとき 海から全ての海水が巻き上げられてぼくの口へ吸入器のように入れられるとき きっときみはひとつの歌を口ずさむ ひとつの祈りを口ずさむ、ひとつの海の駅名を口ずさむ ....
上 が り
潜
ム 幸福
度 償
い たい
い たい
い ....
あかいあまいつぶつぶを
丸のまま吞み下したみたい
骨と皮だけの人たちが
剥き出す前歯と目玉
何かを食べているらしいのに
ぜんぜん美味しそうじゃない
地獄絵図の真ん中では
「こわくない ....
わかるのは、わからなくてもいいようなことばかりだ。
ききょう、ぴなぴなして頼りない花びら。ここにいる前に、どこにいたのかわかる。前にいた場所からここまでも、きっと歩いてきたはずだけど、どう歩いた ....
開け放した玄関はその年の夏そのものだった
わたしはサンダルをつっかけて座り
水羊羹をのせた小皿を手に女をみていた
わたしを産んだ女は真剣な表情で
庭の手入れをいそいそとこなし
と ....
何気ないひとときがとても大切に思える朝。
光はまだ淡くカーテン越しに差し込んでくる。
今を生きている事に幸せを感じ、与え、受け取る。
闇夜の呪いがゆったり溶けてゆくようだ。
....
黒い手鏡にお前はお前の影を映し
真夜中に発汗する。
ぬめりを帯びた白い肌はうっすら染まり
不安の糸をその指先に絡めた。
不協和音の営みがその役割を終えても
残された不安は ....
啄木鳥が 脳天を
穿つ ヒールの音
充電切れの端末から
伸びるヘッドホンで
耳をふさいだ少年
急所は隠すもので
隠したところから
急所となる
先頭車両の不文律
スーツの背中に ....
ゆめの在りようを忙しなく描いては
愛おしく汚れて色付く指指
あたしたちは性懲りもなくなんども見つめあっては
数秒ずつの恋を終える
この世の輪切りを飾って悦に入るなよ
どんな隙間にも羽 ....
はる地球の回転が速まるせいか
わたしは立ちくらみして
光は速さをなくしたみたいになる
だからかはる 風が軽くなりすぎて
わたしの姿は光をうまく受けれなくなり
わたしの影はどこかへい ....
まもなく二番目の月が終わろうとしているこの星
の如月または衣更着のもう一枚羽織りたいくらい
の夜の気温の東アジアの日本の東京の定温は何度
ですか十八度くらいかなってそれはどこかの月の
平均です ....
東方ぬ島ん あがりがたぬしまん 東方の島も
西方ぬ島ん いりぬがたぬしまん 西方の島も
見ゅるばる見ゆん いんじゅるばるいゆん 見ようとするから見える
雨 ....
これは文章です。あなたは読み手です。わたしは書き手です。
わたしがあなたの文章を読むときは、わたしが読み手で、あなたは書き手になりますが、文章は文章のままです。
どんな文章を書いているときも、 ....
『奇妙な世界』
奇妙な世界を
祝日の朝に聴きながら
ここしばらくおざなりにしてきた生活を
梅干し入りのおにぎりにして食べた
陶芸教室でつくった奇妙な湯呑みでお茶をすすり
な ....
さわ田マヨネさんの自由詩おすすめリスト
(577)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
Apfel_融解する夏の景色へ
-
おっぱで ...
自由詩
5
17-8-5
水中反転/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
2*
17-7-30
キリモミングフィールド/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
3*
17-7-24
夜中のサービスエリアみたいなとこで
-
はるな
自由詩
1
17-7-13
髪のびたね/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
3*
17-7-10
なつが、ここに/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
3*
17-7-4
うそと歯車
-
はるな
自由詩
3
17-6-15
トナカイの角で創られた翼と鉄軌融解。
-
おっぱで ...
自由詩
4
17-5-16
ぐーぐーといっぴきのともだち/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
1*
17-5-13
あい/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
2*
17-5-10
朝食
-
はるな
自由詩
4
17-5-6
ひだり肩越しに見る夜/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
4*
17-4-25
ぽりまー
-
AB(な ...
自由詩
3
17-4-16
駐車場
-
はるな
自由詩
4
17-4-15
となりまち
-
はるな
自由詩
6
17-3-29
季節みたいに僕らは変わる/即興ゴルコンダ(仮)時間外投稿
-
こうだた ...
自由詩
2*
17-3-24
塩の柱
-
白島真
自由詩
31*
17-3-20
夜のうわずみ\朝のしたづみ/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
3*
17-3-14
Strawberries
-
こうだた ...
自由詩
7*
17-3-8
わかる
-
はるな
自由詩
4
17-3-6
糸巻き
-
DFW
自由詩
10*
17-3-5
朝に想う
-
ヒヤシン ...
自由詩
11*
17-3-4
夜に沈む
-
ヒヤシン ...
自由詩
4*
17-3-4
ruby
-
もり
自由詩
4*
17-3-4
ゆめゆめ
-
はるな
自由詩
8
17-3-1
はるに
-
DFW
自由詩
17*
17-2-28
八番目の地球/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
4*
17-2-28
八番目の地球:_見ゅるばる見ゆん
-
AB(な ...
自由詩
3
17-2-28
文章
-
水宮うみ
自由詩
3*
17-2-26
二月に聴きながら
-
DFW
自由詩
6*
17-2-25
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20