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紙の間の灯より明るい紙の檻



夜と水さげすみの目をひたす闇



花は奥ほのおに倒れる家の奥



其処に無く囁くように其処に在り



ぶつぶ ....
避けるほど遠去けるほど迫る冬



月くくり手のひらくくり生す子かな



はらわたに指三本のつららかな



むらさきに雨の林を染める笛



 ....
別なのに同じ何かが目に遊ぶ



戸惑いを背に押しあてて背を描く



無も壱も那由他も同じ指の夢



頬ぬらす半月の水のぼりゆく



道端の心臓浅 ....
{ルビ作為=つく}られた景の醜さ哀しさよ



草むらを燃やす象亀空あおぐ



岩の地図こすりあわせて緑の火



何もない夜ほど明るいものはない ....
洞の実を砂糖醤油につけて呑み



まばたきの遅い一日お茶すする



ひらくたび傘の首すぐ飛んでゆく



弧を刻む光のなかの馬鹿ひとり



とどろ ....
光の背どこまでもただひとりの背



ふところに乖離の会話隠し持つ 



幽霊と握手した手に残る霧



光から光を取って花格子



むなし ....
細くやわらかな毛氈が
鳥の道に触れてゆく
夜の上の朝
光にじむ日


猫の幻が五つ
壁の幻を視ている
街が眠るまで
会話はつづく


冬が招く冬の道を
影に刺 ....
地団駄
振動
石敢當
幼い楽団の
透明な脚


穴が螺子を廻すように
ゆるやかにまぶしく
音は無く
意志は夜につながれる


夕暮れの壁を
無色の水が
ゆ ....
離れて付いた
ふたつの点の
ひとつが動き
蜘蛛だと知る
もうひとつも揺れ
蜘蛛だと知る


ふたつの点が
出会う頃に
ふたつの冬の
ひとつが終わり
ひとつが ....
余計に見るからだめなのだ
だから
動けなくなってしまうのだ
考えるからだめなのだ
だから
帰れなくなってしまうのだ
すべてが既に
おまえより暗い
人が作った柱の上で
 ....
かるかる さるさる
脳は脳の隅
帆をたたんで浮かんでござる
罠は黄色 傾けば白
お手玉しても
増えないいのち
















 ....
融けつづける雪に
無数の目があり
そのすべてが
空の指揮者を見つめている
腕も顔もない指揮者を
見つめている
















 ....
まるく束ねられた電線が
冬を冬のままためらわせている
雪が雪の輪をのぞきこみ
空の後ろの花を見つめる


月のかたまり
中庭の砂
花のあること 無いことを知らせに
夜 ....
忘れた夢の方角へ
偽りの指を 手のひらを置く
のりしろ 空白
潮の熱さ


ふかみどり
喉の奥の
ふかみどり
車輪の行方
消えてゆく影


象亀から 布に落ち ....
月のような陽が
雨の奥から見つめ返す
白へ白へ
流れ込む青


冬は冬を巻き
隙間はまたたき
足首の渦 山への径
白く踊る日々


悲しい嘘が
空に咲いて ....
どこをどう歩いても
科学技術体験館のなかには
誰もいなかったのに
出口にとまっているバスは
人であふれていた
乗りたくない と言ったら
一人でも搭乗を拒否したら
出発でき ....
鏡の裏に灯る鏡の
違わずに違うゆらめきたち
午後を夜にわたす道
満ちた花を踏みしめる道


窓のむこう
緑の雨
誰のためでもない
三重の檻


冬につらなり
 ....
空は短く
銀の上に立ち
冬は冬をめがけ来る
次々と次々と突き刺さる
次々と次々と遠去かる


夕陽に押され
倒れる鉄骨
北の北を向いている
冬の指の
影だけが動く ....
かがやく咳に
照らされる塔
海とまぼろし
跡のない浜


灯を燈しゆく
城の住人
波を見るたび
灯の数を忘れる


鏡と原
かたち無く
落ちては拾わ ....
人の消えた朝を
獣の群れがすぎてゆく
光は暗く
息は昇る


割れた堤防
泡の色
見わたすかぎり
水は凍る


道は消え
冬は会い
街は震えず
鳴り止まぬ ....
川辺の光の
光のあやとり
すぎるものたちが
映り映らず
すぎてゆく


生きものは生きもののまま
在るものも無いものもつながってゆく
降る会話 巡る会話
水紋ではな ....
灰と水と 光と音が
道の行方を消してゆく
午後のむこうには何もない
午後のむこうには何もない


蜘蛛の巣をたばねた
冬の雨の日
むらさきと黒の目の
水たまりを見 ....
秒針が描く
冬の森
糸を吸い 粉を吐き
はらわたの筒の冷たさを見る


陽の離陸跡
砂とひかり
夜の木のなか
微笑む水


瞼は凍り 空に近く
空は凍り  ....
早朝に濁る法廷
誰も聴いてはいない
無為のことなど
三分の一になったポケットには
ハンカチもティッシュも入らない
入るのは 指の第二関節まで



ポケットはすべて
修繕に使われた
三十年以上
同じ服を着るというの ....
さらさらと
まとわりつくもの
ふりほどかずに
ねむる


首のまわり
言葉と鎧
うなじの角
避けられた 寝返り


粉より大きく
嘆きは浮かび
氷をほど ....
樹が樹である理由のひとつ
遠のけば近づく光のひとつ
空の切れ端
うなじになびき


夜と鈴しか通らぬ道に
いつのまにかできた水たまりには
ずっと雨しか映らない
雨では ....
心は刃
心はまわる
心は発芽
心は背骨
無いものの羽


泣き声が揺れ
振り返ると海に山に居る
空から直ぐに
降りてくる指
誰もいない街を描く


灯る ....
窓から窓へ
夜は動く
夜に夜を重ね
またたく


冬の水の上
羽の羽やまず
午後の双つ穴
昇るはばたき


わたしはわたしに到かない
水彩のまわり道
夕べは ....
そうやってまだ父親を使うのか



父の目におまえはかけらも映らない



言えぬまま逝くものをまだ汚すのか



死んだとて父はおまえを許さない



 ....
ふるるさんの木立 悟さんおすすめリスト(378)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひとり_白線- 木立 悟川柳315-4-3
白へ_白へ- 木立 悟川柳215-1-6
ひとえ_ひとえ- 木立 悟川柳214-12-13
ひとつ_地獄- 木立 悟川柳414-12-3
うつら_うつら- 木立 悟川柳214-12-3
ひとつ_閉じて- 木立 悟川柳314-11-26
愚者の庭- 木立 悟自由詩6+12-3-25
Meurglys_Ⅲ- 木立 悟自由詩212-3-21
ノート(ふたつ_ひとつ)- 木立 悟自由詩412-3-21
ノート(夜と鴉)- 木立 悟自由詩312-3-20
ノート(49Y.3・19)- 木立 悟自由詩512-3-20
ノート(49Y.3・14)- 木立 悟自由詩412-3-20
淵を巡る- 木立 悟自由詩412-3-19
7月、8月、9月(黒)- 木立 悟自由詩312-3-15
降る日_降る日- 木立 悟自由詩612-3-11
ノート(48Y.3・3)- 木立 悟自由詩612-3-4
黒い道- 木立 悟自由詩812-2-27
羅睺震芯- 木立 悟自由詩412-2-21
降り来る言葉__LVIII- 木立 悟自由詩412-2-9
冬錐抄- 木立 悟自由詩412-2-6
かたわらに_かたわらに- 木立 悟自由詩712-1-25
煌徨- 木立 悟自由詩712-1-19
Future_Days- 木立 悟自由詩312-1-11
ノート(48Y.5・26)- 木立 悟自由詩311-5-29
ノート(48Y.5・22)- 木立 悟自由詩311-5-29
ひとつ_うつろい_Ⅳ- 木立 悟自由詩711-5-26
宙と姫- 木立 悟自由詩411-4-29
ノート(ふるえのあとに)- 木立 悟自由詩511-3-21
ひとつ_わたし- 木立 悟自由詩711-3-21
父とおまえ- 木立 悟川柳210-11-21

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