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くまの ぬいぐるみのような
てかてか した 黒い 物体が
枝垂れ桜の 近くに 有ります
東屋へ 行く途中
「道中 お気をつけて」 と
見守って くれているかのよう
水面に映る 紅葉 ....
辿り着いた 秋の日
南天が 笑って いました
お前の出番は もう少し 先でしょう? と
笑いかけると
太陽よりも キラキラとした 笑顔で
見つめ返されて
何だか ちょっと 照れ ....
繰り返す度に
後悔すること
繰り返す旅に
度々 出掛ける
足元に 足袋
旅マップを
括りつけて
開かないならば
取説なんて
要らないの
茶化しながら
次の茶屋まで ....
トリック トリック
どこからが まやかし?
わたしは ほんもの?
どこの わたし?
何処から ワタシ?
扉を開けて
次の世界へと ジャンプ
華麗にスルー可能ならば
....
酔っぱらったならば 吐ける本音と
酔い潰れたって 守る 秘密
秘密を ヒミツじゃ なくする セリフ
「ヒミツなので 誰にも 話しません」
そんな常套句ばかり
ドヤ顔で告げるアイツに ....
カラフルな 世界で
色とりどりの 夢を見る
咀嚼する 喜怒哀楽
そっくり返った エビが
こんにちは なんて 御挨拶
合間に 挟まった 泥エビも
心地良さげに 自己主張
寒さに 打ち震えて
外に出れぬ 心の弱さ
知ってる
知ってた
かつて 通り過ぎたのと
同じような
幾つもの トンネル
何度も
何度も
すり抜けて
生きていけると
....
何かを 見詰めようとしたら
今まで 瞳を潤していた 存在を
排除しなければ ならない と
泪ながらに 訴えた夜
あなたは 笑って こう言った
その必要は ないよ
何の為に 右と左が 存 ....
あなたが 土産にと
持って帰った りんご餅
弁当箱に 忍ばせて
お隣さんは かき餅サン
3連休が 終わる頃
明日の弁当 作りましょうと
包みを開いて 気が付いた
あ ....
ねじれの位置 と言う言葉を 思い出したくて
メビウスの輪を 連想しました
その後で 歪み ゆがみ ひずみ と
曖昧な記憶から 辿る内に
歪みの角度 ねじれの角度 ねじれの位置 と
パ ....
鬼のような目で
こちらを 見詰めている
お前は 間違って いるのだ と
諭されて いるようで
目を閉じる
吹雪の中で
トンネルの手前を
凝視しては いけないよ
黄色 ....
御地も雪 などと書いておいて
ダダ漏れの 雨を 見詰める
猫でも 行き過ぎたなら
素敵な 風景画へと 変わりそうだけれど
点滅し続けるのは
シグナルの 色ばかり
少し ....
ひょろろん と 伸びたスライム 手にとって
オロロン と 嘆く
声も 細く 通らないのは 冬の所為?
すじ雲も いわし雲も
理解できないくらいの 夕闇に
全て 溶かして シュークリーム ....
サファイアは 青だと
ずっと 信じ込んで 来たけれど
赤いサファイアが 貴重だと聞いて
何となく 興味を 抱いた
あれ? ピンクサファイアだったかな?
そんな アーティストが いた ....
一年分のミスを
この一枚に 集約した
そんな年賀状に 微笑みながら
前を 見詰める
一枚の紙切れで
人生が 変わることは
多いだろう
願書の紛失
届の提出
書類の ....
薄氷の奥で
四肢を必死に伸ばして
もがき続ける
姿が見える
手を伸ばせば
直ぐに届きそうなのに
否 その距離が
縮まる事は 無い
幻想の向こうに
....
分かって貰えぬ孤独を 考える時
寂しさが 募って行きます
昨日の雨が
今朝方から 雪に変わって
水物は 必ず 流されるとは
限らないのよ、と
釘を 刺されているような 面持 ....
同じ 花びらでも
気候によって 咲き方が 違うように
人間の表情も
くるくると 変わる
スミレは 一年中
可愛らしい花を 咲かせてくれるんだよ と
あなたは言 ....
葉が舞い散る 季節を過ぎて
キミは 隠れた
何処に 隠れたんだろう
見まわしてみても 白一面
あんなに キレイだった 真っ赤な カエデも
ジャマくさいと 無碍に ....
中学生の頃
覚えたての英語で
シーオーエフエフイーイーって
呟いた
それで コーヒー
和製英語も 造語も
区別が付かぬ 街の看板
何となく 華麗に映る
イルミネーション眺めなが ....
「私」と「あなた」の間に有る感覚は
絶対に違いますから 難しい
痒い処に 手が届くような アンテナを
日々 立たせ続けるのは
鬼太郎みたいに 上手く 反応してくれると
助 ....
どんな種類が有るのか
詳しくは 知らない
何となく スッと佇む 筋雲に
ぽろぽろと 嘆きそうなの ウロコ雲
鱗と言えば
イワシ雲なんて言うのも 有ったっけ
そうか 魚 ....
おいらはショクパン
耳はカタイが美味しいゾ
どこかの誰かみたいな登場だねぇ
からかう声がする
そんな事 言わないでくれよ
超ショックだよ!
ショックが溢れ出してしま ....
「劣等生」の レッテルが 悔しくて
「優等生」に 書き換えた
悪戯に気付いた 先生は
「遊等生だな」と 叱ったが
ボクは 気にしない
気にくわぬ 看板は
描きなおせと 教えられた ....
隠しても 強がっても バレてしまう 瞬間には
その 洞察力に 感動したり
「何故 暴露する?!」と
逆ギレしそうに なったりもする
前者の場合
「本当は 気付いて欲 ....
自分の言葉や 生活が
薄っぺらく 感じてしまったり
誰かのココロがが ペラッペラと
透けて 見えたりした 瞬間は
頭の中で 和紙を 作る
昔ハマった「織り姫」おもちゃみた ....
春夏秋冬を糧にして
俺は 生きている
何時でも 一所ばかりを 住処としている
輩は 嫌いだ
春は 花びらの舞う様に 酔いしれ
夏は 潮騒の香りに 鼻を くぐらせ
....
とりあえず 精一杯
後のことは 自然と流れて行くのです
それは 言い訳ですと
誰かが言って
胃痛持ちの アナタは
うふふと 笑う
本当は 楽しくないのかも 知れません
哀しい ....
知ってるわ
処方箋と 分量に 服用回数
全て守れば
私は きっと
護られる
だけど ちょっと
スリルが 欲しくて
ちょっとした スリルが
スルメみたいに
ベタク ....
おめでたい 性格は
得を するのだろうか
徳が 有るのならば
最高ですけれど
特に 問題ないよ、と
言われるダケでも
別に 構わないんです
何故って
「アイツ、おめでた ....
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