すべてのおすすめ
φの唄を
歌います
謳うわけでは
ありません
それは無償で
あるからです



一つ
羊飼いが
ビジネスに参戦するようです
世知辛いという言葉の意味を
誰からも教えられず
 ....
毎日が慌ただしく
そしていつも半狂乱の俺
今日も寝返りをうって窓ガラスを割り
半裸で流血している
茫然自失と疲労困憊……

明け方の憂鬱と
夕べの倦怠が
俺を無気力の彼方に押し流す ....
嘘をついてはいけません
命の尊さを知りましょう
他人を悲しませてはいけません
人権を守りましょう

復唱

復唱しろ
テレビ新聞政治家おまえもか評論家

嘘をついてはいけません
 ....
あなたは
決してわたしをゆるさなかった
はじまりの
隠しあう接触のぬくもり
黒くながれおちる髪を
手櫛でやさしく梳きながら
洩れる水を袖口に運ぶ


清潔な距離がくれた
まどろみの ....
凸凹のこころは
少しずれた
凸凹を探し

おたがいの
凸凹を埋めたいの
かもしれない

そうじゃなければ
この胸の
ざわざわは
何?

恋でもない
愛しさでもない
同情で ....
奈々子さんが亡くなった。交通事故死らしい。

奈々子さんは、人懐っこく暖かい笑顔が印象的な清楚系の美人さんだった。
彼女は兄の友人で、私が最も好意を抱いていた女性であっただけに
彼女の死は ....
{引用=
ぼくがぬぐえたはずのなみだで
かみさまのいちびょうをかう

どうせ
あなたはむげんのときがあるのだから

ぼくがぬぐえたはずのなみだをぜんぶ
さしだすかわりに
かみ ....
めだまやきには
苦痛をともなうべきだと
たまごがやかれ
失われるのは
とりのめだまの

だった
きみとしろみとその他もろもろ
たとえられて
身のぎせいを
あじわっている
なんて ....
犬猫とは違うことぐらい
判っているよ




でもね
薄汚れた服でサンダル引き摺ってた女の子

大切にしてもらっているのかな
パートのお母さんと
いつも家でタバコ吸っている男の ....
思ったよりも 世界はきょだいだった

わたしの知っている世界はちっぽけで

まるで うすいぼろを着ているようだった

さむかった


ほほをつたう涙だけが 温かかった

やさしか ....
ダイヤモンドより確かな一瞬に
石版みたいな青い空をみつける
だれの名前も刻まれることはないし
法律だって記されていない
ましてや
墓碑銘なんて思いもよらないのだ
だれかが今も死にいくなんて ....
今日も私が想うあの人は
山手線に揺られて帰路につく。

定刻23時
今から帰る。
夕飯は何にしよう。
今日は疲れた。
なんて呟いて、今日もきっと揺れている。

物持ちが良い私が想うあ ....
俺の目は
本物の海を写し出すことを
待ち焦がれている


ここから一番近い海に行ったとしよう

自分はここに
自然は向こうに
生憎その間に色んな障害がある

向こうから敢えて
 ....
赤ん坊が
眠りの前にグズるのは
出来かけの『自我』が
眠りによって
消えてしまうのではないか?と、
言葉にする能力もなくただ浮かんでくる
恐怖と不安からではないか?
そう最近思う

 ....
わたしは森の中にいるようだ
ときには幹の表皮をかけあがり
ときには維管束の中をかけめぐり
ときには分解者として仕事をこなし
ときには苔の羽毛に正体をなくし
ときには朝露のひとたまにな ....
好きで、好きで…だから自分から近づいたくせに今でもその気持ちは変わらないのに今の関係が面倒くさくなってる。きっと、近付きすぎた。もう少し、距離をおいた方が良いんだ。きっと、、、 暗さも引き連れた
仄かに蒼い空

微睡みの中
思考と景色の温度が一致する

足先から砂になり
蒼い風に流される


午前4時
私はそっと
景色に溶ける
いつか大空で泳ぎ回ることを願いながら、海から空へと何度も飛び跳ね続けた昨日までの海豚。

いつか大空で泳ぎ回ることを望みながら、もう空を見上げることしかできなくなった今日の海豚。

いつか ....
「辛い」って書こうとして

「幸い」って書き間違えた

たったそれだけのことなのに

気持ちまで思い間違えて

まだ笑えるんだと気が付いた
白い庭,近くにある,すぐそこの,犬と,たべる実,無音と罵声,いつもより饒舌なきみ,少女の顔をして,次から次へと映像をみてゆく,退屈な冗談とたまにあるビビッド,こえてゆく壁と脳みそと値段,なくなった .... お風呂場でうたう
大好きな歌を
思い出に聞かせてあげる



きらいだったひとの顔
負けたくなかったひとの顔
いつも屈服せざるをえない
幸運なひとの顔

なにも
なにひとつ
 ....
青を知るくじらは
空を遠いとは思わない
美しく在ることをわきまえて
地球とともに命を謳歌する
視界を遮るあじの群れ
力強く求め跳ねる

ぶりんぶりん
生きてるだけでえぇよ

あんたの存在価値は

そこで未来見て
幸せに笑って
ちゃんと生きてることにある
私は春の空を見上げた。
私は春の匂いが鼻に当たるのを感じた。
私は舞い散る花びらへ飛び込んだ。

私は夏の空を見上げた。
私は夏の日差しが瞳に当たるのを感じた。
私は木陰を歩き水を求め歩い ....
泣きやんだ空のゆううつ
雲のまにまに
トタン葺きの屋根屋根からとびたった
まっしろい小鳥たちのまっくろい足、足、

鎮守の丘をみあげては
向こうがわを夢見る
臥せりがちの少年の
履きつ ....
人の声を求めて
深夜をさまよう
私は今どこにいますか
私は生きていますか

低い声がすき
一定のトーンで話す人がすき
嘘でも優しい人がすき

誰かがいいわけじゃない
誰でもいいわけ ....
年の瀬戸際につかまって
泡立つ街を浮遊する
地が足につかないような
こんな感じもいいかもね

とりあえず全部棚上げにして
ニュートラルコーナーへ
今なら許してあげるから
本当のこと ....
黒い斑点がちらほらと
真っ赤に燃えさかる太陽には
黒い斑点がある

斑点の中には子が六人
六人の子供たちが手を繋ぎ結び合い
縫い合わせる。密かに匂いを嗅ぐ
かをりのしないあなたは
いっ ....
あなたの幸せを祈りながら。

わたしの不幸を呪い。

誰にも言わず。

誰にも言えず。

こんなカタチで吐き出して。


サンタ、神様でも、彦星、流れ星、何でも良いや。

皆 ....
冬の{ルビ至=たどり}ついた日
海峡は慈悲のない 風でした


限りなく動揺する
どこまでも
消え去る端をも
わけ広げる海風景


北風の冷たさに波頭は白く飛沫をあげ
人などだれ ....
緋月 衣瑠香さんの自由詩おすすめリスト(549)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
φの唄- 雪路自由詩2*11-9-27
孤独を恥じず、沈黙を誇る- 一 二自由詩411-9-22
どうとくのじかん- カチキ自由詩511-9-4
こいびと- 因幡菫子自由詩32*11-8-9
凸凹- 森の猫自由詩23*11-8-8
幽霊に花束を- 北大路京 ...自由詩18*11-8-6
かみさまのいちびょう- 凪名木な ...自由詩711-8-2
めだまやく- 中川達矢自由詩15*11-7-28
リア充のひと- 恋月 ぴ ...自由詩2911-7-25
独りになった時- くろきた自由詩411-7-23
虹のない/あるせいかつ- コーリャ自由詩1711-7-8
遠郷-Tokyo-- 相羽 柚 ...自由詩1*11-5-29
綺麗なプライベート・ビーチが欲しい- 一 二自由詩411-5-28
恐怖についての推察- 相差 遠 ...自由詩11*11-5-25
春の数え方- mizu K自由詩7*11-5-5
距離- ほのか自由詩111-3-30
午前4時。- 蒼井真柚自由詩9*11-2-25
海豚- 敬語自由詩2+11-2-18
それだけのこと- 秋助自由詩4*11-2-17
Ennui/Film- ゆうと自由詩2*11-2-15
十七歳- アオゾラ ...自由詩411-1-28
くじら- モリー自由詩8*11-1-25
ねだん- 愛心自由詩411-1-25
ワタシ- ジェシカ自由詩311-1-17
冬の日の即興2- 橘あまね自由詩1211-1-3
蒼い爪- ゆず自由詩2*11-1-3
To_Be_Continued- nonya自由詩14*10-12-27
星々のそれぞれの子供たち- within自由詩4*10-12-24
独占欲。- 狠志自由詩110-12-22
Winter_Solstice- 月乃助自由詩17*10-12-22

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19