(よっぱらい)
酒を呑んで話すことをしなくなった
友情も愛も口にしなくなった
同意も求めなくなった
脅し文句も
誑し文句も
愚痴も
寝言も
歌も
詩も
・・・・

嗚呼・・諄い ....
10じゅー焼かれるお肉

9覚を刺激する

8きれんばかりのぼりゅーむ

7めの焦げ線おいしそう

6に話もままならない

5ーごーと涌き出るよだれ

4百ぐらむの大きな肉
 ....
あやとりのように
くりかえし
くりかえし
やってくる春
杣人の 分け入る山の残り雪 ゴギ棲む川は寒く濁れる

   白く濃く もくれんの花咲きにけり 春陰の里を足早に行く

   黄砂止み 一面の菜の花 ゴビの砂漠に春の風吹く

  ....
Blue rose bright in the midnight sky
How many bloody promises
 Does it take to come to you?

B ....
  じょっぴんかけたか
  てっぺんかけたか
  にっぽんはげたか
  こっぷんわけたか

  ぬるり と はいる
  ぐるり と かえる
  するり と ぬける
  くるり と  ....
単調な電子音。
おまえは誰かと哲学的な質問。
管制塔から?

数字とアルファベットからなる16桁の識別番号が私を示す記号。
であったはず。
である。
HALでないのは確かだ。

春だ ....
空寒み ぽっぽとこぼれる 白い息 春への汽車が 出発進行 木の芽ぶく 枝の指さす 春の雲 ほんのり花に 染められピンク  帰りのJRまでにはまだ三時間ほど余裕があった。真冬の札幌で所用を済ませたあと迷わず向かった先は、昨年11月にオープンしたばかりの丸井今井札幌南館内シアターコムサ。その中にあるカフェ・コムサでケーキを .... Light needs no shadows
But shadows need light
to tell black from white


A king needs his cas ....
(父、父、お父さん、と泣く声が聞こえるがあれは誰の声であろう)
(息子か、ならば過去からの声か)
(父か、ならば冥界の声か)
父は失踪をくわだてた
湿地帯の臭気が漂う家族から
父の体臭が漂う ....
墓地へ駆けてゆく
姉を二階の窓から見た
学校の制服を隠したのを
姉の埃臭い制服
血の付いた便器にしゃがんだ
汗のにじむ掌で鈍く赤い
姉の隠し持つ勾玉
汗のにじむ掌で鈍く赤い
血の付いた ....
兄は無口になる
暗さが増してくるこの頃
筋肉を持て余し
内部の膨張を持て余し
彼岸花の咲く川縁は
自転車を押して入る
鷺が落ちるように飛ぶ濡れた地帯
自転車を押して入る
彼岸花の咲く川 ....
   


まだ公園も整備されてなくて
材木置き場で資材主の目を盗んで遊んでた頃
もうお家へ帰ろうかという時間に
畑から帰る吉じいは子供達を集め
動物の真似をさせては
これは猿の薬、こ ....
世界の色に 少し気付けるようになった頃

夕立が止みはじめている
負けじと鳴いていた蝉時雨が 世界の全てだったとき

君は僕のバイトの帰りに合わせて 電話をしてきた

君は君に今日あった ....
家々にあかりが灯る
蛍火がちちちと
びろうどを
燃やしはじめた
白く浮かぶ
亡き王女のような
天主堂
つづら折の石の坂
青白く骨はひびき
さびしいひとよ
火の鏡を見なさい
生の意 ....
世界でいちばん
美しいお尻の持ち主の君へ。
ホントーに誇張じゃなくて
こんなに綺麗なお尻が
日本にあったんだなって思いました。
月は、恋人たちの夜をちょうどよく
照らすためにあります。
 ....
宙に舞う女

くすんだ夜空に溶け合う駅前の噴水をぼんやりと眺める

俺の目がくすんでいるのか、それとも

その答えを出す余裕すらなく

俺は俺の目を噴水の前にたつ女へと視線を移らせ ....
賭けた 
恋のゆくえ

書けた
ため息インクの
メッセージ

欠けた 
鉢に水をやり
掛けた 
シャツに袖をとおす

翔けた
はだしのまま
駈けた
鼓動が歌う
駆けた  ....
 詩を書くことと詩を読むこととは違うのだろうか。今、私がやっている「詩を読むこと」は、自分がやってきた「詩を書くこと」とは少し違っている。それはそれで良いことなのか、それともそうではないのだろうか。
 ....
三保神社前の土産店で
ママカリを干したのを
またもらった

いわしと一緒に取れるのを
ついでに干しただけだから
いつも無料だ
なにか他の魚を買ってくれ
と言う

竹で編んだ手籠と
 ....
?.

逃げる父
母は捨てた
兄は堕ちた
姉は隠した
子どもは愛されている?

?.

高い水草の生える湿地帯で生まれた男や女は
高い水草の生える湿地帯で外を向いて車座になった
 ....
一歩手前の、眠りに墜ちる一歩手前の、瞬間の持続です。
いつまでもピンボケの、近景と遠景と心象の混合物。
使い古しのモノクロームしか認識できない
桿状の細胞のせいなのでしょうか。
それとも「たそ ....
『かしつ』

いたいよ

ふさがれて
泡になる
しゅんしゅんと
ことばが
やけに

つめたくて

さらさらと
背骨が
こぼれる


する

だから
きみでは ....
わたし すがた けした わたし すがた けした わたし
そして すがた けした わたし きえた せかい けした

代入因子。(過去の)どうでもいいこと。
素晴らしく単調な日々を送る事に疲れた背 ....
海を埋め尽くす無数の海獣
それらの移動に
海は慄き
激しく毛羽立つ

逆巻く海鳥の交尾
海獣の胴震いに振り落とされもせず
雌鳥は厚い皮膚の皺の狭間に産卵する
そして独身ものは空中を埋め ....
雪崩 老樹 飲みこみ 夜となる

日々凍る おのが命や 鉈一つ

右の手に 乗るはずの独楽 くうへ逸れ

炎をば 凍らすと言う 痴れ者は
ベランダに産まれた雛を祝福します
遠吠えでもいいでしょうか
忙しさに そぞろにかまけます
できないものはできないので

ベランダで空地の雑草が生い茂ります
今なお 石に躓く幼さですから
 ....
荊棘(ばら)を摘む掌のなかにだけ朝はある
  そのまへの夜そのあとの夜

     *

駆けている 少女は服をぬぎすてる
  むねにはことば あしあとはきへる

     *

 ....
狸亭さんのおすすめリスト(850)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
酒三題- まんぼう自由詩204-2-23
カウントダウン- 桜 葉一自由詩504-2-23
くりかえし- 春日野佐 ...未詩・独白204-2-22
去年の春- まんぼう短歌1*04-2-22
Blue_Rose_in_the_Midnight_Sky- クリ自由詩1*04-2-22
淫靡てーしょん_to_ドリーム- クリ自由詩1*04-2-22
マン・イーター- 佐々宝砂自由詩204-2-21
出発進行- 春日野佐 ...短歌8*04-2-20
眺めれば- 春日野佐 ...短歌404-2-20
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POEM_-etude-- クリ未詩・独白2*04-2-20
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『僕は蝉時雨に幻聴を聴く。』- クローバ ...自由詩4*04-2-20
石の坂- 青色銀河 ...未詩・独白404-2-20
世界でいちばん美しいお尻の持ち主の君へ- クリ自由詩5*04-2-20
宙に舞う女- 自由詩204-2-19
かけた- 湾鶴自由詩304-2-19
詩を書くことと詩を読むこと- 刑部憲暁散文(批評 ...404-2-19
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H2O- あみ未詩・独白3*04-2-19
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- 音阿弥花 ...自由詩604-2-19
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ベランダに朝- nm6自由詩10*04-2-19
我が処女へ- 音阿弥花 ...短歌304-2-19

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