あなたから逃れるように
発車間際の列車に飛び乗れば
涙が後から飛び散って行く
誰かここから連れ出して
あなたのいないところへ

愛を確かめるたび悲しくなるの
あなたのやさしさ愛さえも
 ....
穢れを知らない自分が
清いというのが唯一の売り
本当は何もかも知っているのですが

何回も何回も
やり直しされた私の行為
してはされては修正ペンで直す限り

上乗りするあな ....
混じり気なく、青

淡い空

閉じ込められた真白い下弦の月は
青が滲んで



 あたしとおんなじ



空模様
死の森で息を吸ったら
一瞬で肺がやられて
死んでしまうから
仮面を被って生活しています
笑った仮面、愛想を付かす仮面
泣いた仮面、蔑む仮面
表情を変える度に
仮面を取り替え ....
そうだ
ぼくらちょうどこんな感じで
ぶらさがって生きてる
永遠がずっと同じって意味なら

私はそれを望まないわ

だって今日よりも明日の私を

もっともっと好きになって欲しいもの



だからあなたの永遠

私が預かってお ....
瑠璃も玻璃も光るのに
琥珀も瑪瑙も光るのに
 
 
私はどうして光らない?
 
 
石は磨けば輝くが
人は磨くのではない
 
 
人は研ぐのだ
五感を研ぎ澄まし
己を研く
 
 
その輝きはどんな宝石 ....
寂しすぎて、まぼろしが見える
愛してる
それは滅びの呪文か
じっと手をみる

ここにあるのは私の


信じられないけど私の


私の手は人間の


人間くさい人間の



どうして私はニンゲンなのか
もしかしたらあるかも ....
言葉に溶かした微かな薬
甘く香ってすぐ消えた
だのにどうした訳だろう
僕の胸が痛むのは
前向きな気持ちで歩いてみても
前に進めるとは限らない

希望を捨てずに立ち向かってみても
気持ちが報われるとは限らない

ランキングに並べられた曲には
ポジティブなだけの薄っぺ ....
 あと一時間でこの詩を書き終えないといけない!
 九時半には就寝のサイレンが鳴るはずだ
 ここは刑務所 僕は万引きの罪で捕まった
 囚人服姿に伸びた髪と無精髭
 とても詩人には見えない
 生 ....
ハルシオンと言う薬は
とてもきれいな青色をしている
昔絵本で読んだ
空色の種とは
ハルシオンのことだったのではないだろうか



埋めると家がたつ空色の種

どんどん
どんどん
 ....
さっきからわけもなく
ティースプーンで
カップの中をかき混ぜてしまう
テーブルをはさんで
向き合うアナタの輪郭がぼやける

沈黙が岩のように押さえつけるから
うつむくしかなくて
あざ笑 ....
修正ペンで
過去を塗り潰した
逃げ込んだのは
真っ白な家

白い壁
白い天井
白いテーブル
白いソファー
白い扉
白いベッド
黒い心
僕だけ仲間外れ
 ....
 この歌を超える詩を書こう
 僕は虹の彼方にあるものに向かって歩き始めた
 山を越え虹を潜った
 そこは真っ白な霧に包まれていた
 僕は遭難した
 辺りを見回してもどっちが北か東か南か西か分 ....
 眠ろうかそれとも詩を書こうか考えた
 結局詩を書くことにすることに決めた
 暮夜のこの時間はこの曲を聴く耳以外静寂に満ちている
 この中で僕は歯で曲のリズムを刻みながらキーボードを打っている
 ....
あなたの声が聴きたい
かつて私を魅了した神秘的なあの{ルビ詩=うた}を
あなたの声を聴かせて
そしてまた私を夢の世界へ{ルビ誘=いざな}って

あなたの声は
私の梢を揺らす一陣の風
あな ....
人々は願った
暗い夜なんか無ければいいのに

ボクのセカイでは
夜でも太陽が出ている

彼らは夜でも動き続ける
ボクはまぶしいと感じるだけ


人々は願った
時間が無限にあればい ....
暗くても
明けない夜は
ないんだと
心に灯りを
ともしてくれた
 
 
かの人は
今は隣に
いないけど
空から全てを
照らし続ける
 
 
いつかまた
話せる時が
来たならば
感謝の気持ちを
君に伝え ....
私にキミが敵うはずがない
いくら重たい鉛の鎖で縛ったって
こんなの飾りにさえならない
金属で心まで内側まで縛れるとでも、
小さな窓から差し込む陽射しさえ在れば
私はこんな屈辱など何でもない
 ....
ねぇ、アルビノ覚えてる?
2人が出会った冬の朝の事
緑の公園も赤いベンチも
思い出の中で色褪せてしまったよ

ねぇ、アルビノ
札幌の空はどんな様子?
前橋は今年雪は降らなかっ ....
嬉しい時も
悲しい時も
苦しい時も
楽しい時も

ずっと一緒だったね

もう泣かないって
決めたのに

みんなが優しいから
泣いちゃったじゃない

優しくしちゃダメだ ....
異国の国で幼い君の横顔に絶望を観た
屈託のない瞳の輝きは希望に満ち
それが叶わぬ事を私は知っていたから

荒れて行く地に咲く花はなく
破れかけの本でしか知る他はない

私は君を ....
桜は散る一瞬が綺麗だから好きだ

空は雲から覗く一瞬の青さが美しい所が好きだ

虹だってすぐに消えてしまうから好きだ

君の事だってそう

僕たちはお互いにすべては知りえないだろ?
 ....
悲しみの生まれるところ

手を伸ばせば届くけれど
すぅっと零れ落ち消えてなくなってしまう

今まで見てきた景色の中で一番切なくて儚い
そんな匂いのする場所

悲しみの還るところ

 ....
小さきもの
弱きものよ、行きなさい。
あなたは幼く、そして儚い。
けれど
あなたが築く 輝かしい世界を、
私は きっと見てみたい。
試されるための この地で、
あなたは苦し ....
 僕は放浪の旅に出ることにする

 僕が死ぬまで続く旅

 誰にも止めることのできない旅

 人生の旅のような旅

 久遠を望むような旅

 この旅に望むべくものは何もない

 ....
私は影でした

ずっとあなたの側に寄り添い

どんなときもあなたと

歩を共にし

あなたの見るものすべてを見て

あなたの感じる事をすべて知っていました

太陽の ....
昨日までの鬱屈を
雨が洗い流したのか

カーテンを開けると
底抜けの空のあおさが
広がっていた

一週間の汚れを
一緒くたに
洗濯機にぶち込んで

ガラガラ回しながら

 ....
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