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殻に長い間閉じこもって何をしているかと思えば
頬を赤く染めて
あなたは一つの歌を抱えて現れた

こっちは心配でご飯も喉を通らなかったし
寂しくても触れられなくて散々だったよ
なんていっぱい ....
寂しすぎて、まぼろしが見える
愛してる
それは滅びの呪文か
まっちをすって
何が見えるのかと聞かれたときも
ただもういないおばあちゃんが見えるのと
悪い男達をだましたの
まっちを売って
ご飯なんか手に入らないから
わたしの無垢だった心を売って
世 ....
街頭の明かりを
ひとつ
ひとつと
吹き消していく
真っ暗な夜道を一人
影に気づかれないように、そっと
内緒
そっと
秘密
蝋燭を消すときの
泣きたくなるような
久しぶりに母の胸に ....
語る言葉が多すぎる

別れの言葉となる悲しいもの達を白い鳩に変えて
屋根裏部屋の少年は空に別れを放った

鼻をくすぐるのは焼けたパンケーキで
同世代の子ども達の幸せな笑い声を 
なり響く ....
空色のあめだまを舐めて
雨の中を踊る
空から降る雲の涙を受け止めて
虹の乾燥機が動き出すまで
わるつ
透明なしずくが服を作り
裸の王様よりも素敵などれす
ゆれる
蛙の王子様の求婚も断っ ....
踊り子ですか
赤い靴を履いて踊り続ける踊り子なのですか
罪ですか
わたしは罪を犯しているのですか
だから死ぬまで
この足を切り落とすまで
踊り続ける踊り子
この恋はわたしの独り芝居
舞 ....
本に挟まれた妖精がキイキイ鳴いて
目が覚めたら夜中の二時だった
丑三つ時に出るなんて妖精も日本のお化けと同じね
笑ってやったら小指噛まれた
本でぎゅーってしてやったらまたキイキイ鳴いた
気が ....
ある日、ぽろりと取れた二つの耳持って

ウサギは永遠を探しに行った

永遠というものは友達のウサギによると

それがあるだけで

取れた耳を元に戻すことが出来るらしい

母さんウサ ....
赤頭巾、ほんとうはね

狼さんに食べられたかったの



ある満月の夜、

窓から見えた狼さんはとても綺麗だった

毛並みが月光を浴びて金色に輝いていたの



お婆ちゃん ....
三架月 眞名子さんの暗闇れもんさんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
歌姫- 暗闇れも ...自由詩6*07-3-16
遠距離- 暗闇れも ...自由詩6*07-2-27
まっちをすって- 暗闇れも ...自由詩3*05-10-1
魔法使い- 暗闇れも ...自由詩3*05-2-8
遥か遠くの国- 暗闇れも ...自由詩104-12-30
雨の日の物語- 暗闇れも ...自由詩2*04-9-10
赤い靴- 暗闇れも ...自由詩4*04-3-30
妖精- 暗闇れも ...自由詩3*04-3-28
みみなし- 暗闇れも ...自由詩3*04-1-3
狼さん- 暗闇れも ...自由詩503-11-3

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