鈍色に、はぐれて
まやかしの夢を見る
空の重さに耐え切れず
落下するものを/

(そは、ありなんや

/握り締めて
熱の、かけらに酔う

鈍色の、底
契るべきものなく
 ....
ドラッグは要らない
タバコとビールで十分だよ
セックスもほどほどでいい
だけどさ
ロックなんだ
誰が何といおうと
これはロックだ
おれのロックだ
たとえありふれた言葉でも
どんなに使 ....
とりあえず ここから出よう   青い森の中の小さなベンチ
  腰掛けたままの少年は
  もうずっと切りとられた空を眺めています
  かつて街角の公園だったその場所は
  今では小さな青い森
  時折少年の握り締めた手紙 ....
ラインストーンふた粒はがれた日のようにさよならって言ったほうが勝ちなの



彼氏くらいいるんでしょってモノグラムの財布撫ぜてるひとに問われる



ゆめのなかほんとうの家族に愛される ....
えにゃあ。
ぽみ。
ぽみ。


ぷ。
ぷぷ。
ぷぷぷぴ。


っ、


ぱにゃ。
にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃぺ。



ぷにょん。
ぷにょん。
 ....
もぅ つかれちゃった

ぼくはなにもできないのに

みんな、きたいをかけてくるから

ごめんね おかあさん おとうさん


そう言い残して

四葉のクローバーは自殺して


 ....
きみといた場所に
花を植えました

きみが笑った時間を
音楽に変えました

きみの言葉に
鍵を掛けました

涙が零れそうになったら
空を仰ぎました

それでも
ぽっかりと穴の ....
空 に 見 つ け た

君 の 羽 根
今朝、あつ子は眼鏡だった
俺はあつ子をかけて新聞を読んだ
悲しい記事をであつ子は泣き
楽しい記事をであつ子は笑う
俺のあつ子、眼鏡は泣きも笑いもしないのだよ
そう言うとあつ子は黙って ....
今日も行くわよドラッグストア!
新製品が目白押し
入り口近くでドリンク剤が
横目で誘惑してくるよ
エステティックはT○C!
そうは言ってもエステは高い
ローン組んだらつぶれたなんて
よく ....
いま
この瞬間
どこかのだれかが
すべてを終わりにするためのスイッチに
その指をかけているとしても

この世界が素晴らしいことに変わりはない

雨上がり
鮮やかな緑の葉
蜘蛛の巣に ....
さみしさはあなたに伝えない
寄りかかるためのことば
ことば?

誰か私の手をとって

さみしさはあなたに伝えない
あなたを追い込んだのはきっと私だ
あなたはひりひりと私を捨てる
私は ....
さむいのは苦手なの
そういって りょうあしが
するするっと

きみばかりずるい
そういって せなかが
するするっと

あたまだけをだして

この殻はあったかい
フラッシュしたのは、オレンジ色。

ずるりと抜けて、ぐらりと揺れた。

痛みはまだ感じない。
きっと、それほどのスローモーション。

飲み込まれそうで、
飲み込まれたくなくて、
限り ....
夜の空気は光を磨くので
光も鳴るように笑います
西のあの山が 紅に染まる頃
さっきまでの あなたはいない
微かに残る あなたの移り香を
冷たい風が さらっていくようで
この肩を 抱く
寂しいから
そうではなくて

その真上には 半分 ....
しねない
なんどしんでも
しねない

男が嘆く

しねない
なんかいしんでも
しねない
あぁ

女も嘆く

男はこれまでに7回
高さ50メートルの橋から
海に身を投げ
 ....
ピッチャーは、

孤独なんかじゃない。

孤独なんかじゃない。

直球をくらえ。
下駄箱の中
君はいったいどれくらいの間
神と呼ぶものに祈っていたというの
十七歳だったころの
愛されていた少年よ
牛皮の匂いがする両手で
夕日のたまごを包み込んで
叫びたい
本当は

私をかなぐりすてて
泣き叫んで
のたうちまわってしまいたい


そうしないのは
私のプライドだ
遠 巻 き に 見 て い る 鯨 う ろ こ な し


冬 晴 れ の 仁 王 立 ち な る 廃 車 か な


低 血 圧 に わ と り 産 卵 終 え し あ と


は ....
  夕暮れの図書館で
  あなたは時間を忘れて頬杖をついていましたね
  わたしは夕焼けに見惚れるふりをして
  ずっとあなたを待っていたのですよ
  あなたがわたしを思い出すまで
   ....
バ ス 停 で 誰 を 待 つ の か 時 刻 表


ダ ム の 底   校 舎 の 上 を 泳 ぐ 魚 


婚 姻 の 日 も 沈 み ゆ く 夕 日 か な 


ふ ....
しー たー
しー たー

しー たー
しー たー

しー たー     ごそ。
しー たー          ごそ。
しー たー     ごそ。
しー たー          ご ....
時速180キロのスピードでしか、

癒されない悲しみがある。
古い体温計が、もてあそんでいた手の中で
音も立てずに割れました。

すらりと ななめに切れた指先から、
白いシーツに ぽたり と赤い血が滲みました。
体温計のガラスの管からは、夢のように美し ....
定期入れから定期券が消えた
そんな話をかつて書いた
どんな些細なことにも顛末というものがある
発端は結果を生み結果はまた何かの発端となり
僕らの日常は限りなくその繰り返しだ
例えば僕らの誕生 ....
追いかけたりしない
資格が ないから

愛することができるのは
それにふさわしい
誰かさん だけで
あたしはあなたを
見送ることさえしなかった

ごめんねって
言えば消えるもんじゃ ....
しあわせってこういうこと
とうどうせいらさんのおすすめリスト(2619)
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追伸- umineko自由詩205-1-11
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