わたしは、
あなたのたわし。

たぶん、
そうなの。

だって、
たわし以前の記憶が、
わたしにはないんですもの。

だから、
たわしはわたし。
わたし ....
それは不思議な空でした。

じっと見ていると、吸い込まれそうなほど青くて綺麗で・・・

それは不思議な空でした。

ずっと見ていると、燃えるようなほど赤くてあつくて・・・・

それ ....
   ユメに住めば 眠り浅く

   ユメを食べて 満たされず

   咲いたところで ユメのなか

   カリソメの陽を浴びて

   水面に映る蒼白い ヌケガラ
いまは
稲刈りが済んでも
束ねられない藁束が
三十年ほど前には田んぼの隅に
何十と積まれていて
秋には
それが子どもの遊び
それで基地を作った
床を敷いて
階段を作って
壁を囲んで ....
温泉にいた。ぼくはKさんと二人っきりで露天風呂に浸かっていた。Kさんは恋人にふられたと言う。二人でそのふられ話をしていると、 Kさんは感極まったみたいでぼくに抱きついてくる。腕に胸の感触がする。
 ....
よみかけのぺーじに
しおりをはさんだまま
どこかへいってしまった
しょうせつ
つづきなんて
よめなくてもへいき
なはずだった
たいくつになったら
また
べつのほんをかえばいい
 ....
どうしてそんなに頑張るの?
どうして何も言ってくれないの?
お願いだから本当のことを言ってよ
その笑顔の裏で泣いてる君が見える・・

一人でそんな暗い所にいないでこっちへおいで
この手を掴 ....
きみの帰りを待ちわびて


雨に煙ったアスファルト
ずぅっと先に目をこらす


きみと遊んだ
ねこじゃらし

今日は
つん と 雨の匂い

ボクのひげにも
雨の匂い
私からあなたへ、この詩(うた)を届けよう、
     愛すること、愛されることの喜びを教えてくれる、お礼代わりにこの詩を。

私からあなたへ、この詩を届けよう、
     楽しく、幸せな日々を ....
老人が早起きして
安心して散歩できる朝であれ

空が明けたら
諸悪はすべて潜みなさい

お巡りさん
おまわりなさい自転車
時速15?で

派出所に
パトロール中なんて看板は
意 ....
サツマイモもらった。ついついさっきまで土の中にいたサツマイモだよ

サツマイモ食べるよ。土から掘り出したばかり、今度は体に入れるよ

サツマイモ、アルファー化した澱粉の色かな。きれいなレモン色 ....
自分の投稿した作品にポイントが入ると、嬉しいです。
それはもう、半端じゃなく嬉しいです。

一応は「良い」という証としてのポイントであります。
しかし、「頑張れ!」だとか「仕方がないなぁ」だと ....
まなこ に にちりん

もろて に こがらし


つち の かんむり しろ こだち 



かぐわし みつ むし

たわわ の やま つき    


かぜ の ふところ  ....
綺麗なドレスを纏い踊る
操られているるように
心に刺さった棘はそのままで
穏やかな笑顔を浮かべて
君はここが狭い箱庭だと理解して
それでも踊り続ける

誰かに造られた世界で
関節にごと ....
青涙(あおなみだ)

オモイデ混ぜて 流しましょう

泣いて 流して

カラになるまで
うつむく おもてをしろくして
みだれ黒髪 風へすき
雨のくる のをそぞろまつ

かすみのころもを まとう月
かごとゆられて {ルビ何所=どこ}へやら







{引用=個 ....
嘘は下手
毎日の風景が輝いているので
胸がいっぱいで
食事は日に一度
それでも 落日のからだはやせもせず
うたなんかもうたっている
大空のもと突然 笑いだしたりして
 なにが可笑しいの? ....
 
徒歩1分

貴方とアタシの 家の距離
 
ココロの距離は

あやふやなまま
 
夢のお国に咲く花は
やはりどこか摩訶不思議
朝には向日葵色にきいろくそよぎ
夕べには静かに紅く散っていく
まるで黄昏時に恋したように
魔法の杖は降りおろされる
       
  ティア ....
ヨークシャーテリアのくしゃみ。夏の風。塩素の匂い。嬌声。虹彩。



深い緑。蝶のような。蝶のような。流水。涼風。深い影。



内臓。ガラス瓶。牡丹。薔薇。迷走。精錬。製造番号。
 ....
バリバリの文系なわけですが、小学生からSFは大好きだったし、科学ももちろん好きでした。
高校1年で物理Iを学び、2年になるときに物理IIを希望したのですが、文系クラスで物理を希望したものが20人弱し ....
もうひとり詩人が欲しいわね
彼女が言うから
もう一人生むことにした

{ルビ同胞=はらから}は多い方が賑やかだ
哀しいときは
兄と妹で手をとりあって泣くのだ

経費のことはまかせな ....
 風景だけが投げ出され
 約束だけが投げ出され
 虫の音だけが湿っぽく
 すごした風景を箱庭に
 閉じ込める


もう春、 桜は見ない
もう影、 五月雨を待たない
もう夜、 日光の鏡 ....
スーパーを出たら突然の青い雨
夕立が行き過ぎるまでと
僕は煙草をふかして
隣では君がまたあの話をしていて
少しだけ尾ひれが付いていた

泳ぎ出しそうだ

街中が青く青く染まって
話を ....
 
「スキ」と言わない ヒキョウモノ
 
  言えば 貴方が こぼれるようで
 
 
別れ際
 
君にてのひら にぎられて
 
キスかと おもえば
 
「じゃあ」と カラブリ
 
妖精が見えるという
塗り薬を瞼に塗って
赤から黒に濁りゆく
暮れの森へ出かけた

不可視
青年の瞳が捉えたのは
影絵の集合
寂しい墨色の森

ざわざわざわ
木の間を流れる風が
 ....
あしもとから吸い上げたあしたの記憶が
葉脈をつたって
四肢に達し
やがて、蒸発してゆく


芽生えを待つからだに
クロスする
光合成の日々
涸れているのは喉なんかじゃなく
わたしの ....
まるで他人行儀な
挨拶で書き始めたのは
あなたの選んだ便箋が
何だか照れ臭く
上目遣いにさせたから



感情を露にせずとも
温かな文となるようしたためたい



そんな課題 ....
深海に響くサイレン 旋律のようなうねりはやがて波へと


呼吸ひとつ躊躇うほどの静寂に抱かれて眠る幼い嵐


海水に混ざれぬ雨が沈みゆく マリン・スノーの一粒として


なにもかも蒼 ....
しらいし いちみ さんのおすすめリスト(1064)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_たわしはわたし。_」- PULL.自由詩6+*05-9-4
不思議な空- 天使自由詩3*05-9-3
ユメノハナ- yaka自由詩6*05-9-3
藁の基地- 蒼木りん未詩・独白605-9-3
温泉街- 渡邉建志未詩・独白5*05-9-3
をおもう- アンテ自由詩405-9-3
- TEKE自由詩205-9-3
わが輩は猫である- LEO携帯写真+ ...10*05-9-3
私からあなたへ。- てんだい自由詩105-9-3
床に寝てる- 蒼木りん未詩・独白305-9-3
天高く- 小池房枝短歌905-9-3
■ひとこと運動- 千波 一 ...散文(批評 ...41+*05-9-3
みのりごと- 千波 一 ...自由詩19*05-9-3
モノトーンダンス- AKiHiCo自由詩205-9-3
ヒロミへ- 准々短歌1*05-9-3
朧夜(おぼろよ)- こしごえ自由詩9+*05-9-2
いちどきり- こしごえ自由詩6*05-9-2
幼馴染- 准々短歌2*05-9-2
*マジックアイランド*- かおる自由詩3*05-9-2
暗室。眼帯。- ふるる短歌9*05-9-2
詩人の方程式- クリ散文(批評 ...6*05-9-2
月夜- あおば自由詩12*05-9-2
_誰もいない箱庭- たりぽん ...自由詩6*05-9-1
青い街- 自由詩1605-9-1
アタシ- 准々自由詩5*05-9-1
期待ハズレ- 准々短歌3*05-9-1
見つからない妖精- kw自由詩7*05-9-1
クロロフィル曲線- 望月 ゆ ...自由詩16+05-9-1
絵葉書の告白- 銀猫自由詩16*05-9-1
喫水線の住人- ソマリ短歌13*05-9-1

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