すべてのおすすめ
シワにならない柔軟剤は
弛めの脱水の後
しわを伸ばして畳んでから干さねば
結局
シワになるのだった

この世の魔法は
何かしら条件や裏があって
そのため
純心なわたしは
物事の裏を ....
君が夜勤のデスクで欠伸している頃
わたしの襟足は寒いから
結んだ髪をほどいて
お化けみたいになってる

メールする相手がいて
いいね
メールするのが苦じゃないなら
尚更いいね

首 ....
ごはん

うまい

ごはん

うまい


きれい


わたしはまだ

だいじょうぶだなって思う
階段で滑って
尻を打つ

これで今年
三度目

お陰で
ケツの骨はこなごな

当分の間
悪いことできない

今日は
うつ伏せで寝る

りんが
突然死したら
だれか泣い ....
交番に相談に行けば
ここに来ても無駄だよという対応をされて
塾に行けば
結局は
自分の勉強力が勝負だよという宿題を出される

君に話しかけても
あなたは
同僚で人妻ですよという
たて ....
もしもし雨よ 雨さんよ

いつまで降るの?

もうすぐ

わたしの誕生日なですけど..


空から

お札が降ってきますように

道端に

いい男が落ちてますように

 ....
しゃべらない子に
『あの子、しゃべれないの?』というのは
ばかげていると思う

それに似た
悪戯な言動をよく聞く

幼稚なのか
少しでも
人より高い位置でいたいのか

意図がある ....
こころをたぐりよせる
うでを磨いて
影絵のように
いくらでも
二次元では
ふたり
美しく描ける

君のかたちと
私のかたち
重ねれば
叶わない望みも
遂げられた
気がした
 ....
頭ごなしに
叱られた息子は
カスカスのスポンジになっていた

このままじゃ
乾ききってボロボロになってしまう
絞りすぎてるんだな
反発しようとしてるけれど
ねじられて押しつぶされてる
 ....
いまは
稲刈りが済んでも
束ねられない藁束が
三十年ほど前には田んぼの隅に
何十と積まれていて
秋には
それが子どもの遊び
それで基地を作った
床を敷いて
階段を作って
壁を囲んで ....
老人が早起きして
安心して散歩できる朝であれ

空が明けたら
諸悪はすべて潜みなさい

お巡りさん
おまわりなさい自転車
時速15?で

派出所に
パトロール中なんて看板は
意 ....
給料日

給料日

今日は25日で

給料日

健康保険が

年金が

所得税が

昼飯代が

いくら引かれてるかなんて

どうでもいいのさ

金額さ

手 ....
そうだなあ

お前さまだけじゃないよ

ぞんざいに扱われるやつは

そんなものは

五萬とある

わたしだってそうさ

もうめったなことじゃ

傷つかなくなったよ

ぞ ....
坊やよい子だ
起きやがれ

手がかりがなければ
足ががりすればいい
真っ当とは
何か知らん
知りもせず言うなや


お陰さまで
真っ当な仕事の
真似ができるくらいに
成らせて ....
蠢くというよりは
疾走する
ゲジ

無害なのだな
でも嫌いだ
何がって
その足の多さ
狙われたら
逃げ切れない速さ
お前が走る速度ほどに
私の背筋が凍る

うら若き乙女の頃
 ....
あれは冬だったから
あの月とは違うけれど
1月10日のあの街の
あのビルの森の上に出ていた月と似ている

8月
今夜の朧月

明日
現世は終戦記念日だという

夏が折り返す
も ....
触れることも触れられることも
拒んでいた手
そんなことすら
忘れてしまった手を不意に繋ぐ
温かさ

そんな空想が
思考の隙間に挟まって
消え

誰も
何も知らない私を
存在させ ....
夏の空はとても気性が荒くて
すぐに稲妻をチカチカさせて
怒りながら泣く

ぽつりぽつり
小さく涙こぼすなら
ワッと泣いてしまえばいいのに

困った女の代表だ
とても真似できない
そ ....
しらいし いちみ さんの蒼木りんさんおすすめリスト(18)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
柔軟剤から紅玉- 蒼木りん未詩・独白405-10-31
ノッポ君へ- 蒼木りん未詩・独白305-10-30
ごはん- 蒼木りん未詩・独白5*05-10-28
バチ- 蒼木りん未詩・独白205-10-15
うろこ雲- 蒼木りん未詩・独白205-10-14
三つの願い- 蒼木りん未詩・独白305-10-9
おかしなこと- 蒼木りん未詩・独白2*05-10-4
夕暮れ- 蒼木りん未詩・独白505-9-27
スポンジ息子- 蒼木りん未詩・独白305-9-24
藁の基地- 蒼木りん未詩・独白605-9-3
床に寝てる- 蒼木りん未詩・独白305-9-3
働く私のうた- 蒼木りん未詩・独白10+05-8-25
足し- 蒼木りん未詩・独白505-8-24
坊やよい子だ起きやがれ- 蒼木りん未詩・独白305-8-21
ゲジ- 蒼木りん未詩・独白505-8-20
月に照らされたビルの森- 蒼木りん未詩・独白405-8-16
渇き- 蒼木りん未詩・独白605-8-4
夏の空秋の空- 蒼木りん未詩・独白205-8-3

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する