○「命」
酒を絶つぐらいなら
死んだほうがいい
タバコをやめるぐらいなら
死んだほうがいい
という人がいる
しかし人の命よりも大事なものが
あるだろうか
ぽっくり逝けばまだいいが
寝 ....
寄せ集めの豊穣を辞退する
予定時刻/予後不良だ


   (ことだけではないと)
 
あなたは 待ち続けている
 ホームで、
 さみしげな空を見上げており
  巻いたものを
  ....
椅子の気配
水路の抜け殻は
朝屑になる
地図だけの
詰将棋を終えて
歩道の色に
傘を落とした
外周
その抜け道

地下鉄に乗るよ
その言葉で
撤去される団地
等間隔の ....
1.ジャンク・フード・メモリ


冷蔵庫にババロアがあるから
と言って仕事に行ったけれど
それが本当のことなのか
過去のことなのか未来のことなのか
わからなくなってしまった

残業を ....
年を取るごとに
深まる
可能性のある心を
育てられるのは
自分の心
ひなたぼこ、
光の海を泳いでる
私の心はふわふわり

さっき夢に見たの、

あけっぴろげのあなたを
初めて立ち上がるあなたを
珍しそうに言葉に触れるあなたを

 (子音の造形に
 ....
言葉の力は強い
それは特に詩でなくてもいい

人生に一撃を与える一行もあるだろう
それは特に詩でなくてもいい

言葉の造形はある その造形は刺激であり救済でありエネルギーである
イメージ ....
時、抉り
徐々に徐々に
昇り詰めて

 静かさ永久に明るむ雨降りに

トーキョー今日も青に空、
雲一点無くトーキョーの冬
奥へ億へ向かう意識に一色、

 青に空

意識の更に上 ....
  

 たゆたゆとたゆまぬ努力とりとめてゆたにたゆたう我の小舟よ  らどみ
 
 
 明日は単元テストがあるから

 警報でないかなって

 雨乞いしてる

 夜



 ぼんやり頬杖つきながら

 化学のノートに詩を書いて

 一行空けたり

 ....
ずっと鳴らしていた真空管ラジオが
ブツッと言ったきり黙り込んだから
彼の代わりになるようなものを探しに
電気屋に出掛けることにした
駅の近くの大きな店
ウンザリするほど照明の眩しい…
 ....
水平線の向こうに
会いたい人がいる

思い出の中で
着替えをしながら

朝には朝の輪郭で
見つめ合ったりした

鏡のような世界に
生まれてしまったから
映るものは全部
愛してお ....
「クリスマスチキン」
だから、と
ちょっと張り込んで

ネットで評判が良かった
ガストの
ローストチキンとピザのセットを

【娘と夫に確認してから】

予約したのに‼️


 ....
人は一度も魚で在ったこと無く
人は一度も蜥蜴で在ったこと無く
人は一度も猿で在ったこと無く
あれらすべて人存在から吐き出され
突き落として来た人存在の罪深さよ


魅惑的な注意を促す ....
コンビニの
向い潰れた店の
からっぽの空間
闇の奥漆黒

光る空の、
ビルの隙間に
すっとひろがり

人々の
それぞれの途、
行き交いすたすた
行き過ぎさよなら
それぞれがそ ....
静かに
狂う
私の闇に
月は沈黙して
銀色に光っている
スマホが鳴って驚く
それくらい何もなくて
ひどくあたたかい
十二月の雨
窓際に並べた
不安の広口瓶の
埃をはらえば
鋭角な触覚が
のたうちながら蠢いていた

干からびた私は
十二 ....
しずく音声ノぽつぽつと落ちる
あなたの声、
魂の奥底から絞り出され
いいな、素敵だな
私を己を魂の浅瀬から深みへ誘い


己自身を知れ
とは、
己の深みへ行け生けと
その深みにて
 ....
神々の足踏み、

人をして垂直に立ち上がらせ
貫通する、脳髄から足元まで
血流に神々の躍り沸き立ち凄く

(取り残され突き落とされた
動物たち、哀れ 水平を生き)

不可視、内面の界 ....
震え
謳う
脳髄の底から

双眸を潤ませ
這い出した
無貌の
青い吃音症

瓶詰めにされた
仔犬を並べて
逆様の月が
わたしの体液を舐めとるあいだに

惑乱は響き続ける
 ....
雨が
少しばかり
降った夕、

濡れそぼった
喧騒の街が

包み込む円球に悶え

内側から
破裂しそうに
なりながら

一日の針を
間断なく進めていく
無常の時流に

 ....
在るだけでも
奇跡だ
一つの月を
見ている
今も
ある物事を
失ったことで
異なる道を得た
歩いていく
これからも一歩一歩



あなたは
私の
人生にも
存在している
あなただ
十二月にだけよみがえる、
永らく北欧の丸太小屋に住み着くことになった、
赤い司祭服を着こんだ、聖なるニコラウス風の、
たましい、
つねにその生活の中心になっている、暖炉のさかんな炎、
のよう ....
{ルビ水裹=みづづつ}み、{ルビ水籠=みごも}り、{ルビ水隠=みがく}る、
──廃船の舳先。


舵取りも、{ルビ水手=かこ}もゐない、
──{ルビ月明=げつめい}に、


{ルビ水潜 ....
 
 なにか勘違いしてらっしゃる

知らない言葉を辞書で調べる
とてもお勉強してらっしゃる

話し合いのすり合わせの為、
 仕事の為、お手紙書く為、、、

出来た文章が詩のようだ ....
平安時代の
日本の人、
魂や霊
当たり前のことと
捉えていた、と云う。

憧る、そんな時流の最中に在り

憧れる、という主観的意味を離れ超え

あくまで客観性を持ち魂の肉から離れる ....
きょうび 灰に花に 煙に霞に
忙しくて
あなたの影ができない
光さんざ降る 窓の外にも
薄暗いお家にも
心の 海原にも 大地にも

忘れないで 忘れて 忘れないで
あなたの声が
不快 ....
始まりあれば
終りもあるのは
自然なこと
私もどの道
終わるからいいね



私は
最低の
存在だろう
というように思えば
腹も立たないか
闇夜の坂道に落ち行き
突然に遠く消える君、
僕の想い描いた
理想、吐き出せないママ

逃れいく逃れゆく、

三鷹台というホームに
たこ焼き買い夜な夜な
神田川沿いのベンチに座り
熱 ....
レタスさんのおすすめリスト(4157)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
独り言12.14- zenyama太 ...自由詩3*23-12-14
パラダイムシフト- あらい自由詩223-12-14
砂丘- たもつ自由詩323-12-14
産み辺のカルマ- 平井容子自由詩923-12-13
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詩想47◯ひなたぼこ(新訂)- ひだかた ...自由詩3*23-12-13
書いてはいるものの- 空丸自由詩823-12-13
詩想46◯青に空- ひだかた ...自由詩423-12-13
今回も用意できました。ノアの、、小舟ですが- 足立らど ...短歌4*23-12-13
降水確率10%- おやすみ自由詩223-12-12
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夏の幻- ミナト ...自由詩2*23-12-12
我が家のアンダーとMAX- 鵜飼千代 ...自由詩12*23-12-12
五行歌、霊性の神聖の孤独の声ヒビキに- ひだかた ...自由詩423-12-12
跳躍- ひだかた ...自由詩5*23-12-12
※五行歌「静かに_狂う」- こしごえ自由詩3*23-12-12
十二月、あたたかい雨の日に- 山人自由詩3*23-12-12
五行歌、逢い愛_響く瞬間に- ひだかた ...自由詩4*23-12-11
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psycho- 医ヰ嶋蠱 ...自由詩3+23-12-11
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※五行歌_二首_「異なる道を得た」- こしごえ自由詩3*23-12-11
サンタクロース- 本田憲嵩自由詩523-12-11
陽の埋葬- 田中宏輔自由詩11*23-12-11
なにか勘違いしてらっしゃる- 足立らど ...自由詩3*23-12-10
詩想44〇あこがる- ひだかた ...自由詩5*23-12-10
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※五行歌_二首「私は_最低の_存在だろう」- こしごえ自由詩1*23-12-10
夜想- ひだかた ...自由詩6*23-12-9

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