じえいほんのう
玉兎



そのて そのほほ そのめ

おっているものを わたしは ながめていた
そのどこからも よみとれる やさしさを ながめていた

わたしの かんかくだけは いつだって ぼんやりして
じえいほんのうは ひたすら ぜんせんへと おくりこまれてゆく

おだやかな ひょうじょうのもと
みえない しゅりゅうだんが なげこまれて
わたしは そう きもちのばくふうに のまれないよう
きょうも ヒールをぬぎすてて たたかうのだ



自由詩 じえいほんのう Copyright 玉兎 2004-09-04 00:14:30
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