案外簡単に時間は過ぎていくもの。
指の間から落ちる砂のごとく、
サラサラと風に流れていってしまう ....
私のバラバラ死体が
見つかった
右腕は質屋に
売り飛ばされて
父の腕時計をしてい ....
こんなネオンの華やぐ街で あなたは暮らしているのでしょうか
高速道路からでも立ち並ぶ マッチ箱の灯 ....
携帯ゲームをやりながら
歩道を走っていた高校生の自転車に
脱法ハーブを吸って
ヨダレをたらした ....
(蛇口)
病人扱いされた犯罪者が消えた
あるいは犯罪者扱いされた病人が
あの爺さんのハーモニカ ....
お世辞、建前、偽り、嘘
知ってる振りと知らない振り
笑顔、笑顔、笑顔、笑顔
気味が悪い ....
義姉の手を握った
痛くない程度に強く
妻以外の女性の手を握ったのはいつ以来か
兄と義姉が結婚し ....
うまれるもの。
うすかわをむいて
むききったさきに
にじみでるしるは
なつかしい ....
繰り返される
ABC
駆逐される
あいうえお
抹消された
123
下らない
何が? ....
憧れたのは青空
こころには羽があるから
羽を広げれば飛べるのだと
想っていた
想って ....
空を目指していた筈の
こころの滴が山の頂きにぶつかり、
雨となって地上に降り注ぐ
....
過去の映像には
未来をしらないあなたが映ってる
あなたは航空券を破って
「まだ一緒にい ....
ひとつずつ
色を落として
残った瓶の花
夕焼けみたいに赤くなって
泣きやまない
妹みた ....
繰り返す度に
後悔すること
繰り返す旅に
度々 出掛ける
足元に 足袋
旅マップを ....
可愛い事務の女の子は
他の人と話すのに夢中で
僕が見ていることに
気づいていなかった
その時 ....
よく見ればそれは
青く光るホタルイカ
ほの字 ほの字 ほのイカ字
逆さに ....
土産店で買った小鳥のおもちゃは
出来は良くないものの軽快に飛びそうに思えました
不器用ではあ ....
蜜を集めるわたしの行為が
花粉運びとなり
種作りの媒体になっているとしても
それは花の世界 ....
夢の中のように
重い スローモーション
息も絶え絶えの
全力疾走
お父さん
飛び立ちたいで ....
民俗学者折口信夫が唱えた学説は「折口学」と呼ばれますが、わたしはその折口学の信奉者なのです。
....
封筒の赤い砂は
彼女とは別の旅をしてきた
何ヶ月も前の近況と
たくさんのスタンプと一緒 ....
すきなものを語る時
いいことをしている気持ちになるけど
きらいなものを語る時
なぜか後ろめ ....
◆儂はロッテ商品は全く買わない。
日本でのロッテ台頭の裏になにがあったのか
ちゃんと把握しよう。 ....
つばめのこはへびにたべられてしまった
もうすぐ
もうすぐとべるねと
にんげんが親鳥が見守る中
....
眠れない夜が明けても朝は来る
白い机の上が世界の終(つい)となりまして、
茶封筒の破れた端を触りながら月が沈みました。
....
(数字が壊れている)
夏で、いつもより心臓がゆっくりうごいている。
わたしたちは逃げてき ....
みていたのは皮膚
あるいは瞳、うなじの汗
でもみえていたのは
世界
あかるい日
部屋の ....
馬の子の毛並みもっさりフレーメン
馬の子の跳ねるリズムや馬頭琴
草原の白いソファーや仔馬跳ぶ
ゼンマイ切れたまま迷子の深海魚
月見草に蓋をして寝ている
スクラッチ削ったコインじっと見ている
あの水平線の向こう側と
言うけれども
水平線は
向こうには無いのかも知れないと
眠るような
....
真昼も真夜中も
完璧にすべてとか理解してたわけじゃないけど
なんでもいいから何かになりたい
全 ....
2014年7月16日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
取りこぼさないで
猫の耳
自由詩
1
14-7-16 23:39
バラバラ死体
為平 澪
自由詩
1
14-7-16 22:52
マッカラン行きのバス
〃
自由詩
1
14-7-16 22:47
どっちが死んでも構わなかった
花形新次
自由詩
1
14-7-16 22:28
「#深夜徘徊パトロール」
モリマサ公
自由詩
3*
14-7-16 22:15
仮面
凍月
自由詩
3*
14-7-16 22:14
義姉
ただのみきや
自由詩
17*
14-7-16 21:46
ぴいらあ
あおい満月
自由詩
9
14-7-16 21:35
mortal sound
opus
自由詩
1
14-7-16 20:53
「 そらへ 」
椎名
自由詩
1
14-7-16 20:43
川が
……とある蛙
自由詩
9*
14-7-16 20:43
international airport
mizuno...
自由詩
1
14-7-16 20:01
reinstalled
〃
自由詩
0
14-7-16 19:57
旅マップ
藤鈴呼
自由詩
2*
14-7-16 19:25
甘く切ない思い出
花形新次
自由詩
0
14-7-16 19:24
ひらがなの群れ
月形半分子
自由詩
4
14-7-16 19:11
小鳥
梅昆布茶
自由詩
13
14-7-16 16:24
蜜蜂
イナエ
自由詩
8*
14-7-16 16:22
滑走路
Lucy
自由詩
14*
14-7-16 15:08
続・詩のしくみについて (折口信夫とわたしの因果関係を妄想する)
たま
散文(批評...
16*
14-7-16 14:24
五花の手紙
mizuno...
自由詩
0
14-7-16 11:00
きらいきらいきらい
朧月
自由詩
2
14-7-16 9:44
討議
私には何の関...
自由詩
0
14-7-16 8:55
とべない鳥
朧月
自由詩
2
14-7-16 8:47
朝
baby b...
川柳
0
14-7-16 8:39
「だから眠ってはいけない」
宇野康平
自由詩
2
14-7-16 3:20
数字
はるな
自由詩
8
14-7-16 2:37
反転
〃
自由詩
4
14-7-16 2:08
馬の子の毛並みもっさりフレーメン
北大路京介
俳句
3
14-7-16 0:53
馬の子の跳ねるリズムや馬頭琴
〃
俳句
2
14-7-16 0:53
草原の白いソファーや仔馬跳ぶ
〃
俳句
3
14-7-16 0:53
ゼンマイ切れたまま迷子の深海魚
〃
自由詩
2
14-7-16 0:52
月見草に蓋をして寝ている
〃
自由詩
1
14-7-16 0:51
スクラッチ削ったコインじっと見ている
〃
自由詩
3
14-7-16 0:51
不海知
ねなぎ
自由詩
1
14-7-16 0:17
私達に名前なんかなかった
モリマサ公
自由詩
4*
14-7-16 0:13
加筆訂正:
【水】引き潮
/
るるりら
[14:01]
題名を【みずだ】より【引き潮】に変更
36rows, 1.02sec.