時は、人の死さえも 
やがて必然の穴へ 
ゆっくり、納めてゆくだろう 

時は、生々しい傷口 ....
少し前に雨がやんだ
吐息のような匂いがたちこめている
冬というものは罪の意識の現われのように悲し ....
葉牡丹
公園の植え込みなんかで
冬は他にないからというような使われ方をしていた葉牡丹
今は冬に ....

 凍える戒厳令下の冬。

圧倒的な武力によって民を統治する狂信者が叫ぶ、
人民に必要なのは ....
誰にでも越すに越せない川がある

その川を越えようと試みるもよし
はなから越すことなど考えもせ ....
大切だから、

突き放す覚悟が必要で

幸せだから、

奪い合う覚悟も必要で
 ....
{引用=こんばんは
こんな関東平野の真ん中でも
毎年必ず雪は降るんだよ
見渡す限りの田んぼは
 ....
私は
すきで
すきで
堪らないんだ。

寒空の下
疾風の如く駆け抜ける
あの瞬間を。
 ....
車を降りて、ドアを閉めたら 
いつのまにか 
窓もボディも薄っすら泥に、汚れてた。 

気の ....
目が痛くてもうホンジュラス
目が痛くてもうホンジュラス

かさばった生ゴミを
モデルル ....
降り積もる桜も雪も徒にその行く宛を知る者は無し

床を離れつとめて見入る曉雲の紅白藍の極彩あらむ ....
鼓動はやすらぎをもとめるものに平安を与えない
耳の奥でいつまでも小さく鳴り続ける戒厳令
風が霧を ....
5−3はいくつだ
そんな事知らなくても生きて行ける
赤ちゃんは何も知らないけど
生きている!
 ....

あるく
アルく
歩く

ただ只管
歩き続ける

いつからなのか
いつまでなのか
 ....



冷たい風がとまる
匂いも闇もとまる
 とまる

泣けない光が
そこの隅にそっと ....
煙草消す

灰と葉と火の粉

ああ、地球

灰皿があおい





今までそこにあった熱が
布にうつり
やがて消えるとき


滴の風が片脚 ....
心に空いた穴を 埋めるように
空を見上げて 唇を突き出した

凍りそうな蒼を垂らして

震 ....
{引用=

風花が舞っています
ほんの少し顔をあげて
少女が 見上げる
( 幼さをふりおと ....
言葉はわかり合う為の      
道標ではないかと        
思うのです          ....
 
 年の暮れです。

 「知り人の逝く人多き年の暮れ」

 この11月頃から、
 例年 ....
ずっとずっと遠くまで私を背負ってくれたあの人。


あんな公衆の面前で
無茶なお願いをした私 ....
 遠吠えするのは狼だと決めつけ
 犬である僕は
 遠吠えすることを自粛してしまった

 そう ....
疲れなどは放っておいて
創造主のなかを転げまわってやるさ

宇宙での生活は退屈だった?
退屈 ....
未来はこの手の中にあるなら
どうして僕の手は冷たいの

冷えきった両手で
僕は何を掴んで
 ....
俺が酒を呑むのは
なにも
寂しいからじゃあないんだ
たとえば春の
野の花の
咲く丘
走る ....
迷路だよ
人生なんて
人生だけじゃなく
犬とか
猿の
一生だって
迷路だよ
それは笑顔 ....
唐辛子の
一味の
粉の
赤やオレンジの
断片の
輝くような
憂鬱を抱えて
夕陽の街を彷 ....
お父さんお母さん
はじめまして
ご結婚おめでとうございます
晴れやかな式に
赤ん坊姿なのをお ....
年暮れぬ子猫追ひ追ふ道すがら

病み猫にのしかかるなり冬の音
sick cat is dyin ....







 シクシク泣いたピアノの鍵盤 
 モジャモジャ音楽家弁当弁当の鼻をかむ ....
それは深い眠りだった。
始めからそれは眠っていた。
そう、生まれた時から。
17年間眠り ....
理由をなくして
理由をなくしたがゆえに責められて
理由のない場所にもたどり着けず
けれども
 ....
燃え尽きた灰が薔薇になれば素敵ね

死ぬのが怖いんじゃなくて、生きるのが恐い

胸中に咲く嘆 ....
地球について
しんとした時間のなかで
僕らが一秒でも考えてあげることができたら
六十八億秒の祈 ....

{引用=
にんげんに「いつか」の単位はないことを知らせるための報せが届く


あたたかく ....
最後から二番目
不完全の未完了
未完了の不完全
終わらないことの始まり

終わることの予感 ....
つま先の彼方にされていく
言葉のアクセントにたゆたうのだろう
ささやきたちの
じゃりたちへの息 ....
このように銀河は白く
星が密集して見えるわけですが
隣り合う星どうしでも
何光年という隔たりが ....
パプーにお願いして安いシルクの店を紹介してもらい、白地のワンピースをひとつ作ってもらうことにしました .... 指に触れてはいけない
頬を赤らめてはいけない
このままでは溶け込んでしまう
あなたに
うつむ ....
パナマの肉

すぐに明らかに刑務所からこぼれ落ちた慟哭は
君の優しい気持ちなど汲まず
鈍重な ....
前日 Home 翌日
2009年12月29日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
時間という薬 服部 剛自由詩4*09-12-29 23:19
終る夜朧月自由詩309-12-29 23:08
食べられない葉牡丹小池房枝自由詩209-12-29 22:55
△6℃atsuch...自由詩10*09-12-29 22:37
年越しのひと恋月 ぴの自由詩20*09-12-29 22:31
0.5秋助自由詩3*09-12-29 21:59
雪魚都志雄自由詩2*09-12-29 21:40
空都自由詩5*09-12-29 21:10
愛車に捧げる詩 服部 剛自由詩1*09-12-29 20:28
マクノウチCAMILL...自由詩209-12-29 19:59
徒花・曉雲・木枯子河井 曉雲短歌209-12-29 19:41
The END瀬崎 虎彦自由詩2*09-12-29 19:37
有限な脳ペポパンプ自由詩6*09-12-29 19:29
独歩河井 曉雲自由詩109-12-29 19:21
進む道川口 掌自由詩309-12-29 18:16
ああ、地球瑠王自由詩1*09-12-29 17:27
川岸の呪座木立 悟自由詩309-12-29 17:16
愛の代わりに、愛心自由詩6*09-12-29 17:06
午後の月月乃助自由詩10*09-12-29 16:23
あたりまえの言葉は 声は鵜飼千代子自由詩10*09-12-29 14:59
年の暮れ籠球太郎自由詩009-12-29 14:57
記憶の感覚空都自由詩6*09-12-29 14:04
遠吠え藪木二郎自由詩109-12-29 13:47
帰還吉岡ペペロ自由詩209-12-29 12:59
おいしくないや葛西曹達自由詩309-12-29 10:27
ふくだわらま...自由詩109-12-29 10:19
迷路自由詩109-12-29 10:18
唐辛子の赤やオレンジ自由詩109-12-29 10:17
ウェディング・バースデイりょう自由詩3*09-12-29 9:50
病み猫三州生桑俳句3*09-12-29 6:47
あなたに出会えて本当によかった 言葉にできないヨルノテガム自由詩009-12-29 6:10
無題xxxxxx...自由詩209-12-29 5:13
法則真島正人自由詩2*09-12-29 3:17
一行詩集"I'm at a loss for words."相羽 柚希自由詩2*09-12-29 1:54
六十八億秒の祈り吉岡ペペロ自由詩1109-12-29 1:39
_______石畑由紀子短歌6*09-12-29 1:36
The penultimate瀬崎 虎彦自由詩4*09-12-29 1:33
裏庭番田 自由詩009-12-29 1:23
星の授業佐野権太自由詩16*09-12-29 1:07
インド旅行記10(バラナシ)チカモチ散文(批評...209-12-29 1:01
こいするおんがく・ほしのついらく蠍星自由詩2*09-12-29 1:00
パナマの肉瓜田タカヤ自由詩009-12-29 0:24
42rows, 0.99sec.