日長の夕暮れ
優しい風が吹いている
すやすや

泊まり木の 揺れる
若葉は しっとり
 ....
「火曜だから火事なのよ」ってくちびるは誰への意図でうるんでいるの


薬にも毒にもならない恋な ....
我はポエット
作り出すために作り出された詩人
君よ知るやその三原則
狂気の凶器と正気の凶器{引 ....
かんだかい悲鳴で目が覚める

でもそれはちがかった

醒めたのは覚醒の産声

もう後ろに ....



歪んだ真珠を抱え込む
背中を丸めた少女たち

世界は平衡をなくし
遠近法は意味を ....
                090529

渚にて
渚に波が
押し寄せて
愉快な仲間が ....
俺の不安は
俺のファン
どこまでもつきまとう
狂信的な不安
どんなに迷惑を被っても  ....
もし99%の暗闇に 
世界が覆われていても 

たった1%の光の原石を 
この掌に握り ....
 今から30年以上前に高田馬場で朗読会を
していた上手宰さんは僕が尊敬する詩人で、
4月の「ぽえ ....
ぼくのこころはちいさいから
ささいなことですぐにいっぱいになる

いっぱいになったこころで ....
「また話そう」

あなたの背中に虚しく響く。

またはあるのか。
その日は来るのか。

 ....


貴方が遠い昔に画布に閉じ込めた想いが、遥か時を航り
海を隔てた僕の岸辺に辿り着く

貴方が空と大 ....
犬は音量がデカい

犬はいつまでも音量がデカい

猫の音量もデカいが

こっちは、しばら ....

“繰り返し何度も何度も職人の静なる極みに染め重ねられたバーガンディの木机と、真向かいの視線の先に ....
そんな些細な鳴声
気にしな、



いかい?

あのマングローブの奥から蝙蝠達の会話が ....





髪を切る音
霧に落ちる道
羽と火の音
氷の船


高く奇妙な階段の家 ....






ここにいると
ここでなくなる
踏み出すたびに
空に海になる
ここで ....
つむじ風 ふらふらり。
徒歩、徒歩、と泣く
みじかく息を吸えば吸うほど
僕の胸は最大浸透圧に耐 ....





階段で倒れた人
思うのは誰のこと
目を閉じたその顔


道を飛べな ....
砂嵐石仏埋もるランプの灯


雑踏に雨染み込んで{ルビ玄=くろ}く行く


冥暗のガラス ....
左肩重たい思いのしかかるオシノさんから離れた後で

鏡越し見えた姿はベレー帽「わすれてはいけない ....
月が話しかけてきそうな夜に君と森に行った
長袖のセーターの編み目から晩秋を感じ
ことさら淋しく侘 ....
演劇部の先輩のふくらはぎに
さくり、と突きたつ
矢文になりたい

長閑な朝の通学路に
あら ....
あたしは 今日も 錆びかけた個室で ベッドにはいった
いつごろからそうしてるのかわかんない けど  ....
砂埃をかぶって
眠っていたはずの感情
ピタリと閉めたはずの蓋
カタカタと震えだす
振 ....
黄金に実った麦畑は
刈られるのをまっていて
私は
ずっとこのまま
黄金でいてほしいと思ってい ....
               090529


雨が降る日は天気が悪い
悪いはずだよ
天井 ....
 
 
小さな頃から夢だった
エスカレーターを家に取り付けるため
大人になると僕は
さっそ ....



あなたの小さな冗談に
わたしは声を上げて笑った
あまりにお腹が苦しいので
あなたの ....
期待することは
赤い実があらはれること
赤い実があらはれること

外からの彼女
どこそこの ....
おふぇりあをつきおとせしはことばかな。このまどわしのことばにくめり。


冬の空、オフェリアあ ....
夢を見ない者たちに
夢を届けにゆきなさいと
言われ
白鳥は怖気づいた

飛び立ってしまった ....

知らないうちに
ノックされていた

ぼくが
まだ
そう 空を見ていた頃の

思い出 ....
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2009年5月29日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
うつら うつら ひより自由詩5*09-5-29 22:39
she said,石畑由紀子短歌1*09-5-29 22:39
草冠とレインクラウン/アイ、ポエット海里自由詩109-5-29 22:25
覚醒の産声こめ自由詩509-5-29 22:10
BaroquePiroue...自由詩209-5-29 22:07
湾外あおば自由詩4*09-5-29 21:47
ふあん新守山ダダマ自由詩509-5-29 21:46
光の石服部 剛自由詩309-5-29 21:26
愛の詩人・上手宰と「冊」の詩人からの伝言散文(批評...209-5-29 21:22
「深呼吸する」ベンジャミン自由詩6*09-5-29 21:00
いったいつゆ自由詩4*09-5-29 20:38
情熱遊佐自由詩3*09-5-29 20:29
クールなアンサー、もしくは “キャンセルのお詫びとお知らせ”ひとなつ自由詩3*09-5-29 20:05
『四季彩付箋〜春から夏』Leaf自由詩1*09-5-29 18:55
『山原水鶏、蒼穹に弧描く』自由詩1*09-5-29 18:49
午穂木立 悟自由詩409-5-29 17:36
ノート(ここでもある何処かへ)自由詩109-5-29 17:36
春の殺人者ねろ自由詩109-5-29 17:35
ノート(かいだん)木立 悟自由詩2*09-5-29 17:35
雨幻想アハウ俳句109-5-29 15:58
どんふぉげっとの妖怪キッチン短歌009-5-29 15:41
愛犬芳賀梨花子自由詩1*09-5-29 15:34
先輩フェチ佐野権太自由詩22*09-5-29 15:14
レールウェイの先は霞んでいる竜門勇気散文(批評...1*09-5-29 11:29
覚醒百瀬朝子自由詩2*09-5-29 11:26
麦畑蒼木りん自由詩509-5-29 8:53
あおば自由詩2*09-5-29 6:24
世界エスカレーター小川 葉自由詩5*09-5-29 3:34
湯豆腐ask自由詩1*09-5-29 2:40
からすうりかなりや自由詩2*09-5-29 1:30
ハムレット独白  三首非在の虹短歌009-5-29 0:41
メルヘンの影 変身 梟の首青の詩人自由詩1*09-5-29 0:09
知らないままで自由詩4*09-5-29 0:07
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