一人ぼっちで
影を踏んで遊んだ、帰り道
空は何者かに犯されて
真っ赤に燃えていたことを
それ ....


狂うほど 心ねじれる想いごと


京都御苑にサファイアの雨

{引用=閉じられた扉を内からノックする
「お願い、誰か、…わたしを見つけて――…!」}


 ....
かつて絆という
名前があったように
離れてしまった言葉の
名前を呼び続ける
声と声が平行して ....


ノート

忘れられた言葉

終わりもみつけられずに

さまよったまま

静か ....
 
 
シとドの間の秘密
密林の光を探す処女
口笛は
美しくもはかない時代の産物だと
誰 ....
すし詰めの車内で私は玉子
握りの玉子じゃない
握りの横に添えられた 数学の図形に似た飾り物の玉子 ....
稲刈りをしたら稲についた菌が
米粒を石のようにころころにしたのが
意外と多く
出荷前に手作業で ....
言葉を紡ぐこと。
誰かに何かを伝えるために。
もしくは自分自身に気付きを与えるために。

大 ....
マニキュアや街の隙間に山赤く


髪をすく仕草で届きそうな月青い温度は抱きしめて知る


スカイタワー高層ビルに隠さ ....
あかいあかいいちご味
提灯に照らされあかいのか
キミと手を繋いでいるからなのか

みどりにす ....
桃の実は人を裁くと言う
僕が試験に落ちたとき
確かに桃の実はわらっていた
お前本当は桃の実じゃ ....
全てに疲れ果てて 涙を流す 君がいた
こんな自分には もう価値なんてないと呟いた
でも そんな涙 ....
千利休が七輪でツバメを焼いて食べている、
そんな絵葉書が一枚届く
彼女はそれを見ながらテレビ画面 ....
眠れなかった寒い朝には
あったかいココアなんか
飲みたいな

ふたり
ひっついて
離れな ....
わたしの 心の 奥底に
降り続く 雨を
見抜いたのは きみ

幼い頃の あの 忌まわしい過去 ....
夕方が透明になる

桃いろが黒ずむせつな

夕方は透明になる

そして

藍いろは夜に向かうのだ
あたしのこと忘れたことも忘れる頃にあたしは君を忘れるんだろ


何もかもうまくいかないそんな日 ....
淫らを着飾った少女の懐に         /みだら
報酬がイイワケを押し付ける夜    

遮 ....
{引用=
「あいしています」


言えないんじゃなくて、
言わないだけなのさ。

こ ....
桃色の夕方は

いっしゅんで

冬に向かう夜になっていた

目をはなすと

世界はい ....
彼は殺し屋
40人の教室にやってきた
先生が連れてきた
私たちは目を伏せた
選ばれないように ....
わたし  本当のことを言っているのに

いつまでたっても  信じてくれないの

だって  こ ....
『月に群雲 花に風』など云へど
変わらぬものに興味はわかぬ


群雲の隙間に覗く恥じらひも
 ....
病院内で知り合った
女の子が

儚くなった

茶色い長い髪を
くるくるとカールさせて
 ....




見失う
三行の言葉
見失う


午後の光に
のばされる腕
花を
摘み ....


縮めた手
ゆるりと解き
産声を


始まりの
鐘鳴り響く
左胸


St ....
切れそうで
切れない夢のあと

僕らの恋愛装置は
発火する

共同幻想のなかを
漂いに ....
まよなか、ドウナツを食べる
  (what do you think about?)
ぼくの好物 ....


あの頃

純粋なままの

恋は

積もる事のない

幼い雪

まどろみに
サイレンはやみまして
午前二時は
時計の音が迫るころです

わずかばかりの寝息 ....


 あのオンナに負けないように イイオンナになりたいのに

 追いつくどころか 引き離され ....

 灼熱の町
 赤い海
 ゴミと化した人の山
 切り裂く金きり音
 降り注ぐ金属体
 吐 ....
夏の終わりに

巨大な鳥の夕焼け空で

大きく開けた嘴の中に 夕日がおちた

巨大な ....
なぁ
寂しい

ヘリウムを吸ってるよ

僕と
僕の分と
 二人分


針葉樹の季 ....
わたし桜の花になりたい
ふたり出逢ったころ
空を埋めつくすように咲いていた
あの満開の桜の花に ....
あいの里
しのつく秋の{ルビ雑木=ぞうもく}
湯ぎりのしずく
かじかむむねのめぐみよ

髪 ....


ハヤク、 はやく

コトバが逃げてしまうよ。

アイディーもパスワードも
まにあ ....
どんな町にお{ルビ囃子=はやし}が鳴り響いて
どんな町で葬列が連なってんのさ
僕は家へ帰る
青 ....
 かえってしまった

温めることは出来ないと思う
キスも
もたれかかることも

ただ、匂 ....

   いさり火の あかく燃えたつ 秋の暮れ



いっぴきの蜘蛛は、
自分の領分をわき ....
えーさっきはごめんね。。。
イライラしたのよ。
あなたはずっとしてるみたいやけど。。

どう ....
ヘイ山手線
お前ぐるぐる回ってねーでよ
たまには何か言葉を吐いてみたらどうだい?
俺、お前見て ....
川上から
くちびるも切れないような
と、いう言葉が流れてきて
あわてて口角をぬぐう

せっ ....
知らなければよかったのに黒髪を愛でる手すがり埼京線に


一時間半待たされたコンビニで君にくち ....


しとしと




懐かしい匂い
土が雨と
僕は君と
温かい時間


 ....
書いて挙げては消し
書いて挙げては消し

結局

悩んで
挙げて

後悔

書か ....
わたくし色の雪の結晶が

泣いてるあの子の

てのひらに

ひらりら らりら

落ち ....
きみの髪の毛のいただき

ため息をこぼす

まだ間に合った

あかるく鈍感に

きみ ....
剥ぎ取られ
た天使の笑顔と、分割された、

髑髏の気持の行方は。



飽きるほどコピ ....
ねぇ 
ねぇ 
ねぇ… ? 
 
 終わったよ 
               終わった
 ....
君という存在で、僕は成り立っていた。

僕という存在は、君が居なくちゃ成り立たない。

だけ ....
   1

真っ直ぐな群衆の視線のような泉が、
滾々と湧き出している、
清流を跨いで、
わ ....
  曇る窓の先は雨
  バスの湿り気に汗ばむ
  ポケットのハンカチ
  フロントガラスをぬぐ ....


別れてから半年近くすぎた頃

ふと机の上に目をやると

僕が知らない間に書かれてた
 ....
                        1. 雨

そういえば一度も
バケツをひっくり ....

ほそい針金を曲げて
涼やかな羽のかたち

今までに
誰かをおとしいれた数の分だけ
硬質 ....
誰も居ない街、ひとりきりで。
闇に呑まれる影を見ている。
冷たい瓦礫の底に埋もれて、
太 ....
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2007年10月1日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゆふぐれ山中 烏流自由詩607-10-1 23:39
平安ブルー 10北大路京介短歌5*07-10-1 23:33
かくれんぼ vol.1士狼(銀)短歌5*07-10-1 23:18
日々の果てまで小川 葉自由詩107-10-1 23:07
忘れられた言葉美砂自由詩3*07-10-1 23:07
vuoto cantoゆるこ自由詩1*07-10-1 22:49
すし詰めラプソディー楠木理沙自由詩207-10-1 22:42
でも まだ だ砂木自由詩5*07-10-1 22:38
宣言しろいぬ散文(批評...107-10-1 22:32
壮年 十A-29俳句007-10-1 22:28
LUNARin.短歌8*07-10-1 21:33
なないろのあめ零椅未詩・独白7*07-10-1 21:22
桃の実葉leaf自由詩507-10-1 21:11
よつばばたけ蒼穹自由詩8*07-10-1 21:10
ボブソンはらだまさる自由詩10*07-10-1 21:09
寒い朝風音自由詩11*07-10-1 20:55
悲しみの雨をひき連れてLucy.M...自由詩207-10-1 20:53
透明な夕方吉岡ペペロ携帯写真+...607-10-1 20:36
特急を待つ町田アキラ短歌6*07-10-1 20:07
運命共同体九鬼ゑ女自由詩207-10-1 19:42
言わない神音自由詩407-10-1 19:33
覚悟吉岡ペペロ自由詩207-10-1 19:22
彼は殺し屋相良ゆう自由詩2*07-10-1 18:46
長い告白森下 流華自由詩2*07-10-1 18:41
魅力秋桜短歌2*07-10-1 17:56
無能風音自由詩4*07-10-1 17:04
brighter木立 悟自由詩407-10-1 15:34
『Let’s begin the world!(さあ世界を始めましょう!)』しろいぬ川柳0*07-10-1 14:25
夢のあとシホ自由詩007-10-1 14:04
ドウナツhhhma自由詩207-10-1 13:12
幼い雪でんぼ自由詩007-10-1 13:08
午前二時naho自由詩107-10-1 12:59
嫉妬北大路京介自由詩5*07-10-1 12:35
日本にないモノdoon自由詩107-10-1 11:47
リーフレイン自由詩407-10-1 11:47
不眠フクロネヅミ自由詩207-10-1 11:43
ひだまり月下美人自由詩5*07-10-1 11:31
鏡恋歌佐野権太自由詩10+*07-10-1 11:01
ココロ、コトリ。Sa;自由詩007-10-1 9:18
大通りに、投げる水町綜助自由詩15*07-10-1 8:12
フクロネヅミ自由詩5*07-10-1 7:34
曼珠沙華こしごえ自由詩14*07-10-1 6:42
妹よraira自由詩107-10-1 5:03
無題新守山ダダマ自由詩107-10-1 4:58
うたかたしゅう自由詩407-10-1 4:46
飯山観音町田アキラ短歌1*07-10-1 4:23
雨降れば真夏日自由詩007-10-1 4:06
ただのフィクションライチ自由詩3*07-10-1 4:05
雪んこ池中茉莉花自由詩5*07-10-1 3:53
フリーダム吉岡ペペロ自由詩007-10-1 3:35
cue.やまぐちふぢ...自由詩907-10-1 2:42
エクリプス白川水自由詩107-10-1 1:28
在った。狠志自由詩107-10-1 1:18
花について三つの断章前田ふむふむ自由詩25*07-10-1 1:10
路線バス(系統21番)たりぽん(大...自由詩1007-10-1 1:07
あのバカむむ自由詩007-10-1 1:02
アンテ未詩・独白8*07-10-1 0:29
ハリガネのテンシUtakat...自由詩007-10-1 0:11
『深海魚』東雲 李葉自由詩2*07-10-1 0:04

加筆訂正:
/「ま」の字[21:09]
07.10.1小改。13.5小改。
59rows, 1.05sec.