覚悟
吉岡ペペロ

桃色の夕方は

いっしゅんで

冬に向かう夜になっていた

目をはなすと

世界はいつも

そうやってゆき過ぎてゆく


またあした巡りあえる

それはわからない、と

清々しく決めてやろう


桃色の夕方は

いっしゅんで

冬に向かう夜になっていた

目をはなすと

世界はいつも

そうやってゆき過ぎてゆく


自由詩 覚悟 Copyright 吉岡ペペロ 2007-10-01 19:22:21
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