ごくたまに、中学生とか高校生に思われることがあります。
はじめはすごくびっくりして、自分が幼いから ....
9号室のミズノさんの指は、
ときどき奇妙に震える。

登山中の滑落事故で全身麻痺、
凍傷に損 ....

人の欲には果てが無いとはよく言ったもの
限界ギリギリライン突破していても気づかないのは
脈打 ....

「名乗れば」 と 

 あおざめて、絶つ 色黒の 文みゃく馳す空 やけに音なく
洋光台から各駅停車の二両目に乗って
寝不足な頭は
昨夜の反省をする朝、七時十六分
このまま終着 ....
 草の葉を噛みながら進んだ
 狡猾な蟐蛾の三日月の下
 浸潤する夜の裳裾とたわむれ
 潮風に臭 ....
結果のために
努力することと
努力のために
結果を残すことは
一つのループになる

目標 ....
私は時おり
人生を振り返る。
長い時間であったはずの今までを、
頭の中で、
記憶のカードをめ ....
横たわるアスファルトにトマトジュースと云う名の
血を吐く私は死体。

学校から盗んできた白いチ ....
わが家では、
大人はみんな無防備です。
すっかり気がゆるんで
世間体が無くなります。

わ ....
乳飲み子の
おちょぼの唇
その奥の
ピンクの大地に生えそめし
白く小さき二本の歯

乳首 ....
黄色から赤信号に 変わった
コンビニエンスストアの 前の交差点

朝 うっすらと雪で凍っていた ....
連なったテールランプ
眺めながら立ち尽くす

昨日吐いた言葉
今日待ち惚ける時間

振り ....
耳元で熱い吐息が聞こえる
午前3時
眠りの時間

隣でしんどそうに眠る
お眠り王子 私の恋 ....
献血に行ったら
貴方の血は夕焼けなので
輸血用には使えません

断られたことがある

 ....
何だこれは このゆらぎは
濃厚な煮こごりは
成熟しきれていない
真っ赤な果実は
音の鳴らない ....
そいつは
親しげで
愛嬌があって
いつも面白い冗談を言って
みんなからもとても好かれていた
 ....







歌詞が邪魔だという彼女はクラシックをかけて
キッチンに立つ
クリーム ....


いつだって 何もしない をしているの

ママは怒るけど本当だもん
ヴィトンのバッグが欲しいの、だめ?
ってねえちゃんを張り倒し
ぼた雪の靖国通りを伊勢丹方面へ
 ....
あなたにこころをまかせられる
それって好きとか嫌いとかじゃなく
ずっと以前から知っていたような
 ....





ヒステリックな叫びの断片が聞こえた気がした
いつもの駅前で振り返ってお母さんの ....






まるで完璧だった
彼女と彼は
絶妙なバランスで以って
倒れずに済んでい ....
あたしはあなたと別れるのが怖くて
本音を言えなかった

あたしはあなたと別れるのが怖くて
ず ....
ぼくのパソコンが
モロウィルスに
感染してしまった

ウイルス越しに
見える世界は
 ....
夕方に飲む
グラス一杯の梅酒
今日も色々あった
人に感動を与える

友人とのカラオケ二件
 ....
ナベダ。と、いえば白菜
椎茸と人参、牡蠣も好いし
牡丹肉も好い、
豚でも鶏でも好いけど
鴨が ....
ねえ、あなた、
あたしの世界は紙でできているのです。
うすっぺらな、もろい、紙、
吹けば飛ぶ、 ....
朝夕、ゲロゲロ唱える祈りの声が隣近所から
いや、TVをつけてもあちこちの局で
流される多種多様な ....
何度も書いてきたのですりきれて穴が開きそうになってきたが、私は悪人になりたいのだ。それも大嘘つきの大 .... たくさんの、紙の集まり。

ただ、それだけ。

ただ、好きなだけ。

傍に居たいのに。

心が痛いんだ。

痛みを無くすためには、

”居なくなるコト。”
 ....


もっと自由な筆先
四千七百枚の絵画
その内二十三枚が
君の情景ならいい

土に腐蝕 ....
逃げたいけれど逃げない。
叫びたいけれど叫ばない。
怒りたいけれど怒らない。
悔しいけれど悔し ....
窓がうっすらとくもり
秋はいつの間にか冬に変わる
抱き合ったままの僕らは
足の冷たさを暖め合う ....
昨日の夕方、
仕事帰り、

改札を出て
エスカレーターを降りたら
店がなくなっていた。
 ....
キスしよう
キスしよう
世界で一番長く
世界で一番いやらしく
キスしよう
キスしよう
舌 ....
百万本の薔薇
咲きほこっている
そう言ったところで
それが造花であることをあなたは知らない
 ....




あるところに男と女がいて
であって 好きあって
子供ができて 家庭を持った

 ....
季節外れの海辺に残されたものは
一夏の甘い恋物語
青春時代最後の思い出
そんな綺麗なもの ....
夕暮れの街
昔のカレーの匂い
遠い日の記憶
お母ちゃん
 夕暮れの会談に鶯が啼き
 太陽は別れを宣告した。
 私たちは、失いかけた腕のすき間から
 明 ....

  やさしさと、            
  いつも呼んでいた
  傷つきやすいその心を
 ....
庭に出て
古ぼけたピンク色の
ベビーバスに
ホースで水を流しこむ

赤い金魚が二匹
水の ....
パンの耳をもった女の子と
耳のパンをもった男の子が
出会い頭にぶつかった
バスケットの中身は
 ....

どんなに長く電子メールを送信しても
恋人は七文字程度しか
返信してくれないのである
業を ....
君のカタチを絵にすることから始めたい
その眼差しを引き受けることもしてみたい

新宿の庭で踊り ....

ほつれた糸はよるをゆく

いつか
余裕をうしなえば
たやすく降られてしまうから
どの肩 ....



言い訳は「ほんとうのわたし」がします





冷たい朝が始まる
身が引き締まる
同時に
心も引き締まる
北の窓がかたい
冬の朝にふさわし ....
「恋人よ」

(心はついに言葉をこえないのか
他の誰にも開くことのない僕の難解な心は
唯 ....






「螺子を一本抜いておきました。」

きみが夕べ、
夢でそういったので、 ....






閉じこめている。

憶えているのは、
十三階を過ぎてすぐ。
足下の地 ....






怪我をした。

硝子の破片を拾っていて、
怪我をしてしまった。
切れ ....
七人の敵
なんて
たいしたこと ない
きっと
把になっても
勝てや しない

ただいま ....
ヒュルリ、季節が流れていきます。
漂流する矜持は、目的の意味を測りかねています。
留まらなくなり ....
毎晩同じ時間の月曜日に君はいつもくる
可愛い可愛い僕の君
サディスティックに酔いしれて絶頂を迎え ....
 うなだれた灰色の雲の下
 俺達の生活がベルトコンベアのように
 流れて来て流れて行く
 春を ....






ラジヲが壊れている。

夕べ壊れた。
村にひとつだけしかないラ ....
火星と木星の
間の小惑星で君に会いたい

そしてそこから
地球を見たい

地球はどんなに ....
あなたに手紙を書きます。


窓枠に残った蝉の脱殻が 
妖しく光ったような気がして、
不吉 ....
世の中に横行する
様々な言説
人はそれぞれの物語を
生きている


星はまたたいて
 ....
ある日スゥジーのパパが
おませなスゥジーに尋ねた


― スゥジーは大きくなったら何になりた ....

夢を見る

それはとても悲しく優しい歌と出会い

優しさと悲しみと

一夜の出 ....

無くした物は取り戻せない
過去は振り向けても後ろ歩きはできない

もう捨てたはずの過 ....

夜は私の心を切なくする

特に今日は雨降る夜

止め処無く流れ落ちる雫は
無情 ....
此処までずっと歩いてきたけど
なんだか一休みしたくなって
夕陽ヶ丘のベンチに腰掛けて
刻 ....
もしかしたら「私は詩人ではない」とおっしゃる方もおられましょうから、「詩人かもしれない」と書きました .... 私は薄い橙と白をちりばめた花束を買い
今日も此処で貴方を想う
数年前のあの日バスから降りてきた貴 ....
喉が嗄れるまで歌って

くらくらまわる月曜日

まるで女王の行進曲は

朝の酒場の泣き声 ....
谷間は
大きく深くて
ゴールは向こう側だ
なものだから
俺は
谷間を覗きこんでは
足を震 ....
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2006年12月19日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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ヒュルリ・シーズンブルース瀬戸...自由詩4*06-12-19 2:36
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たとえ小さな街の片隅でも山崎 風雅自由詩706-12-19 2:18
「 こわちたのひとつめ。 」PULL.自由詩4*06-12-19 1:28
断片渡辺亘自由詩3*06-12-19 1:24
朝のできごと印刷屋自由詩206-12-19 1:07
時の環渡辺亘自由詩2*06-12-19 1:07
*スゥジーとパパの初ゲンカ知風自由詩2*06-12-19 1:06
「夢の中のあなた」Taka★H...自由詩006-12-19 1:03
「無くした物、亡くした者」自由詩006-12-19 0:59
「冬の雨空」自由詩106-12-19 0:58
夕陽ヶ丘1486 1...自由詩3*06-12-19 0:49
繊細で心優しい、詩人かもしれないみなさんへ佐々宝砂散文(批評...10+*06-12-19 0:28
この場所で茉莉香自由詩406-12-19 0:11
シロクマリアル鳥獲自由詩0*06-12-19 0:08
深淵よりも高く跳べ煙と工場自由詩206-12-19 0:06

加筆訂正:
Christmas Song/恋月 ぴの[23:12]
ちょっと加筆してみました^^
廃船——夜明けのとき  デッサン/前田ふむふむ[19:20]
若干の修正
大人たちへの手紙/構造[00:29]
(B)追記
71rows, 1.07sec.