深夜のオフィス街
ライトアップされた鉦鼓楼
闇をつないだしゃぼんだま
淡い黄金色
フルー ....
あなたの花開くようなお口へ
鈴の音の鳴る金のスプーンに
一さじの杏ジャムを載せて
含ませた ....
このナミダは
可愛がってくれたあなたのため
生まれ変わったら
私また
逢いに来る
....
よっぱらって 詩を
かけなかった
まっさおな いいわけ
色彩論では
まっかな 嘘である
....
五月の青い闇の中
私はか細い少年になり
夢の迷路へ踏み入った
白いうな ....
冬の青空を
鳥が飛んでゆく
まっすぐに
きりっとした冬の翼で
空を切ってゆく
何もない ....
時折、死んだように目を伏せる君を
パラドクスを完成させた完璧な死体と思い、
その横顔に恋をし ....
欠けている
それだけで思い悩む
砂のようないのち
たとえば
ふたつの石を打ち合わせて
火を ....
果たされない約束など
交わさなければ良かった
費やした言葉が無為に過ぎ去る
遠くで手を振っ ....
歓喜は無限に
君にとってぼくはなんだいと尋ねた
無限は歓喜に
気の利いたことは言えないよ ....
もういーかい
まぁだだよ
もういーかい
まぁだだよ
もういーかい
もういーよ
....
詩とはそもそも預言の性質を持っていると、
私は考えている。過去をさぐって、未来に役
立 ....
葬儀場建設反対
という札のかかった民家
の向かいに建っている葬儀場
人生を説く有名占い師
....
友達が 死んだ
そう聞いた瞬間は 涙も出 ....
麻生深月嬢の短歌からヒントを得た連想歌です。
上が深月嬢ので下が私のです。
何してる? ....
一日を積み重ねていくと日々になる
日々を束ねていくと年月になる
年月を固めていく ....
なんで出て来るんだ
つい口をついてしまって
なんでいつも
そうなんだ
自分を守るために出 ....
目は的を眼差して
鏃は心臓を刺す
殺すのは、嘘で、悪で、醜
生かすのは、真 ....
キミのまちで火事があった
新聞買ってきた
見つからないキミの名前
ラジオの交通情報で
事 ....
孤独と背中合わせな毎日
誰もいない教室
沈みかけてる太陽が
僕の机のラクガキ
少しだけ映して ....
ひびくものなく
もとめもせずに
おなじところを
わたしはまわる
五秒 ....
たんたんと、
すき。
たんたんと、
きらい。
たんたんと、
しぬ。
たんたん ....
色を持たない水彩画のように
雨が。
数えてよ そのいくすじか
みつめてよ ....
ああ 晴れてきた
孔雀の 模倣である 傘よ
折れろ 私の手を 打て
私の手は 姦淫を 弔う
....
その夜は、どうも、ワル酔いをしちまったらしい。
おれが、あの後、ヘドをぶちまけていたことなんて ....
寒いのは嫌いだって、
冬になると毎日、恨めしそうに空を見上げる。
曇りがちな12月。
街中 ....
とりあえず、アイツをぶん殴りに行こうか。
もし、君の話が本当なら。
これほどムカついたのは久しぶ ....
この街にまだ雪は降らない
灰鼠色の空は浅い冬のまま
恋人たちの吐息や
ブランコを揺らす手に護ら ....
羽が
風を巻いている
葉から 黒から
生まれてはもどり
消えかけた輪を空に置く
....
わたしのふたつ
かくりとまわる
わたしにつもる
くちびるがおもいだ ....
なんでそこにいるのかも
忘れてしまった
世界一大きな
白いスポンジを見ている
どのくらい ....
湖心から湖畔へと
一艘の無人の白いボートが
静々と漂つて来る
寄せくる波に ....
長女{ルビ由=ゆ}{ルビ布=う}子
自由を{ルビ布=ひろ}める子と書いて
由布子
広めるどころ ....
夏のころ
あんなに青々としていた土堤が
冬のいま
こんなに茶色く染まっているよ
でも、そ ....
さらさらはらはらと降りおちてくるような
あなたの手のひら
私はそれに甘えながら
体の奥 ....
「ねえねえ、聞いて聞いて」
そう言ってくる子どもが
少なくなった
本当は聞いてほしいのに
本 ....
1.草餅か
香りなつかし
農家にて
1999年5月作
....
くすんだ街の屋根瓦を舐めまわす冬陽
デビルの酌で酔っ払うプロムナードの枯れ葉 ....
吐き出した煙を吸い込む循環
咽せながら肺を燻らす永久の始まり
大気にまみれ
モルの物差し ....
僕は何を伝えればよかったんだろうか
過去が未来を壊していくのをずっと見つめて
僕は何を伝 ....
旅慣れた人の荷物は小さいという。
わたしの鞄はぱんぱんに腫れ上がって重い。
たった一人遅れてやっ ....
すべてが止めてしまったの
お前を初めに見た瞬間
すべてのものが止めてしまったの。
時間 ....
新しき季節の感覚詠むべきか
春に入道秋は霞むぞ
月光が南の空 ....
あの頃
俺は無敵だった
虚心ではない
文字通り
俺は無敵だった
怖いものなど
何もなかっ ....
ややこしいのは得意じゃないや
僕は自慰行 ....
そういえば最近 アドバルーンを見かけない
昔はアドバルーンをよく見たような…
空にプカプ ....
音はすれども、姿は見えず。
さっきから、衣擦れの音がします。
ここへ、戻っておいで、
....
最近フェレットとか飼いたいオレは
割りにマニアなムーミン好き
ハートつけたってかまわないぜ
....
学校帰りに たむろした
自販機前を 覚えてる
学校帰りに 君と見た
夕陽に染まる 淀川 ....
先を歩く彼の
黒いコートの背中に猫の抜け毛がたくさんついて ....
夜明けが ネピア
なんちゅぅ白
なんちゅいやらしさ
ネピア
ネピア
....
いつも僕は空回り
いくら努力しても空回り
何度試しても空回り
いくら自 ....
朝になりかけた夜、
わたしは
わたしとあなた以外のすべての存在に(当然そのと ....
{引用=映写機の音がする}
彼は 人のいない小さな劇場の
古く湿った 客席に座 ....
キサマの言うところの理想が
この世にあり得る事としても
キサマが語るのは耐えられん
キ ....
麻生深月嬢の短歌から連想を受けて作った短歌です。
上が深月嬢の短歌、下が私のです。
PM1 ....
発達した地下街迷って
ぶつかった人が舌打ち
便利って後ろ暗いものですね
どうやら
モ ....
垂直式は増大にしか向かわない
小型化には
電荷が喰らい合い
口を開けて待っている
だ ....
{ルビ明日=あした}は来ない
永遠の今日を生きよう
昨日などない
永遠の今日を生きている
....
ひひょう
ひひょうって
おまえきさん
なめとんのか
ひひょう
ひひょうって
....
言葉はどこへ帰れるのだろう。
淡い憧れを乗せて放たれる矢の、狙いを定める君の手の、震え。秋が枯 ....
白月の珈琲冷まし冴ゆる夜
pale pinkの妖精が
空中で小さく輪を描いた
彼女は氷のように少しずつ溶けていく
僕は慌 ....
妄想並べたらもうsafety
あらゆるものからescapeし
言葉は今や 天国からheave ....
師走の空は高く澄んでいて
雲は静かに流れています
朝方は特に冷えて息は白くなり
凍え ....
なんとなく
冬に
寒々としたあの山を見るのはきらいで
ここに帰ってきて
あなたに
....
座席を倒し
サンドイッチに舌つづみ
ドアミラーで
OLのしり 眺めながら
午後の紅茶のの ....
胃けいれんを起こしたり
風邪を引いたりしてる間に
12月になりました。
なぜだかとても忙し ....
一筋の風が
窓の外通り過ぎる
何を乗せて行くの?
寂しさに零した涙も
打ちのめされた思い ....
2006年12月7日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
金曜日
月焦狼
未詩・独白
1*
06-12-7 23:59
ナイチンゲール
千月 話子
自由詩
18*
06-12-7 23:53
牛
うめバア
自由詩
3
06-12-7 23:33
そろもん(学術の話)
みつべえ
自由詩
3
06-12-7 23:32
色街幻想
月夜野
自由詩
18*
06-12-7 22:59
冬の翼
ぽえむ君
自由詩
11*
06-12-7 22:36
ネクロフィリア幻想
朽木 裕
自由詩
2*
06-12-7 22:33
eclipse *
岡部淳太郎
自由詩
13*
06-12-7 22:13
無月
松本 卓也
自由詩
4
06-12-7 22:03
歓喜と無限
なかがわひろ...
自由詩
2*
06-12-7 22:02
かくれんぼの思い出
えりす
未詩・独白
4*
06-12-7 21:48
わたしは、アルファであり、オメガである
杉菜 晃
散文(批評...
12*
06-12-7 21:42
見えない戦争
436
自由詩
4*
06-12-7 21:39
溢れた
愛心
自由詩
6*
06-12-7 21:38
れんそうか3
chica
短歌
3*
06-12-7 21:34
原材料は
436
自由詩
2*
06-12-7 21:18
・嘘・
はち
自由詩
5
06-12-7 21:10
『射』
しろいぬ
自由詩
4*
06-12-7 21:05
childish
水中原動機
自由詩
0
06-12-7 21:01
孤独でもここに・・・
eris
自由詩
3*
06-12-7 20:50
ノート(43Y.12・7)
木立 悟
未詩・独白
1
06-12-7 20:08
たんたん。
狠志
自由詩
2
06-12-7 19:52
色を持たない水彩画のように
藍静
自由詩
23*
06-12-7 19:35
孔雀傘
奥津 強
自由詩
2*
06-12-7 18:47
道程
わら
自由詩
5*
06-12-7 18:32
オリオン。
有邑空玖
自由詩
3*
06-12-7 18:26
責任を自分の拳に。
狠志
携帯写真+...
4
06-12-7 17:27
雪待ち草
銀猫
自由詩
21*
06-12-7 16:16
午後の息
木立 悟
自由詩
5
06-12-7 14:30
ノート(43Y.12・6)
〃
未詩・独白
4
06-12-7 14:28
スポンジ
肉食のすずめ
自由詩
4*
06-12-7 13:55
ボート
杉菜 晃
自由詩
15*
06-12-7 13:11
名前からの自由
WILLY
自由詩
3
06-12-7 13:03
土堤
〃
自由詩
4*
06-12-7 12:59
粉砂糖
ロリータ℃。
自由詩
3
06-12-7 12:28
聞いて聞いて
ぽえむ君
自由詩
11*
06-12-7 12:25
春の作品
ペポパンプ
俳句
5*
06-12-7 12:02
エチュード(十)
信天翁
自由詩
2*
06-12-7 11:28
ハードボイルド・ラブ・パンチ
なかがわひろ...
自由詩
2*
06-12-7 10:47
イデア
Kj
自由詩
0
06-12-7 10:07
旅の荷物
渦巻二三五
自由詩
8*
06-12-7 9:51
4. 永遠との出会い, ナラハナ
naranu...
自由詩
0
06-12-7 9:16
月の夜
アハウ
短歌
3*
06-12-7 8:17
高校
kei99
自由詩
0*
06-12-7 7:57
チェーン
しいこ。
自由詩
1
06-12-7 4:37
アドバルーン
〃
自由詩
5
06-12-7 4:36
夜道を裸足で
麻生瑞乃
自由詩
2*
06-12-7 4:31
ムーミン好きなオレ
知風
自由詩
3
06-12-7 4:29
故郷
chica
自由詩
7*
06-12-7 4:08
彼のこと
______...
自由詩
5*
06-12-7 3:40
ものすごく好きだ、好きすぎる
SPINOZ...
自由詩
5*
06-12-7 3:37
ハムスター
Direct...
自由詩
6*
06-12-7 3:36
髪にもぐる指
______...
自由詩
5*
06-12-7 3:07
彼の 人生
もも うさぎ
自由詩
27*
06-12-7 3:04
オレのファイナルアンサー
知風
自由詩
1
06-12-7 2:26
れんそうか2
chica
短歌
4*
06-12-7 2:17
アンダーグラウンド
藤原有絵
自由詩
4
06-12-7 2:02
いんふぉ
ねなぎ
自由詩
1
06-12-7 1:47
永遠の今日
chica
自由詩
5*
06-12-7 1:34
踏み潰された・頭・
麻生瑞乃
自由詩
1
06-12-7 1:16
落涙
霜天
自由詩
4
06-12-7 1:12
月
A-29
俳句
4*
06-12-7 1:03
淡き妄想の果てに
yukimu...
自由詩
5*
06-12-7 1:02
天国からの手紙
〃
自由詩
0*
06-12-7 1:01
師走空
海月
自由詩
8*
06-12-7 0:43
いまごろ
蒼木りん
未詩・独白
5
06-12-7 0:18
セヴンイレヴン
SPINOZ...
自由詩
4
06-12-7 0:07
2006.12.6今日は久しぶりに洗濯を外に干したよ日記
初代ドリンク...
未詩・独白
12*
06-12-7 0:06
星屑を運ぶ風
松本 卓也
自由詩
3
06-12-7 0:06
加筆訂正:
故郷
/
chica
[18:26]
>来年からは のブロックを大幅修正
彼の 人生
/
もも うさぎ
[09:24]
ちま。
彼の 人生
/
もも うさぎ
[03:10]
またちまちま。
彼の 人生
/
もも うさぎ
[03:06]
余白をちまちま。
満月
/
A-29
[01:08]
ご指摘に感謝し結句を「見えざり」から「見えず」に改めます。
69rows, 1.05sec.