いつだって それは流行りすたりで 忘れられてしまうのだ
多分 何年かの周期で
誰かが ....
くちべにがなかったので
苺ジャムを のせてみた
妖しく光るくちびるは
....
涼しくも親密な風が肌に纏う
山手通りを僕は行く
この時点でどの地点
この視点でどの次元
....
詩を書く時はほどほどに…
紅葉が近づく{ルビ樗谿=おうちだに}は
とうめいなたくさんの蛍が
言葉だけつまった
名前だけの ....
嬉しい時はにこりと微笑み
怒った時は声を荒げ
悲しい時は涙を流し
彼女達はいつも輝いていました ....
野道をアヒルが腰を振り振り歩いていた
前方に蛇が長々と寝そべっている
アヒルは気味悪がっ ....
家を出て 寒空の下に 身を晒し
凍えて思う
もうかえろう
夜の中に溶けていく
始まりの時
色褪せた時間
鼓動は静かに
空間を包む
赤いシグナルが ....
インドの山奥
謎の動物が現れ
胸を叩き威嚇して
おお暴れ
シタールの音
線香の匂いがキ ....
ビルの谷。
湿気のない風が、舗装された庭に吹く。
紅葉する桜、空に昇る息が鳴る。
タバ ....
あなたがくれた諭吉3枚で
素敵な夢をみましょう
あたしが持っている鋼の心を鏡がわりにしていいわ
....
ひとつの星が
ひとつかみの曇を引き連れてゆく
定まらぬ夜の噴水
戻らぬものの行方
....
夜を知らぬ服を着て
夜を歩けば
夜は増す
夜は触れる
夜は浮 ....
北朝鮮の核の脅威
明けても暮れても
テレビの報道合戦
太鼓が鳴り響く街
朝鮮戦争の作り出 ....
なんで
けいたいなんか
できたんだろう
むかしはさ
こんなのなくても
つたえあえた ....
◇寒い日
世界を圧縮したものが
新聞だ
さう信じてきた浮浪者が
新聞紙を丸めて ....
生かされている理由は、いまだ分からない
けれど
僕は、生きたいと思った
君の顔を見た
あんな近くで見たのは何年ぶりだろう
目も髪も君の肌も
変わってなかった
....
なにかが
欠けている
なにかが
足らない
あれだという
目星はついてい ....
{引用=
花の種を撒くように
あなたはゆっくりと回転する
スカートが揺らめき
....
ただそこにいる
それが許されない存在は
どこにも存在しない
どこにも存在してはならない
....
野外でパンツを脱いだり
おしっこをしたり
おっぱいを出したりする様な
女の子が好きになった
....
心臓の音が滞空時間を刻む
私園の片隅から色とりどりの風船湧く
にまいばのあいだとおってか ....
秋風に 吹かれて光る くもの巣に
いちばん星が 捕まっている
セトウチジャクチョウ!虫の名前。
メソポタミア!テレビに出てる眼鏡かけた外人の名前。
トランスフ ....
眠れない夜を眠れば
朝もくる
おまえらも
口惜しかったら
カブトムシ喰ってみろ
猫出せば秋の光の入りけり
今君は何をしてるの?
同じ月も見られない
半日遅れで太陽を眺めて
キミの事を思ってはうつむく
....
おみおつけ と言う言葉を
何人の若者が使うのだろう
ふえる乾燥わかめを使いこなせない
おば ....
たいように
近づきすぎた
もっともっとと
腕を伸ばしすぎて
立場をわきまえずに ....
光を見た
可能性も
道も
未知数で
....
人に認めてもらうことは、
難しい
自分に認めてもらうことは、
もっと難しい
涙がぽろぽろこぼれます
真赤にそまった傷口からは
血がぽたぽたとながれます
青ざめ ....
ちせつな
言葉からつむぐ愛が
どっかへ行ってしまうのと同じように
明日から
せかいは
....
なかなかに成すべきことは成し難し外へ出ずべし犬と{ルビ蝙蝠=こうもり}
彼女のところからの帰り道
見送ってくれた彼女が目を輝かせた
「見て、あの星!」
....
簡潔に語れば
それで済むのかもしれない
脳みそか声帯か心か
何かがそれを拒絶する
....
高邁な思想なんていらないの。
私は明日もカナエちゃんと遊べたらいいし
三輪車が今日みたいに滑らか ....
秋風に揺られ
無数に実りゆく
夜の小さい太陽達
今にも落ちそうな実に
枝はしな ....
いつか誰もいなくなってしまう
そんな気がする それでいいよ
涙がでた もう誰も僕に触れてはく ....
酔芙蓉 内に秘めたる 想い告げ
なぜかゴマだれがなくて
フレンチかけて、たべた
ファミリーマートのドレッシングはよく品 ....
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