一つ
二つ
数えながら歩いている

わらった わらった
影を数えている

花火の影が網 ....
もどかしいフリした
トガゲの仕草でいても

黒光りしたその目がぶれてないから
すぐに分 ....
光る携帯のディスプレイに突然
あたしは眩しい{ルビ太陽=ひ}の{ルビ下=した}にトリップ
懐かし ....
ある日、黒頭巾ちゃんは、傷心の赤頭巾ちゃんを連れて、お出かけすることにしました。
おおかみとのこと ....
ゼブラフィッシュとの相似について考えていた

それは一種のひらめきにも似た苦悩
わずかな鼓動に ....
ゴージャスなイタリア製のブーツ履いて
電車に乗り遅れまいと走ったときに

ヒールが折れて

 ....


太った男の人が
日向で陽の光を浴びて
まだ少しずつ
太っている
やがて坂道経由の犬が ....
月と太陽


 
 どこで生まれたのとむすめに聞くと
 ここ、
 と指さすのは居間の床
 ....
季節にはまるで関係のない温度に
振り回されていた僕は

全てを吐き出せる場所を
作るこ ....

だんだん
思い出せなくなるよ

言葉も

カタチも

感情も

夜が
流れは ....

雨上がりの朝の三田口広場でタバコを吸いながら
羽を膨らませて丸々と太った鳩たちを眺めていた  ....
電気を消した夜の部屋を
久しぶりに歩いて みるまで
暗がりでは物が見えないことを
忘れていた
 ....
ふとんの中は悲しみの雨
既に日付は変わる
 枯れた目
 枯れた声
 枯れた恋

明日明後 ....


ビニールの中
息で

つっぱらせた
よつ足 

窒息する前
吹き込んだものに
 ....
昔々 おばあさんなどと 呼んでたが 今ならきっと刺されるぞ

砂浜で ひとり貝を耳にあて ロマン ....
たぶん

「疲れた」という言葉を使いはじめてから
ずっと私は疲れてるんだろう
「疲れた」とい ....

 人生劇場の一幕が降り

 もうろうとした幸せの中で

 一つの赤い炎が燃え上がった
 ....
ここは寒いから

そろそろ家に戻りましょう

そう言って肩を抱いた


あなたの手が触 ....
必然的に 君の名前を筆画まで刻み込み
それから
誰も辿り着くことのない君だけのアウトラインを見つ ....

貴方の瞳があまりにも
澄んだ色をしているから 
向かいあうと俯いてしまって
貴方の爪先 ....
朧月が泣く夜
カメラごしに見た光ではなく
自分の目で感じた景色

漆黒の中に浮かぶ
オレン ....
「権力」は相対的に弱い者しか気付かない。 一切を狂わせるのは、誰もが大好きで大嫌いな、「権力」しかない。 それがそっけなく、冷たく非情に聞こえる程、あなたにとって痛いのであり、価値があり、
その価値が、あ ....
塵となって キラキラとする波のうえに
ただひとつの渦が生まれたとして
彼の名を ブラックホールと ....
 
人の世の辛酸を嘗め尽くした彼は
長い放浪の旅に出た
廃墟となった都市の地下に埋もれた
 ....
君の膝枕に乗って
大きな海の幸せに

よぉぉそろ―

眼前の大海原には
すごく巨大なイカ ....
真っ青な空が広がる秋晴れの日
息絶えた老婆は白い{ルビ棺桶=かんおけ}に{ルビ蓋=ふた}をされ
 ....




曇のなかで
ねじれる光
灰に 銀に
尽きることのない色に
池を隠す雪の上
 ....
公園の中で季節を売る老人が

樫の木のベンチにぽつんと座って

売れ残った夏を鳩に投げつけて ....
影を切り絵にする
凍てつく月夜


わたしの秘めた暗闇を
湿っ ....
君は、それらをすべて「欲望」と呼んだ




欲望ってなに?


欲望のない人なんて ....

 想いが重なるスクランブル交差点
 さまざまな人がいろんなベクトルを放つ

 まじりあって ....
 悲しみのうちに少女がいた
 少女はなにも語らない
 その少女の秋が終わろうとしている

  ....
いとしいひとよ

顔が見えずとも

声がきこえずとも

跡形がなくなったとしても

 ....
視線をゆきます。

ひっそりとした
鋭角な色のない
告白にも似た存在の道

とぎすまされ ....
 夜、仕事の帰りに川沿いにある歩道へと足を向けた。
右には車の通る大きな橋が見え、
左には山を背 ....
宇宙は極上に澄んでいます。

美しい漆黒に漂う、

つやつやした青色の星は

エイリアン ....
会いたいと訪ねられても
指先に止まることさえ許されなくって
いつだって
危うげに空を舞う
今 ....
今まで愛しいと思って私はあなたに尽くしてきた
そのメールを見るまでは・・・

私以外の人との意 ....
ぬけがら ぬけがら わたしはぬけがら
くしゃっとするのもかんたんでしょう?
買い物袋くるくる回したら
ちょっとイカシタ気持ちがして
叩き付けてキンモクセイに
なんか不良
 ....
テーブルの上にはみかんが乗っているだろう。
そのみかんの皮は少しだけ水分が失われているだろう。
 ....
空耳に振り向いた

君の声
に 似ている声

君の話し方
に 似ている話し方

思わ ....
今日は昼から雨が酷かった。

それに比例して頭痛も激しく、息苦しくなってわたしは小さく咳き込んだ ....
長い長い人生だもん
迷う事だってあるでしょう
たとえ{ルビ人生=みち}に迷ったって
私には進む ....
 
  
 
 
  ike から見上げれば、それは緑に囲まれて丸く浮かんでいるように見える ....
たまにヘコむんだ

たまに落ち込むんだ

たまにはしゃぎたくなるんだ

たまにどうでもよ ....
でんき星 せがむ 木綿の

笑われて 愛 苦しい
曲がれぬ カーブ 
目で すべらせて

 ....
前日 Home 翌日
2005年10月18日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花火佐藤伊織自由詩5*05-10-18 23:51
ゲーム松本 涼自由詩0*05-10-18 23:32
迷走スイッチバックあめ自由詩205-10-18 23:32
銀ぎつねさんのお店チアーヌ散文(批評...3*05-10-18 23:29
ゼブラフィッシュの遺伝子たかぼ自由詩3+05-10-18 23:28
靴の詩むらさき自由詩1*05-10-18 23:22
小詩集「書置き」(七十一〜八十)たもつ自由詩1605-10-18 23:20
月と太陽さかな自由詩505-10-18 23:17
松本 涼未詩・独白4*05-10-18 23:06
記憶ゆり自由詩105-10-18 23:02
松本 涼自由詩0*05-10-18 22:56
泥沼夜眠離自由詩005-10-18 22:46
永久の医者いとやん自由詩1*05-10-18 22:43
キリンの浮き輪砂木自由詩8*05-10-18 22:43
くらべ(2)よりこ短歌105-10-18 22:41
誰か剥いてくれ蒼木りん未詩・独白405-10-18 22:24
欲望の赤い炎炭本 樹宏自由詩005-10-18 22:23
10月の風はゆきお自由詩005-10-18 22:16
可視光の下僕(しもべ)吉岡孝次自由詩005-10-18 22:02
片想い落合朱美自由詩14*05-10-18 21:51
七時五分前ことは自由詩1*05-10-18 20:34
格言6汰介未詩・独白205-10-18 20:23
格言5未詩・独白005-10-18 20:21
格言4未詩・独白105-10-18 20:17
ブラックホールダウン仲本いすら自由詩1*05-10-18 19:51
KUGUTUまどろむ海月自由詩005-10-18 19:49
無敵の航海士第二次テーブ...自由詩205-10-18 19:40
枯葉の散る頃服部 剛自由詩11+*05-10-18 19:00
凍空木立 悟自由詩705-10-18 17:56
色相環相馬四弦自由詩2*05-10-18 17:50
月を見たかたりぽん(大...携帯写真+...15*05-10-18 15:33
欲望Honest...自由詩1*05-10-18 14:59
スクランブル交差点炭本 樹宏自由詩205-10-18 13:08
揺れるだけ自由詩505-10-18 12:44
いとしいひとよ逢坂桜携帯写真+...5*05-10-18 12:30
こしごえ自由詩15*05-10-18 11:20
一輪の花と共に…自由詩0*05-10-18 8:12
細胞宇宙ブルース瀬戸...自由詩405-10-18 7:32
おとづれ ひより未詩・独白6*05-10-18 5:47
あなたへsaya自由詩1*05-10-18 5:07
ぬけがらCl自由詩205-10-18 3:12
Hotel Mama(feat超青春)第二次テーブ...自由詩205-10-18 2:29
予言大小島自由詩1*05-10-18 1:30
残像(三)薬本 祝人自由詩005-10-18 1:12
白は傷を残す椿青未詩・独白005-10-18 1:12
迷子徒歩5分自由詩205-10-18 1:01
渡邉建志自由詩2*05-10-18 0:54
気分おせんち自由詩1*05-10-18 0:08
トン ピン シャン砂木自由詩4*05-10-18 0:02

加筆訂正:
迷走スイッチバック/あめ[23:43]
ルビの追加と改行調整・・・
いとしいひとよ/逢坂桜[21:07]
最後、変えました。
揺れるだけ/炭本 樹宏[17:00]
全面的にしゅうせいしました
いとしいひとよ/逢坂桜[12:37]
若干の加筆修正あり。
49rows, 1.06sec.