四肢を取り外し
自己を二重化し
病を重複化し
抗うように鎮座し
生なき性を加速し
象徴の根 ....
港を背に
路地を抜けると
山の中腹に向かって
道は登っていく
海からの
北風を受けて
枯 ....


世界のフィーリングで今ぼくは奇跡


よく聞いてよ星のくしゃみを


ためいきが ....
まん丸なオレンジ満月
三日月の横顔が欲しい
涙100粒流しても
汗を1000粒流しても  ....
夏の夜、一日だけ会うことを許されたふたり

ほんとは毎日会ってるの

触れ合えないだけで
 ....
私の瞳は閉じていた
あいているのに閉じていた
少し痛いと思った時
まぶたを閉じてみて気が付いた ....
はみ出したくないのにはみ出してしまった
街に弾かれてビルに突き飛ばされた
信号機が笑った
声を ....
平気な顔で煙草を吹かせば
ほら、もう大丈夫
私は私で支えているし
あなたなんて目の前から消えて ....
私の忘れてしまったことばが明かりを照らす

見えてくる

見えてくる

見えてしまう
 ....
明日の朝も僕は
バスの後部座席に重い腰を下ろしては
昨日のメールで君が励ましてくれた言葉を思い出 ....
弱気の虫がうじうじと
しめった胸の内に這っていたので
気分を変えようと散歩に出かけた

公園 ....
こどもたちは でかけたから
ふたりで ひきこもり
ちちくりあいましょう
さんかくもくばにのって ....
魂の一粒を失ったひ
そらがうみを吸収した
愛したそらも愛したうみも
愛の意味も変わり果てたのに ....
土砂降りの雨の中を
黄色い車に乗って走る

そんな夢を見た

助手席には
見知らぬ女がぐ ....
鴉よ
飛び立つがいい
夜明けの街の
淀んだ空気を吹き飛ばして
飛べ
稲妻の如く
ミサイル ....

ねぇ、アリス
貴女が居なくなっても
この世界は続くと思っているでしょう

ここは 
た ....
へっどふぉんの向こうで

  誰かがどれかを詠っているけど

       猫はそれを聞き分 ....
そのむかし、「キャノンボール」というオールスター総出演の大バカなカーアクション映画があって、バカにし .... 真夜中にみみつる象の王国
四色ボールペンで印をする巨象と
一列に並び期待する小象

真夜中に ....



無数のソーダ水の泡が
ソーダ水から夏へ飛び立つ
そのときの一頻りの冷たい破裂音を
 ....

冷蔵庫のスイッチを切るとき
すこしくすぐったくて
おにいちゃんの足音を 耳に返していた
今 ....
枯れた花に心奪われて立ち止まる  あの時の君の掠れた笑い声

キスが下手なわけじゃないんだ  本 ....
かけおりた坂道のおわりには
ボーダー柄の、夏が
波のような顔をして
手をふっていた


 ....
君の制服は
まるで脱ぐために存在していたかのように
フローリングの床に

君はほとんど
命 ....
入院してる友達のために折ってるのと
その子はちょっと淋しそうに

鶴を折っていました

そ ....

いま泣いたら
なぜかもう二度と
笑えなくなるような

そんな気がしたから
空に向かって ....
私の獏は夢を食べない

捨て獏だったからかしら
母乳で育たなかったからかしら
理由はわからな ....
N大学病院の暗い廊下
名前を呼ばれるまで
俺は硬いベンチにじっと座る
ある種の臭いが辺りに漂う ....

自分で自分が保てないとき
ベッドの中で
ヘッドフォンつけた魚になる


音は内壁を舐め ....
固まる。
人々の微笑み。
固まる。固まっている夕景。
人々の微笑み。とうの昔に固まっている。
 ....
君の優しさが痛いくらいうれしくて
君の言葉が胸に心地よく響いて
君の声が心のそこに響いて
幸せ ....
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2005年7月3日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ベルメールの人形紫音自由詩1*05-7-3 23:48
連絡船・函館たりぽん(大...未詩・独白3*05-7-3 23:25
人魚学科ピッピ川柳705-7-3 23:23
ミルキーウェイ・ポイズン魚骨堂自由詩005-7-3 22:39
一年にいちど、触れ合えるのなら。兎乃 しずる自由詩005-7-3 22:32
谷間の百合葵 悠貴自由詩1*05-7-3 22:17
Sound Of Shout(Shout Of Spice Girl)虹村 凌未詩・独白005-7-3 22:12
けむりのせいで無知アコ自由詩1*05-7-3 22:06
無題mayaco未詩・独白105-7-3 21:55
天の川に架かる橋の上で服部 剛自由詩5*05-7-3 21:36
木陰のひととき自由詩3*05-7-3 21:35
そろもん(大人の話)みつべえ自由詩405-7-3 20:58
魂の残りの粒第2の地球未詩・独白705-7-3 18:54
黄色い車大覚アキラ自由詩305-7-3 18:16
稲妻鴉自由詩005-7-3 18:15
不思議の国のアリス千波 一也自由詩16*05-7-3 17:32
転寝とまとろんでかぜきり自由詩0*05-7-3 15:36
スーパーガールはキャノンボールで死霊と盆踊り佐々宝砂散文(批評...805-7-3 15:21
象みみつる魚骨堂自由詩205-7-3 15:13
A道化自由詩2405-7-3 11:52
渡り鳥はな 自由詩10*05-7-3 11:34
暮れかけた恋の雨女短歌205-7-3 9:43
空の底望月 ゆき自由詩49*05-7-3 9:01
朝のニュースと君の制服haniwa自由詩2*05-7-3 8:46
千羽鶴ベンジャミン自由詩67*05-7-3 7:22
まひるの嘘落合朱美自由詩12*05-7-3 1:38
偏食自由詩21*05-7-3 1:36
死診恋月 ぴの未詩・独白3*05-7-3 0:49
ベッドではねる魚蜜 花自由詩5*05-7-3 0:31
傾いた景色捨て彦自由詩105-7-3 0:16
君を思うしあわせ兎乃 しずる自由詩105-7-3 0:16

加筆訂正:
透き間にゆらめき/半知半能[20:40]
改行、空白、言葉を調整 この詩程修正を加えてる詩はないかも
転寝とまとろんで/かぜきり[16:52]
題を少々変更
気楽な祈り/ヤギ[11:20]
第四連六行目「送りながら」に変更
死診/恋月 ぴの[00:55]
次の臭いの説明を行うので、ある種と変更しました
死診/恋月 ぴの[00:54]
る、ると行の終わりがつづくのは気分的に良くないので修正しました
31rows, 1.02sec.