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つゆやみの夜
降りしきる蛙の鳴き声
このたくさんの鳴き声の中にも
さみしい蛙はいるのです

呼ばれているような気がして
サンダルを履いて庭に出てみると
蛙の鳴き声が辺りを包みます
白い ....
しおが
まあるく
みちてくるのは
ぼくらのからだに
きざまれたひつぜんだ。

しおが
まっくらに
ひいてゆくのは
かぜがおしえる
このほしのぱずるだ。

このほしとつきとのなぞ ....
からころと音のする
そんな欠片が散らばっていて
拾い上げると色とりどり
思い思いに光を反射している

広い砂浜
両手を広げても足りない
誰もいない静けさは
ただ波音を響かせる


 ....
土曜日の朝
うすぐもりの駐車場

ねこ が
けむくじゃらの腹をだして
大の字で 寝ている

ねこすけ

尊敬の念をこめて
そう 名づけよう

まるで 王様の余裕

僕ら ....
そうですね

いってみる

そうですね そうですね
そう かもしれません
そう いう考え方もあるかもしれません
そう いうものの見方は
ほんとうは
かなしくは ないですか

 ....
ぷよぷよ頭のシロイルカや
花火のようなくらげをみて
三人でおおきなアイスクリームを食べても
小さな女の子はそっぽを向いたまま
だから水族館から海へ向かう砂浜は
お母さんと君だけで歩いて行った ....
三保神社前の土産店で
ママカリを干したのを
またもらった

いわしと一緒に取れるのを
ついでに干しただけだから
いつも無料だ
なにか他の魚を買ってくれ
と言う

竹で編んだ手籠と
 ....
こむさんの自由詩おすすめリスト(217)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
つゆやみの夜- ワタナベ自由詩20*04-6-8
うみのぱずる- 草野大悟自由詩7*04-6-4
からころ- 霜天自由詩2104-5-20
ねこすけ- 月音自由詩304-5-18
ことわり- 月音自由詩1404-5-14
子供の日- まんぼう自由詩604-4-16
干しママカリの南蛮漬けの造り方- まんぼう自由詩6*04-2-19

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