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まああれだ、ともあれこれだ
とりあえずまあそれだ、それでいいじゃないか
美味しいラーメンを食べるのもそれはそれで好しとしてさ
とりあえずまあ美味しいラーメンを全力で投げ飛ばそうや

キミの変 ....
かつて まつげに
マッチ三本載せてみせた
少女は
そこへ
小さな蒲萄を
たわわに実らせたという

おとぎ話は
完結してからのほうが
むしろ真実だったりする

まばたきのたびに
 ....
ぼんやりと公園を歩く
私は暑さの中で 
木陰で涼んでいる人を見る
そんな私が今日もいた
今日は来なかった
友達は 疲れているらしかった
というよりも
もう ずいぶん会っていない
私は  ....
すいません
ご指摘の通り
私のホームページは
インターネット検索で
「宮沢賢治 詩」と
入れれば出て来ます

小説「カネの又三郎」では
宮沢賢治になりきって
世相を批判しています
 ....
きみの夢は軽いけれどもきみは重い
人間ひとりってたいそうな荷物だ

きみを背負うには僕がかぎりなくかるくなければならない

すべてのものをかかえて吊り橋は容易には渡れないものだろう

僕 ....
線路がつづく理由について
かがやかせる目には、とおくうつる夕日
あなたのものでもないようにわたしのものでもないよ。
虹がきれいすぎて過ぎ去った雨とか
誰かを知ることが傷つくこと ....
此処にいるという現象にはとてもかなわない
誰かがみている白日夢なのか
ぼくにはわからない
痛みと甘さの波動のせめぎあいに
涙を流し
笑い
静かに伏せる
いのちの不思議
花を抱き
人々 ....
ガツンと言ってやればよかったのよ
笑ったメイちゃんが
大ゲンカしたことをケロっと忘れて
ジョッキを勢いよくあけて
店員の圧力で
女二人の飲み会は
予想通りぼっちで終了

駅まで続く ....
砂を両手でギュッと握ります
ハートの形になります
ていねいに持たないと
パラパラと崩れてしまいます

砂をギュッと握ったのはカミサマです
このハートをね
シワ ....
人差し指を
口に押し当てて
シッというポーズをした

サイレンサーで
撃ち抜かれたような
痺れがきた

午後の図書館 
今日はひとまず安眠しよう
ため息がひんやりとわたしをなだめる
もう十回読んだ小説はくたびれ
わたし自身と甚平もくたびれ
うながすようにクーラーが冷たい風をはきだす

見事なくらい夏は涼しい ....
昆虫採集の一団が
帰ってきた
今日は夏休み自然教室

予定の時間をはるかに過ぎ
バッタみたいに跳ねて
バスから次々おりてくる子ども達
汗だくの引率者が言うには
みんなそれぞれお目当ての ....
それガチじゃん
ってミサキちゃんは
抹茶シェイクのストローをくわえたまま
モゴモゴ言った

小学生でも
今どきそんな初恋しないし
ってからかわれて
気が楽になった
って
イヤイヤイ ....
安売りをしていたので
星をひとつ買った
命名権付きということで
相応しい名前を小一時間考え
以前飼っていた犬の名前をつけた

部屋の電気を消すと星は仄かに瞬いて
偽物みたいに綺麗だ ....
グルーヴをください、グルーヴを
大事なこととそうでないものとを
一緒に放り込んでグルグル回して
全部大事なことにしてしまいたい。

グルーヴをください、グルーヴを
優しいウソで足腰が鍛えら ....
周りを見渡すと数々の光が見える
例えば、
太陽
例えば、

例えば、
子供の笑い声

君が笑顔で会釈する
長い髪を耳にかける

黄色いボールが
青空に吸い込まれる
それを追 ....
海がもしも優しくするって約束してくれたら
あたしは沈没してもいい
船になる
すべての昨日が置き去りだ
剥いだ蒲団は生暖かい

申し訳ないではない
悔しいではない
可哀想ではない

申し訳ないしかない
悔しいしかない
可哀想しかない

言葉の生む貧しさよ
 ....
わたしは確実に積み重ねていく一歩一歩よりも
どこからジャンプしたのかわからなくなるくらい
高く飛べる魔法がほしい
 カーテンを開けてしまった朝を
 取り戻すことは誰にもできない
 パジャマのままポケットもなくて
 何の準備もせずに外に出かけられたらいい
 私があなたに手紙を書けたのなら
 ポストを探すた ....
人指し指
中指の息
硝子の欠片
それぞれの目に
異なる子のうた


うなじから背へ
ひろがる岩
空へ還る痛み
怒り 苛立ち
羽から心へ過ぎてゆくふるえ

 ....
洋楽の歌詞を日本語に訳したみたいな
とても洗練されているけれど実在しない生活の話をしよう

朝が来てやけに真っ白な部屋
だれかが一晩眠ったとは思えないほど整ったベッドのなか
そばでまだ君が眠 ....
いっそ
海の泡になりたいと思う
宇宙の塵になりたいと思う
風の粒子になりたいと思う

透明で音もなく 時間さえ遠く
人々に忘れ去られ
柔らかな光だけに包まれ
悲しみも憎しみも、笑顔さえ ....
淡い光の中のライト・ブルー
誰もいない湖はピーコック・ブルー
風にそよぐ花サルビア・ブルー
静かに揺れたミント・ブルー

あの広い空はスカイ・ブルー
雲の流れるままにセルリアン・ブルー
 ....
席を譲りあううちに終点 意味あり気にゆっくり沈む
巨大で感傷的なひかり
あれは詩ですか?
いいえ、
夕暮れです
毎日違う角度で訪れる夕暮れです。

公園の隅で地面に寝ている
赤や黄色
あれは詩ですか?
い ....
オバケ同士で驚きあっている いちばん高いまんなかのところで
ぼくたちは見ようとしていた
うすくあでやかな冬いろのいとが
ほろほろうねって逆さまに
暗号のようにふってゆくのを
ぼくはぼくたちはみたかった
みたがった
 ....
甘いスープを食べるみたいなしあわせを
夢に見ていた電車の中
石の部屋の隅 寝っころがって
三文芝居のヴィジョンを聴いて
薄れゆく触覚を よろこびと覚えたら
現実は
まるでプールの日の子ども ....
 
見えている未来に うんざりし

見えない未来に 不安を覚える

どちらも本当ではないのにね



 
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