すべてのおすすめ
青い
申し分ない青さだ
今日も大気は健在だ
まるで成層圏にいるかのように
青い
東に配し 春の色
青春なり
【おしまいの彩り】
るるりら
胸が焼けただれるような思いが ある
たとえば 死の足音におびえ すすり泣く声
黒点が太陽の灼熱を際立たせるように
終ら ....
冷たい雨つぶ
まいにち続く忘年会
たぶんそんな連中だろう
理由などない
暇なわけでもない
そうやって万が一の時の為に生きているのだ
それぞれべつべつの連中と
いくにちも繰り返すのだろう ....
あんなにお腹がすいてたのに
ラーメンすこし食べたらいっぱいなった
たすけて
たすけて
鼻血でた
たすけて
たすけて
声聞けた
ふたりで頼めばちょうどいい
あと3種類くらいかるく食べれ ....
高いところから何見てるのだろう
駿河湾の先の太平洋か
あの高さなら
地球の丸さはわかるだろうね
さすがに
僕のことはわからないだろうな
小学生のころ
朝起きたら
遠くて近い
そいつをベランダに探した
そいつのうえ見上げると
月がのこっていた
歯がぐらぐらしている
あの頃こどもの歯がよく抜けた
あんまり抜けるもんだから
....
【オータムポエム】
人の本心なんて
点滅し続け点描画のようなもの
ひとつひとつの点は 真摯に刻印された 思いだとしても
鳥が ときどき啄んで
さらってゆくから だれにもわから ....
白い清冽
白い唐突
あらわれる
あらわれる
うごかない
有限時間の
そのリレー
まるで無限の
富士山さんに
見られている
見られている
遠景の
極小の
原始の
まなこ
....
階段によりかかる
壁がつめたかった
壁がつめたかった
それが気持ちいい
祈るように見つめる
祈り見つめる
いい気分で眺めてるかな
煩わされることなんて
いっさい霧散してるかな
祈り見 ....
交番のまえ銀杏あり
悲しみ抜けおち
この透明は涼やかだ
悲しみなくなりゃ
いのちも透ける
おばちゃん怒れば
バイトもびびる
のぞいて見えるよ
内に秘めたもの
のぞいて見えるよ
....
【古非のぷろぺらぺら】
寄る辺なき人を包む卵白は
光を まだしらないから 蔭も しらない
光に かざすと 水路のように やさしい
血管は だれの目からも 守られている
けれど あなたは ....
雲っこひとつない空
だんだんろうそく
涼しい木々のお湿り
バイクで気持ちよく下れ
お気に入り銭湯まで下れ
あぶない言わない
マイナスはいやだ
まもられてるから
運つよそうだから
....
あっちの銀杏は黄色いぞ
まだ汚れていない光だから
黄色い葉っぱの影にゆこう
午前の大気は清冽だから
黄色い銀杏の真下にゆこう
ミセストランポリン
普通に働いている
無愛想に朝早くから
....
戦後しばらく
人蕩らしとも言うべき論客たちが
哲学や宗教をざっくばらんに面白おかしく
ときには涙や蹉跌をもって聴衆に語りかけていた
人心の覚醒や変革を目指したそれらは
夢や幻、暇つぶしではな ....
こんな色をして
みんなのためにがんばっている
すみのほうでおどけた顔している
こんな色をして
そこにいないひとのことを想い
胸をいためてはまた
きみはみんなのことを想っている
きみのい ....
素人の陶芸は草野球のようなものだ
少ない引き出しで挨拶をする
ある日ある会合のぼくのようなものだ
だからこそ
不器用な手跡足跡が愛おしくもある
だからこそ
まだ洗練されていないこころがあ ....
トトロと言えば魅力的なキャラクターが多数登場するが
中でも出色は猫バスだろう
あのインパクトはいまだに色褪せはしない
地元のまつりで今年の春は機関車トーマス+アンパンマン号が子供たちに人気だった ....
***みなさまへ
るるりらです。このたび たんなるミスで
自分のハンドルをHALUにかえてしまいました。
しばらくすると、ハンドルをもとに もどす予定でいます。
類似するハンドル ....
【そこには無が、有った】
たまった洗濯物は無かった
たまった洗い物は無かった
たまるストレスは無かった
たまったヤルセ無サは無い
不健康な食生活は無かった
不摂生 ....
またあえる
おやすみなさい
おいかける
たいふういっか
にじのそら
おはようひかり
あさのこえ
まもれているか
わからない
まもれているか
しがみつく
あなたのまうえ
そらのし ....
ついこの前
サロンで御一緒したのに
無表情で「こんにちは」をした
人見知りのあっちゅは
比留間さんに
「可愛いこが来てくれた」と
人差し指でおでこをツンと
されて
....
【つめたい てのひら】
どんなに ちいさな赤ん坊であっても
うまれながらに ちいさな爪があるように
花であるなら 必要とする土が要り様でしように
イヌサフランときたら
土 ....
写真の側溝に 子猫がいます。
なぜか、写真の向きは かえられませんでした。
****************
葡萄の実は はじめは みな 緑色
やがてそれぞれに似合った熟し方をす ....
むかしから廃れていた街だった
それでよかった 気にもとめなかった
隣にいるべき人が この景色には居たのは
あたりまえ
故郷とは そういう場所だった
潮風が吹いていると言われても な ....
考えないで
感じよう
継ぎ接ぎだらけの人生だ
考えてたら詰まるから
全開になって感じよう
そいつをうんとかき集めよう
生きてる意味や
未来への不安
どんな生き方になったって
問題は ....
波の音は
異国のことば
こどもたちが海に入ってゆく
カメラが海に潜り込む
水のなかは
ことばのない異国
それがえんえん繰り返されて
ぼくたちは眠るのだ
....
さよならは別れの言葉であって
ふたたび出会う日までの遠い約束ではない
いつも覚悟していた
ひりひりするくらいの練習もした
あとは静かにそれを見つめれば良い
あとは静かにため息でもついておけば ....
森は生きている
時をかけ
重なり
消えて
変遷して
森は生きている
ぼくはにんげんから
木になった
木はにんげんよりも
長生きだから
もう死なないと思った
でもぼくは死んだ
....
花
花がたくさん
咲くことよりも
大切なこと
その花をまもる
薬じゃないもので
愛で
時間で
からだで
その花をまもる
ぼくでなくても
いいのかも知れない
でもまもる
後悔 ....
さみしいなら
さみしいでいい
いらいらするなら
いらいらするでいい
かなしいなら
かなしいでいい
ぼくはそっと聞くよ
雨があがる
雨がふる
その降りおわり
降りはじめ
ぼくはな ....
芦沢 恵さんの携帯写真+詩おすすめリスト
(213)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
青春なり
-
ichirou
携帯写真+ ...
5*
14-1-19
【終】おしまいの彩り
-
るるりら
携帯写真+ ...
12*
13-12-21
忘年会
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
13-12-19
ラーメンの唄
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
13-12-2
高いところから何見てるのだろう
-
ichirou
携帯写真+ ...
4*
13-12-1
月と富士
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
13-11-23
オータムポエム
-
るるりら
携帯写真+ ...
10*
13-11-22
富士山さん
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
13-11-21
階段の月
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
13-11-19
銀杏あり
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
7
13-11-17
【非】古非のぷろぺらぺら
-
るるりら
携帯写真+ ...
9*
13-11-16
雲っこひとつない空
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
6
13-11-14
銀杏並木
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
5
13-11-13
飽和した世界
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
13-11-13
こんな色をして
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
7
13-11-10
こころ
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
6
13-11-10
新作猫バス
-
梅昆布茶
携帯写真+ ...
9*
13-11-4
てづくり太陽
-
るるりら
携帯写真+ ...
6*
13-10-26
群青_参加作品_テーマ主題【_無_】【そこには無が、有った】
-
るるりら
携帯写真+ ...
10*
13-10-22
にじのそら
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
6
13-10-17
れいかい
-
鵜飼千代 ...
携帯写真+ ...
11*
13-10-15
つめたい_てのひら
-
るるりら
携帯写真+ ...
9
13-10-1
マスカット
-
るるりら
携帯写真+ ...
7*
13-9-30
ジンジャー_&エール
-
るるりら
携帯写真+ ...
7*
13-9-29
継ぎ接ぎだらけの人生だ
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
7
13-9-3
フランシス・アリス展にて
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
11
13-8-25
あとは静かに
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
13-8-2
森は生きている
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
5
13-7-18
その花をまもる
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
13-7-18
雨
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
13-7-18
1
2
3
4
5
6
7
8