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秋をつくる

ほんとうの色に


もみじ

いろんな絵

木々に

空に

地面に

宇宙に

慣性の法則に

緑がぬけて

ほんとうの色に


色はその色を跳ね返した光

跳ね返す意味?

も ....
「仮面って、 外すこと出来る?」

そう言ったわたしに、

「出来るさ。
その代わり、別の仮面を 被ることになるけどね」

あの日、あなたはそう言ったね。




 ....
生きづらさ

なんでこんなこと考える

スマイル

幸せを考えるなんて

現状否定みたいなもんだから


ほんとうのぼくを

ゆっくりと解き放とう

ガンダーラガンダーラ

デイセーイトワズインイーン ....
缶蹴の缶残されて暮早し 屋根のうえで電話した

南の黒い風に吹かれてた

僕はあの頃小説を書いていた

吐き出す言葉はそこだけに注いでいた

僕はそういう道を歩いていた


みんな生きているか

ネットのニュースに人の影

 ....
月は誤解されている

それは都市伝説だ

ふしぎなひかりが粉のよう

テロリストたちが年老いる

テレビのなかのメンタリスト

誘導してゆく誘導されてゆく

小さなガッツポーズ ....
【たまきはる】


珠さんが きはりましたのや
珠のような肌のお方でしてな
おおけな光の珠のようでしたな
魂というものに あたたかみというのが
あるのでしたら きっと夕日のよう ....
これだけ飲んで
これだけ腹を割って

笑えているのだから
明日は明日の風が吹く

野生を奪われずに行きたいね
くすっ
と いたずらに笑う
秋が好き
秋の湿りをおびていた

中央特快東京発

車内はしょんべんの匂いがした

ほこりとガムとしょんべんの匂い

御茶ノ水で総武線に乗り換えた

そして飯田橋に入ってゆく


歩道 ....
そらが ぬけて
やまが 切り取られたかのように くっきり 
やまぎわの空はしろく 天頂は限りがない

あきいろの あかねは
だ円のつぶらな目で ぬけたそらをみている

なんて  ....
月がみえなかった

ぼくは淋しかった

だれか助けてくれ

夜空にはほんとは

星がたくさんいる

新幹線で夜をゆく

月がみえなかった


宇宙はなんのためにあるのか

にんげんのためでないような
 ....
上座のない、円卓で話したいね

ぶっきらぼうや
口さがないのに頂いてしまっても

下座もない、円卓で話したいね

ひとつ意見をしただけで
100の説教を喰らわされたのだとしても

おどおどしながら ....
どっどうどどうどどうどう

どっどうどどうどどうどう

金木犀を押しのけ散らして

樹液や葉っぱのにおいする

どっどうどどうどどうどう

どっどうどどうどどうどう


雲がいろんないろして重なる

 ....
【あたらしい一日】

ところで
どこともなく金木犀の香りがして
新しい季節の梢で すずむしが
昨日より すこしスローな音色の 今日を謳う

ところてんしきに
としごろてきに ....
ウィーンフィルの首席チェリストやバイオリニスト四人の弦楽四重奏を生で聴いた

生はCDとは違う

生はいきなり全開ではない

柔らかく探り探りしながら

調べは厚く熱く豊かになっていった

演奏家がテ ....
台風で中止になるどころか

ムシムシとした暑さのなかでプレーした

トーナメント後のラフやグリーンはタフでデリケートだった

グリーンが狙えるあたりには芝生を削った跡が無数にあった

プロたちのアイア ....
モンゴル人かあ

やっぱり残念な気になる

ナショナリズムなのかなあ

半旗を掲げた校庭で

運動会の練習をする子供たち

生きるとは遠いことだよなあ


珊瑚礁も従軍慰安婦も吉田調書も

ひとの不確 ....
わたしはピアノなのだろうか
誰かが
わたしの蓋が開けたら 喜ぶだろう日に
開け放たれたの

なのに あなたったら こころが ふらっとにのっちゃって
わたしをメゾピアノにもさせないで
わた ....
どうしようもなく人間だ

どうしようもなく今だ

どうしようもなく型通り

生きてるなんて型通り

気に入らなければ去ってゆく

それがほんとに悪いことかは


だれにもわからない

見知らぬ地平のよ ....
自由にのびのびと泳がせてくれる人と
長続きするのだなと今さら知る

海水魚を飼っていた時
気遣って水槽掃除をしてくれた夫が
水温センサーを水に戻さなかったので
海水魚たちはみんな煮えました ....
【わすれがたみ】
ある夏の日
百合の花柱を
みつけました
薄紅に透ける花弁には
まっすぐな いのちの
いとなみが ありました
それは
ふと おもいだしたくなる
この夏の わすれがたみ ....
向日葵の前で大きく背伸びする からだが疲れているのか

こころが疲れているのか

からだやこころ以外も疲れているのか

そのぜんぶかその一部が疲れているのか


いつから?

いつからそこにいるの?

おまえって死に神?

天使? ....
車の調子がわるかったからショップに寄った

みてもらっている間ひま過ぎて

そこにあった塗り絵の原紙とクレパスをみつけて

ぼくはひたすら塗り絵をした

店内には塗り絵作品がたくさん貼りだされていた
 ....
引っ越ししたい

引っ越しした

引っ越ししたい

引っ越しした


マリア様の空に


引っ越しした

引っ越ししたい

引っ越しした

引っ越ししたい
最後の最後の陽射したち

熱暑がほどけていた

夏から秋へのちぎれ雲

それが交響曲を奏でていた


なんでもない外国を旅する

豊かな悲しみ

なんでもない時間を旅する

暖かな悲しみ

空間時間の ....
貴人を載せた牛車が通り過ぎた

俺はひざまずいてその車輪を睨みつけていた

後続が完全に行き過ぎてみんなぞろぞろと立ち上がる

車輪の轍に行って俺は指先でそれをさらった

そして砂の匂いを嗅ぎ遠くに見 ....
蒸し暑い

この蒸し暑さを

来年耐えられるだろうか

ライザップにでも行こうか

でもあれ本当なんだろうか

弱っている

ひかり射す曇天を見つめていた

蒸し暑さから逃れるために

生まれてきたわ ....
遠くで雷がしている

光は見えない

雨も降らない

ただ暑いだけだ

おっさんの端くれとして

バスに乗っては降ろされ

名所を歩いてはまたバスを待つ


バスの車窓から街を見つめる

このひとたち ....
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