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もし
もしということが叶うなら
君の都合はどうかなと

もし
もしということが叶うなら
明日メシでもどうかなと

もし
もしということが叶うなら
それからどうしたらいいかな

 ....
涙は跳ねてイルカになる
そして旅に出るんだって
浴槽のなかで
そう思っていたこと
未だ信じている


真夜中に飛んでいる
飛行機の音を聞きながら
ふと思ったこと
きみのいない世界っ ....
風、騒ぐ
浪は立ち

 君は冷静
 世界は平静


世は暗く
我が魂も暗く

 君の涙が
 紅く光る・・・

この世を一閃薙ぎ払う
巨人の斧は

 僕達の中で夢と潰えて ....
今日、ふと気づいた事があります

空の色や雲の色 月の形に
文句をいう人はいないな、と

それは何故かと思考を巡らせてみれば
すぐに答えは見つかりました

長い間一緒にいすぎて
 ....
60年代末のベトナムのジャングルで
月を見上げながらたばこをふかす高校でたての若い兵士

シンプルでストレートでノリのいい曲の背景に
時代の絶望をぶらさげてラジオから流れていたCCR

 ....
文鎮が
ふうわり ふわりと宙に浮き
驚く書生の顔前を ナマコのように漂って

原稿用紙が舞い上がり
驚く書生の目の前で 舞子みたいに踊りだし

万年筆が身悶えし 書生の指を逃れ出て
ぽ ....
僕は一人で海を見ていた
そして 家に帰って エロ本を読もうと決めていた
水色の海の色を見たのはいつだっただろう
だけど 僕は いつも わからなかった
外国にあるものは 雑多だった だけど
 ....
 
あんたの言葉は勇み足

あたいの想いは勇み足

そんなふたりの愛は、やっぱり勇み足




 
焼却炉に捨てられた明日
すくいあげた夏の横顔に
毛繕いを済ました嘘が
気だるく黄昏る

あなたと壊疽した月曜に
遠い過去からの絵葉書が
陰気な紙ふぶきとなって
豊満な口もとを埋め尽くす ....
先に
想いが渡る

次に
鼓動が渡る

最後に
身体と車輪が
ついていく

川面は
曇り空の下で
もっそりと
黙りこくったまま
10両編成の
小癪なリズムに
渡られ ....
裸足で
知らぬまに 遠くまできていた
虹色の汽車にのって帰ろうと想う
歩んだそこには、
軌道がしっかりのこっている
帰りは 来るときほどの苦労がないね
そんな声がする
ただ、さびしいあき ....
安らいでいたいと思ったら
あの人のことは忘れてしまえばいい
なんてちょっぴり寂しい
食器棚からティーカップを取り出し
角砂糖をぽとんと落としてみれば
落ち着くところはやはり見えない心の底 ....
あした咲く朝顔は
雨の軒下でこうもり傘みたいに
とじています
あしたも雨なのかな
朝顔って、おかしな{ルビ花=ひと}だね
傘をもって
生まれてくるなんて

いちど咲いたら
もう、とじ ....
すきなものがふえると
人はやさしくなれる
だってうれしすぎるもの

こころがくたくたになったら
うれしかったこと小出しすればいいや
キツイナがちょっとゆるむ

たましいがぱちぱちな ....
腐ったってがらがらへびなんだよ
抜け殻だなんていわせない

赤外線探知装置のついた最新鋭の進化論さ
きみの白い指のぬくもりなんていらない

金子みすずのお月様なんて絵本の
せかいのデザー ....
金があれば と言うけれど
あったらあったで目先のものに使ってしまう

時間があれば と言うけれど
あったらあったで無駄な時間も増やしてしまう

もっと自由があれば とも言うが
自由の ....
幻影のような朝が来る
鬱蒼と立ち込める靄と 聳え立つ樹木

ありふれた瞬間をこんなに愛しく思うのは
きっと 恋に落ちたから…

行ってしまった君を二度と 笑わせることが出来ないのなら
 ....
からだじゅうをかきむしって
みどりいろのどろどろにからまった言葉やあるいは意味をもたない記号たちをしぼりだす
さながら泡立ったメロンソーダのようなそれに
どうせならあまいあまいバニラアイスをどう ....
すべての水の凶兆に立ち
濡れた緑を見つづけている
静かな悪魔が建てた街


どこまでが幻か
袋の底の底をまさぐる
鳥のような 砂のような


瞳が沈み 昇る真下 ....
湖面の淵に座り
文字で満たされた水面を掬う
誰かの言葉が耳を貫いた
様々な感情が混ざりあった波は
さらさらと湖面を滑る

水面を覗きこんだ
私の白い肌は
言葉に出来なかった思いが赤く滲 ....
私には選択の自由がある

お金が無かろうが
年を取っていようが
一度  夢に破れようが

友人に裏切られようが
恋人が出来なかろうが
みなに嫌われようが

私には選択の自 ....
軌跡描いて駆け抜ける青
鼓膜に響く歌声


揺さ振られて
膨張する熱は
見えない鎖を熔かしていく


震えて
怖がって
瞳閉じて

誰かが背中押すのを待っていた


恋 ....
知らないよ
そんなもん

夢をもて
なんて
むせきにんなオッサンやオバハンや
センコウや家族はいう

知らないよ
そんなもん

あんたらがいう夢とやらは
化石みたく
とおい、 ....
   

お前達は何一つやらなかった
この千年・・・いや、二千年というもの
お前達は何一つやらなかった

お前達はただ喚いていただけだ
自分達の好き好んだ言葉だけを
成功者を賞賛し、失 ....
少女が死んだ時
お前達は無視しただろう?
俺が自殺した時
お前達は嘲っただろう?
・・・そして家に帰ってテレビかパソコンの前で
急に憤ったり正義の心を発奮させたのだろう?
そして今日、小鳥 ....
愛してると伝えるにはあまりに近すぎる距離


袖を掴んだら驚いた顔をした


『兄妹のように仲が良い』とは私にとって賛辞ではなく


ずっと{ルビカツ兄=かつにい}の隣にいる ....
潔癖性、禁じられた遊び、肉体と精神の同化、中性的な性愛者、同化する君と僕、一つに溶け合う。
千切れた吐息、君が恋しい。
君は背徳の罪を背負い、僕の唇をピンク色に染める。
鮮やかに彩られた僕は君の ....
雨粒ひとつ、靴の穴から入った
靴下を少し濡らして、汗に混ざった
雨粒ひとつ、あっという間に体温で消えた

空からまっすぐ靴の穴に、飛び込んで
靴下の泥と汗と混ざって消えて

なあ、やるせ ....
犬の眼をじっと見つめていると
黒々としたその瞳から
哀しみだけが
滲んでくる

犬は
なぜ自分が犬であるかを
きっと知っている
遠い昔
野生を
人間の為に捨てた存在
自由よりも不 ....
長い長い悪夢から醒めると
そこは海だった

君とふたり
きっと同時に流れ着き 第二の生を得たのだろう

僕は憶えていた
あの日 君の腕を掴んだ後に
何があったのか… を…
 君と交わ ....
Neutralさんの自由詩おすすめリスト(304)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
もしもし- 汁彦自由詩212-7-27
涙はイルカになる- マーブル自由詩812-7-26
前に進もう- yamadahifumi自由詩312-7-16
恋文- 三奈自由詩20*12-7-15
不吉な月がのぼる- 梅昆布茶自由詩1912-7-14
お天道様の呼び声- まーつん自由詩16*12-7-12
海の模様- 番田 自由詩112-7-11
勇み足- 殿上 童自由詩20*12-7-10
希望の詩- ただのみ ...自由詩20*12-7-9
鉄橋- nonya自由詩25*12-7-9
雑想- 月乃助自由詩21*12-7-9
黒い角砂糖- 乱太郎自由詩21*12-7-9
朝の日記_2012夏- たま自由詩33*12-7-9
センコウハナビ- じじ自由詩22*12-7-9
The_Sidewinder- 梅昆布茶自由詩1612-7-8
欲するものと必要なもの- ただのみ ...自由詩22*12-6-25
擬似恋愛- 南 さや ...自由詩212-6-9
パラドックスアイスクリーム- 否々自由詩412-6-9
ひかり_かさなり- 木立 悟自由詩512-6-8
- ミツバチ自由詩8+*12-6-8
私には選択の自由がある- 田中真知自由詩212-6-8
twinkle- 涼深自由詩512-6-8
夢という劇薬- 草野大悟自由詩2*12-6-8
何一つ- yamadahifumi自由詩212-6-8
小鳥が道に堕ちた時- yamadahifumi自由詩112-6-8
地球を回そう- 永乃ゆち自由詩3*12-6-2
Vampire.- 雅寛自由詩112-6-1
雨降りお月さん、そらみてこんばんわ。- プル式自由詩5*12-5-31
MY_LIFE_AS_A_DOG- そらの珊 ...自由詩23*12-5-26
Whale_Dreaming- 南 さや ...自由詩412-5-26

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