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やわらかな声

その声を聞きながら

今日も無事か?

ぼくは死んでしまうことばかり考えていた

どうなってもよかった

悲しいわけではない

声にださずに

いとしいいと ....
この幼い文字には記憶がある
漢字を覚えられない少年はそれだけで言葉を文字にする事が許されず
間違いばかりを指さされては 心を深く胸に隠すしかなかった


開け放なたれた部屋の小窓

文字 ....
 口には出さなくとも
 目つきで解る
 軽蔑の刃

 四角い花壇の隅を汚す
 ゴミを捨てたのは誰
 落とし主は現れず

 誰も手を汚したくない
 でも傷つけずにはいられない
 だか ....
ログインして現代詩
日の出より先に現代詩
自転車のチェーンがはずれて現代詩
鳥が着地する瞬間は現代詩
雲がちぎれて現代詩
水たまりは現代詩
玄関開けたら2秒で現代詩
スープの隠し味に現代 ....
想像できるだろうか
市民生活の中に拳銃が溢れ
拳銃廃絶は絵空事と思われる世界を

想像できるだろうか
拳銃の所持規制に対して
拳銃を所持する権利を
真剣に主張する人がいる世界を

想 ....
ドキドキしながら体重計に乗る妖精さん  
ウソやないけど

ホンマでもない

アタイの 後ろ髪


 
次の冬のために
てぶくろを洗う
寒くなると
きまって血流障害を起こす
私のやわな指先を守るための
カバーたち

毛糸で編まれたもの
外国のお土産でもらった
ムートン製のグローブみたい ....
よく電車の止まる季節
ひとも立ち止まる季節

嫌いになるひとも電車も季節も
ぼく死にたくない
みんなに干渉されるから
ぼくが死んだら
もうぼくに関わるのやめて
スフィンクスのように座る 両手で胸に秘密を暖める

手っ手ないない

そのポーズは誰でもする 人と思っている飼い猫だろうが 
自由を選択した逞しい野良子だろうが

手っ手ないない

 ....
春の風は遠くから来ます
夏の風は遠くへ行きます
あこがれ、とは違う
何処か知らない所へと
私を誘います

秋の風は通り抜けます
冬の風は通り過ぎます
喪失を知らしめ
懐かしい者どもと ....
 一


 雨粒に君を閉じ込めて 
 空にぶら下げておく

 いつでも好きな時に
 見えない糸を
 風の鋏で切って

 僕の前で
 パチンと弾けて
 ほしいから


 二 ....
思わせぶりに哀しみを首から下げて同情を拾い集める卑しい心根
人の好意に素直に応えられずにそっぽを向いている臍曲がり
拗ねて見せれば彼女の気が引けると思っている浅はかさ
自分を顧みずに周りや環境の ....
おまえの中学時代の詩集音読してやろうか  
うっかりしたり
どうかしていたり
つい他のことで
頭いっぱいになってたり
なんか体調でイラッとしたりして
間違ったことを言ってしまうことなんて
自分いくらでもあるんだから
他人の
 ....
違う私になりたいなんて
思ったことは一度もない

違う私になってしまえば
たとえば
眼もくらむほどの美貌とか
今より
たぶん7センチ
すらりとのびた背筋とか

だけど
あなたに出 ....
為すべきことはこの世には存在しない 男の妖精もいるのか 名まえのもとに咲く花があるだろうか ことばからはじまる思想があるだろうか
槐、槐 蜂は最初からしっていた こぼれる密の甘さを
槐、アカシア 隣り合っても争わず
咲く白と黄色の狭間に立ってみれば  ....
傘をささない中学生は
二人組で真っ黒だったり
ひとりでぽっちゃりだったり

背の低い複数だったりするけど

青いジャージから
迷いと期待のにおいをさせていた

その細い真芯までは
 ....
 涙は手頃な宝石です
 貴方のほっぺを飾ります
 私の心を溶かします
 嘘でもいいかと許せます

 嗚咽が喉を焼きだしたら
 抑え込むのは無理でしょう
 風に押される野火のように
 貴 ....
 苦しかったら
 ここにおいでと
 空が囁いてくれた

 でも私には
 翼がなかった

 辛くなったら
 ここにおいでと
 海が囁いてくれた

 でも私には
 鰓がなかった
 ....
青春や希望という美名は

僕のMP3プレイヤーの中にしかなかった

現実はみんな真っ暗で

みんなが楽しそうに話している間にも

僕の耳にはローリング・ストーンズや

忌野清志郎や ....
僕を好きになってください


趣味は
月に落書きすることです
フクロウの背に飛び乗って
音もなく夜の森を滑空することです

金曜の夜に
大きな音でロックしたりします
 ....
 直線って
 一種類しかないのね

 だから
 想像力のない奴らには
 ちょうどいい物差しなのね


 曲線って
 もうイヤってくらい
 いろいろとあるのね

 そのどれ一つと ....
愛の鞭は必要か
そもそも愛する者を
鞭打つような愛があるのだろうか?

それを愛と呼べるか?

暴力は
最も原始的な言語だ
だからそれを用いる者達は
獣のようだと ののしられる

 ....
 
オラオラオラァ!

モダンで薄っぺらな靴なんて目じゃねぇ

ちびて薄汚れちゃぁいるが、これが歩み続けたおいらの勲章でぇ




 
「新しい生きものになったように」
                    木の若芽

土に生えたい
かたばみ、ひるがおのように
土の養分を吸いたい
みみずのように
光を浴びたい すずめ、 ....
きこえないとき
はい と言います
え と
ききかえしたりはしません

はい と言って
くすりと笑われたらそれは
案外どうでもいい話しです

困ったようにもう一度
言ってくれるときは ....
どうしてあなたは
笑っている
下品な冗談で
よく冷えた部屋の天井が
ぐるぐるまわる
幻みたい

その腕の線は
わたしの所有する
どんな輪郭ともちがって
お腹の奥をぐっと押すように
 ....
Neutralさんの自由詩おすすめリスト(304)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
今日も無事か?- 吉岡ペペ ...自由詩113-5-25
ノート- ぎへいじ自由詩18*13-5-25
屑の輝き- まーつん自由詩14*13-5-24
現代詩の現代詩による現代詩のための現代詩- 左屋百色自由詩13*13-5-22
それでも理想はある- kauz ...自由詩11*13-5-21
ドキドキしながら体重計に乗る妖精さん- 北大路京 ...自由詩313-5-21
後ろ髪- 殿上 童自由詩17*13-5-19
カバー- そらの珊 ...自由詩20*13-5-18
五月- 使井 土 ...自由詩413-5-18
手っ手ないない- 朝焼彩茜 ...自由詩913-5-17
便り- salco自由詩29*13-5-16
雨粒カプセル- まーつん自由詩7*13-5-16
嫌な奴- 梅昆布茶自由詩9*13-5-16
おまえの中学時代の詩集音読してやろうか- 北大路京 ...自由詩1013-5-15
自分お料理は苦手なんだけど今夜はカレーライス- Lucy自由詩26*13-5-14
東京恥ずかしい宣言- umineko自由詩18*13-5-14
命を賭けてまで- HAL自由詩3*13-5-13
男の妖精もいるのか- 北大路京 ...自由詩1513-5-11
えんじゅとアカシア- はるな自由詩1813-5-11
傘をささない中学生たち- 朧月自由詩213-5-10
悲しみは好きですか- まーつん自由詩17*13-5-10
たったひとり- まーつん自由詩19*13-5-7
MP3プレイヤー- yamadahifumi自由詩213-5-4
リクエスト- まーつん自由詩4*13-5-3
直線に飽きた(クネクネ)- まーつん自由詩4*13-5-3
愛の鞭は必要か- まーつん自由詩8*13-1-27
オラオラオラァ!- 殿上 童自由詩24*12-11-24
新しい生きものになったように- 木の若芽自由詩412-7-27
耳よりな話- 朧月自由詩412-7-27
心酔と意匠- アオゾラ ...自由詩112-7-27

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