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きみが傷つき力が入らなくなる

無理をしているきみも

息抜きしているきみも

ぼくが抱きしめ支えているから

地球のおもてでこんなに淋しい

うまくいかないときも

うまくは ....
在りし日の粗雑さ

ほこりのまじった水の匂い

ひとつふたつの梅の香です

あなたの帰り道愛おしくて

思いが詰まってる


もうすぐ春ですねえ

梅がひと枝ほころんでいます ....
貧しい言葉たちを見かけると

原発を思うときのような

途方もない気持ちになってしまう

この違和感は正しい

だからといって

正しいことは絶対ではない

それは世間的な話と ....
ぼくはポールマッカートニーだ

レットイットビーを聴くたび

いつも勝手にそう思ってしまう


解散したくなかった

みんな

遠い心になっていた

奔走したんだ

ねえ、母さん

ぼくは分かりません ....
こんなニュースがあるよ

小さい銀河を食べる銀河

http://dailynews.yahoo.co.jp/m/science/astronomy/?1329135697


人間だっ ....
冬の朝

まだ暗い

しずかな夜

上澄み液みたいな夜

冷たさが柔らかい

鼻先が

頭が肺が

きよめられてゆく


激しい闘争とは縁遠い

曲解への苛立ちとも縁遠い

あくびをすると目が冴える
 ....
虎穴に入らずんば虎児を得ず

君子危うきに近寄らず

どちらが本当なのかが問題なのではない

君子は虎穴には入らないのだ

虎児を得ようとはしないのだ

これは君子の消極性によるも ....
迷い道はトンネルの出口近くに似ている

出口から射してくる光を見ているだけなのに

トンネルから出たような気になってしまうところなんかがだ

ぼくらは保守的に出来ている

トンネルの外へはなるべく出た ....
現代音楽のようでいて

懐かしい旋律も現れたりする

シマノフスキーにはそんなピアノ曲が多い

冬の夜に近い朝

外灯は暗い空に圧されるように

地に貼りついていた

柔らかな天地の香り

宇宙から与 ....
今夜を歩くひとはみな

まあるい月を見ているのだろうか

月のまわりには黄がにじんでいる

そこを小さな点滅が過ぎてゆく

何十年もまえに始まったことを

証明するかのようなまあるい月

ぼくらにはも ....
ピアニッシモを聴きたくて

それに音量を合わせると

メゾフォルテで爆発してしまう

音の大小だけではなかった

分厚さにしてもそうだった

指先で触れるか触れないか

それくらいだった音たちが

両 ....
窓からはしずかなる灰色

雨の日の午前の喫茶店

そのぬくもりやひかり

その湿りが好きなのは

自分を大切にできるから


コーヒー一杯の香に

視界や胸を任せていられるから

悲しみやその痛みに
 ....
恋しからずや朝の雨


まだ暗きそぼ濡れに


恋しからずや朝の露
ふたりで見た海を通る

消したい記憶を消せるほど

ぼくは澄んではいない


吹き消されない光の源

その物真似をしている


ふたりで見た海を通る

消したい記憶を消せる ....
吹き消されないともしび

たしかにある

それしか分からない

一箇所だけ鏡のような俺は石ころ


ひとりでもないし

たにんごとでもない

やり方はほかにあるってことさ
 ....
苦しんだり悔やんだり

いまさら心をたてかえたって

どうにもならないような気がした

肩とおなかににちからをいれる

惨めですっからかんになってしまう


遅くはないさ

 ....
つまらない試合だったと反省する俺を

そのまま励ますようなことはしないでくれ

悲しみに素直でいられなくなるから

考えに酔うように俺に喋りつづけないでくれ

頭でっかちには素直でいら ....
テレビであじさいの描き方をやってた

ぼくもそれをやってみることにした

灰色のクレヨンで花びらをテキトーに描いた

それからスポンジに染ませた紫で花びらをたたいた

可憐な色合いの絵が目の前に出来上 ....
サンジャポを久しぶりに見つめていた

日曜の午前の空には雨雲がひかっていた

田中みな実と藤森慎吾はお似合いだと思った

なんでかなと考えてみた

ふたりともほんとはこんなキャラじゃな ....
検査が終わったら美容院に行こう

きょうの予定にふたつめのイベントを入れる


夜はいっしょに食事をする

今朝の地震は最近のいつものとは違った

浜通りが揺れずに山梨が揺れた

 ....
花火のようなものを幻視した

こぼれる火花は涙のようだった

熱いはずなのにぼくには涼しかった

そうだ、成熟した孤独を生きてゆくのだ


なにもかもを破壊してしまったよ

ぼく ....
なんでも円高のせい

馬鹿みてえだ

世界中の製造業に必要な

コアパーツをつくってんだろ、この国は

それなら世界中の製造業だって

円高で困ってるはずじゃねえか

要は世界 ....
あなたにされていることを浮かべていた

生きたままナイフで切り裂かれるようだ

ぼくもおんなじことをしていたのだろう

あなたは戦線を離脱してしまったけれど

ぼくはなんとか踏み留まって堪えている

 ....
いつ墜落するか分からないエレベーター

そのなかにいるのは不安ではない

あふれる愛の受け容れさきがあれば

なーんにも怖がるものなどないのだった


楽しくさえもあった

無防 ....
雪まみれになったあなたの道

清く浄くつづいて

それはやがてふたりの道にもなるだろう


会えないより

会わないほうが

大好きより

大好きでいられる


紅茶の ....
砂浜にはガムが落ちていた

それを鵜飼順平は拾いポケットに入れた

砂にまみれて湿ったガムが太ももをころころとくすぐった

鵜飼順平は波を見つめた

今日の波はいい波ではなかった

 ....
抱けない女を愛する男なんて

不健康なオスか健康な肉親ぐらいなものだ

アニメやアイドルに忘我する不健康な男たちなら

抱けない女であっても愛することにど真剣でいられるであろう


 ....
森のなかにその広場はあった

その広場にだけ光が降り注いでいた


広場には

どうしても二つ食べたくなるホットドック屋があった

ホットドック屋のそばでは

サッカーに興じる者

ベンチから立ち上が ....
世界中みんなに好かれるなんて無理だ

キリストだって人類の半分は敵だ

ひとはいろんな側面をもっている

それは環境によって引き出される

それは内面に隠された表面なのだ

世界中 ....
この地球にぼくがいるのは

惰性ではなくて

あなたがいるから

それはロマンティックな

ぺダンティックではなくて

ぼくという存在が理解していることなのだ


あなたがひとりのふりをするなら

ぼ ....
泡沫恋歌さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(189)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
地球のおもてで- 吉岡ペペ ...自由詩712-2-17
思いが詰まってる- 吉岡ペペ ...自由詩612-2-16
貧しい言葉たち- 吉岡ペペ ...自由詩412-2-15
ぼくはポールマッカートニー- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-2-14
銀河を食べる銀河- 吉岡ペペ ...自由詩212-2-13
朝の街角- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-2-13
君子危うきに近寄らず- 吉岡ペペ ...自由詩512-2-12
迷い道- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-2-11
シマノフスキーの調べ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...612-2-10
存在の永遠- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-2-8
ストコフスキーになりたい- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...112-2-6
雨の日の喫茶店- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-2-6
朝の雨- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...112-2-6
ふたりで見た海- 吉岡ペペ ...自由詩2012-2-4
俺は石ころ- 吉岡ペペ ...自由詩412-2-4
遅くはないさ- 吉岡ペペ ...自由詩412-2-4
のらり歩こうよ- 吉岡ペペ ...自由詩912-1-30
あじさいの描き方- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...712-1-29
日曜日- 吉岡ペペ ...自由詩312-1-29
土曜日- 吉岡ペペ ...自由詩512-1-28
成熟した孤独- 吉岡ペペ ...自由詩512-1-26
馬鹿言ってんじゃねえよ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-1-26
朝の陽射し- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-1-25
幸せ- 吉岡ペペ ...自由詩312-1-24
- 吉岡ペペ ...自由詩612-1-24
こころの光(1)- 吉岡ペペ ...自由詩312-1-22
衝動- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-1-21
その広場- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...612-1-19
世界中みんなに- 吉岡ペペ ...自由詩512-1-18
ひとりのふり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...512-1-15

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